Noism 劇的舞踊「カルメン」KAAT公演感想まとめ
Noism1×Noism2合同公演・劇的舞踊『カルメン』は原作に立ち返った独自台本による舞踊劇。語り口の豊かさ、標題役・井関佐和子以下出演者の血の通った演技に惹かれた。物語のある現代バレエとして〈エック以後〉を引き受ける気概に満ちている。10年間の集積が息づく仕上がりで感慨深い。
2014-06-21 02:09:122→振り付けは恐らく意図的に下に強くしており、わざと踏み鳴らすように歩いたり、また女が獣のように四つん這いになったり、しかしタロットの、つまり「運命」は滑るように歩く。狂言回しのメリメも終盤で全てを締めくくる。このスケールでこれだけの作品は、いまなかなかない。
2014-06-21 01:49:34[noism カルメン]劇的舞踊。確かに、と納得させられた。特に前半はユーモアもたっぷり、後半の物語の凝縮率がハンパない。井関の顔つきから変わる演技、濃密でセクシーさの演出、シーンごとの美術も様々なアイデアが生きている。またミカエラの真下恵のソロには心惹かれた。(続
2014-06-21 01:49:21Noismカルメン。金森穣さんがオペラや原作に沿って、そこから再構築して…というようなことを言ってらしたので、カルメンはよく知ってる物語だし、と手を出してなかった原作を直前に読んで臨んだ。そうすると、多分読んでなかったらスルーしていたであろう振付やシーンがあちこちにあって。
2014-06-21 01:31:181週間前に新国立でビントレーの『パゴダの王子』に心酔した。全く違う内容乍ら、Noismの『カルメン』にも共通したものを感じた。大きな構造的な枠組み、それに喜劇でもあり悲劇でもある多様性、そしてダンサーの身体の素晴らしいことと、作り手の彼らへの限りない思いだ。
2014-06-21 00:49:13Noism『カルメン』KAAT初日拝見。日本でも一幕物の物語バレエ(舞踊)を現代的な新制作で創作可能な世界水準の振付家、例えばエックやキリアン、ノイマイヤーなどと並ぶような振付家が誕生したと実感した作品。これは揺るぎない身体があり初めて可能になったこと。10年の成果としても。
2014-06-21 00:46:36Noismカルメン。毎回観ているわけじゃないけど、いつもNoismと違う印象の作品。こういうのもアリなんだね〜。ビゼーの曲ありきで、ストーリー性が強い。初Noismや初ダンスの人も楽しめる上質な内容。井関さんのカルメンが奔放でワイルドでキュート♪
2014-06-21 00:34:19Noism『カルメン』KATT初日、「運命の女」という意味を見事に読みかえた。井関カルメンの存在が従来の男性視点を吹っ飛ばし、自らの運命に抗うひとりの女を作り上げた。素晴らしかった。
2014-06-21 00:26:03Noismカルメンは彼らの新しい試みとして誰もが知ってる題材を再構築したものだったけど、Noismダンサーならではのダイナミックさを楽しみつついろいろ思うところもあり。日本のカンパニーならではの歌舞伎的エッセンスを取り入れたりしながら穣さんがつくる意味を考えながら観ていた
2014-06-21 00:13:57Noism「カルメン」圧倒された。休憩前は色々気になった所もあったし、何故ゆえカルメン?とも思ったけれど、後半ぐぐっと引き込まれた。黒衣になってからの井関さん、これを演じさせたかったんだな、と勝手に推測。ラスト数分も私の勝手な推測があるんだけれどきっと正解は不明なままなんだろうな
2014-06-21 00:04:34人生初生Noismだん(=゚ω゚)ノ ついついオペラのカルメンの展開ていう既成概念に縛られ、え?え?え?となっちゃいました(^_^;) イカンイカン…
2014-06-20 23:57:33Noismのカルメン。自分としては、役者さんという「踊っていない」身体が度々流れをぶちぎるのが、不快だった。立っているだけのエキストラなら、古典バレエでもわりとあるけど、あれは柱と同じようなものだから
2014-06-20 23:57:06noism「カルメン」観て来た。真下さんのミカエラがさらに可愛く健気になっていて涙。今期限りで辞めるのは本当に勿体ない…。 (@ KAAT 神奈川芸術劇場 大ホール) swarmapp.com/gssy1127/check…
2014-06-20 23:57:02Noismの「カルメン」観てきた! ひとつの作品でいろんな解釈があって、いろんな表現があって、おもしろい。なにより井関さんが素晴らしすぎました💃 pic.twitter.com/EUedE6O24V
2014-06-20 23:48:15Noismカルメン、KAAT公演初日!おめでとうございましたー!一緒に行った友達も超エンジョイしてくれて…。・゜・(ノД`)・゜・。新潟と違うところで笑いが起きたのが印象的でした。
2014-06-20 23:37:22SPAC風の奥野晃士の語りは程よい重さ。前半はやや語りが多めだが後半は踊りで押していく。井関佐和子は野生的なカルメンになり切りだし、冴えた踊り。踊り手はみんなレベル高い。後半の二人、四人の踊りが印象的だったな。ただここまで話がわかるともっと繊細な表現のバリエーションが欲しくなる。
2014-06-20 23:08:09noism、群舞の迫力が素晴らしかったなあ。個人的には語り部分はもう少しコンパクトでいいかとも思うけど、全体の構成は好きです。そしてKAATはいい劇場ですね。
2014-06-20 23:04:07Noism『カルメン』@KAAT 舞踊で物語を語るのは難しいなといつも思うが、今回はそれを補う仕掛けが幾つもあり、かなり知ってる話でもあり、音楽も聞けば場面が思い浮かぶということで、余裕を持って舞台をみることができた。→
2014-06-20 22:54:58Noismカルメン、最初はどうなん?とやや懐疑的に見始めたんだけど、途中からぐんぐん引き込まれた。「劇的舞踊」、そう確かに劇的舞踊だった。二重の意味で。
2014-06-20 22:27:27Noismのカルメン観ました。スペイン的な影絵の演出、「カルメン」としてそこにいたダンサー。キツい振り付けを感じさせないダンサー達の身体能力、ビゼーの音楽が印象的でした
2014-06-20 22:24:36noism「カルメン」面白かった。カルメンという女性の描写が、野獣のような女なんですな。見る者の想像力の膨らませ方が、使われている音楽によっても膨らみまますなあ?カルメンは、カトリーナカイフでなくカリーナカプール。っていってわかるわけない?
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