あらあら、またこの期間ですわねぇ…私がこのセラフを統括してはや◼︎年…こう、何回も何回もシュミレーションを繰り返されましてもねぇ…しょうしんのこしょうのまるのみ白河夜船。さて、今回も私、高みの見物とさせていただきましょうか… #tea_pr
2014-06-19 23:12:58焼き切れる、消される、浄化される──どんな言葉を使うでも良い。”わたし”でなくなった”私”は、世界に異分子として排除される。それは役割(ルーチン)を放棄した私の責任であったし、何より、ウイルスであった私への正当な罰であったであろう。#tea_pr
2014-06-19 23:38:17私は、に続く言葉が見当たらなかった。何故なら私には代わりがいるから。私という異分子は、”わたし”という正しいモノに取って代わったのだ。やがては意識も異状であると消される事だろう。#tea_pr
2014-06-19 23:41:21そのような事があれば、私に与えられた満月の名も、観測者の名も、そしてこの”私”という存在すらも、まるでなかった事になる。───後悔はない、と思っていた。 だって、ただのロスタイムだったのだ。だって、ただのオマケ期間だったのだ。だって、ただの夢現だったのだ。#tea_pr
2014-06-19 23:42:51なのだけど、だけれども、私にはこうして消された後にも、どうしても意識を残さねばならなかった理由があるらしい。手を伸ばす。虚無である為に、0と1のみで構成すらされていない──0のみの理想。私が遺った理由が知りたい。何故私は消えず、思考をこの世に留めているのだろうか──#tea_pr
2014-06-19 23:46:08コツ、と鏡面に触れる。先はあるのに阻まれる。私を写し出す鏡。その鏡に写った私を見て、初めて気が付いた。私の頭頂に座するのは群青色のリボン。一本に纏め上げられ、馬の尾を模した形をした髪。私は彼女を忘れられなかったのだ。そして、彼女に最期、私は何と言ったのだったか──?#tea_pr
2014-06-19 23:48:37気付いて初めて、私は未練に形を与えた。その願望が分かって初めて、私は願いを口に出した。 「さようなら、と。ごめんなさい、と。ありがとう、と」 私を保菌する三つの楔。最早懐かしむように、慈しむようにすら錯覚する。#tea_pr
2014-06-19 23:53:58焼き切れる感覚は焼き付く感覚へと上方修正(へんかん)された。鏡面を0のみの力で押し込む。手は鏡面に阻まれて、正史の世界に届かない。だってこの体は存在出来ない。この体はログとして遺された、謂わば幽霊のようなもの。否──だがこの体に1が存在しないというワケではない。#tea_pr
2014-06-19 23:55:02「認めるの。認めなさい。認めるのよ」 諦めてたまるものか。私が願う最後の祈りを無下にして、彼女に謝らないで、感謝しないで、離別もしないで。そんな状態で安らかに眠れる程、私は物分かりが良い女じゃあ、ない。#tea_pr
2014-06-19 23:57:57押し込む。声を外へ───鏡の外に押し込む。外に手が出ると、少し生温かい空気を感じる事が出来た。冷たい鏡の中でなく、外に放り出されるような、不親切なセカイ。 血液が熱い、と仮想の肉体が滾った。手の甲には令呪と同じ形をした三画。ただ異なったのは、その薄い色相だ。#tea_pr
2014-06-20 00:00:20───肌に馴染んで狐色をしていた手の甲を愛おしく思い、手を支えにして体を引き摺り出す。 私は彼女に、まだありがとうと、言っていないのだから。#tea_pr
2014-06-20 00:02:10しっかし、アレですねぇ…大体召喚されたサーヴァントを見てるとなんとまぁ…テンプレというかなんというか。相変わらずセラフは何を考えているのか意味不明ですねぇ…確かに今回128のマスターを選抜するといったってまさかここまで誤差が激しいとなんだか私も興醒めですね… #tea_pr_n
2014-06-20 00:04:27しかも今回のタイガーミッションはお休みで新たに学級伝説らしからぬ都市伝説みたいなものまでシステムに見繕って…(タッチパネル上のモノを操作し、内容を見て)まったテンプレでチャチな子供騙しですね!私の現役時代はこうもっとスリリングな命がけの怪談がですね…む? #tea_pr_n
2014-06-20 00:09:23(ふらり体を揺らす。不完全な顕現はまるでトワイスのようだった)ん、そうね、それこそ幽霊みたいなものだもの(手をぐっぱさせ)消え、はしないけれど。どうしても実体が薄いのは我慢するしかないわね(歩み、位置情報を確認すべく階段へ)#tea_pr
2014-06-20 00:13:25ふむふむ…ちょっと気になりますね。つーかセラフはスパコン大丈夫です?ちょっと湧いてんじゃねぇのってくらいのミスをまぁ…だってこれ、その少女の怪異を入れると8不思議になっちゃいますもんねぇ…それにこのお話、なんだかちょっぴり気になりますしね…よっし(途端にのびし) #tea_pr
2014-06-20 00:17:38こんな所だったかしら。私の記憶違い?…冥界に沈んでる間に地形が変化したか、それとも私が違う所に来たのか……(顎に手を小さく当てる)む。だけれど、この造型は月見原なのよね。(見回して、階段を登る)そう、ここに確か─── #tea_pr #茶畑2F
2014-06-20 00:25:49(ドロンと煙に包まれ、一度モヤが晴れたらそこには)ちゃんと昔のご主人様のお古があって助かりました〜♪久々に校内を散策するといたしましょうか!(そして虚数空間にある岩戸から裂け目を破り、校内にテレポートする) #tea_pr
2014-06-20 00:27:19(二階の造型が最早懐かしい。この形はまさしく、マイルームに続く二階校舎だった。だけれど、私の存在圧ではマイルームの入室が危ういだろう)…そうね、隣の部屋にでも入ろうかしら。教室のデザインなんてそれこそどこでも同じでしょうし。 #tea_pr #茶畑2F
2014-06-20 00:32:01とっと…(伸びをして)いやぁ〜…こう、いつやってもハッキングはお肌にピリピリくるから嫌ですねぇ…(静電気を払うように身震いし)しかし、懐かしいですねぇ…確かここで私はご主人様といつもアリーナを散策し、愛を育んでいましたっけ…(味気ない白い壁を懐かしむように撫でて) #tea_pr
2014-06-20 00:33:08(去っていくNPCに手を振り)ふむふむ、なるほどなるほど…ありがとうございますね、NPCちゃん!幽霊は二階によく現れる、と…なんだかえらく簡単に所在がわかっちまいましたねぇ〜!もっとこう、苦戦するかとも思いましたけど… #tea_pr
2014-06-20 00:45:42さてさて…るんるん昇ってやってまいりました二階!ここはまぁ、いろいろな思い入れがある場所の近くですねぇ…さて、ここあたりで張っていれば出てくるはず…(さっと呪符を使って身を隠し) #tea_pr
2014-06-20 00:53:25(開く扉は隣室。2ーCと書かれた扉に手を触れて)オープン。なーんて、そんな事は出来ないのだけど。(がら、と音を立てて侵入を果たす)褒められた事じゃないわね。今までサーヴァントに頼りっぱなしだったから身につかなかった基本スキル、かぁ…… #tea_pr #茶畑2F #2-C教室
2014-06-20 00:53:44