【4】Wiz～ニセ魔法使いの事件簿～

このマンガがにごい？ @Nirgoyee_comic

【4】 作品名：Wiz～ニセ魔法使いの事件簿～ 作者：雨墨篤 掲載：pixiv、ニコニコ静画、comico、マンガボックスインディーズ　等 リンク：urx.nu/8Qa8

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いつもと違う時間帯に更新となります。今回は前々回の予告に則り、マンガボックスインディーズ（以外でも読めます！）からの紹介。こちらもWeb漫画ですが、先日第一回が終了したマンガボックスインディーズ内の人気ランキング（通称「リーグ戦」）で見事一位を飾った話題作です。

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人類の一部に超能力が発現した近未来、超能力が使える魔法使い（ウィザード）になることを夢見る主人公・万記野功太は、16歳の誕生日に自室で殺人事件に巻き込まれてしまう。犯人に疑われる功太だったが、並外れた推理力を発揮し真犯人を見つけ出す。

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一件落着に見えたその場だったが、捜査のために功太の部屋を訪れていた魔法使いであり、超能力犯罪を取り締まる保安員の賽城由歌にその推理力を認められたことに舞い上がった功太は、自身の推理力を超能力によるものだと主張する。

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由歌は特異なその能力に半信半疑ながらも、魔法使いたちの自治する空中都市・魔法王都（ウィザーダム）へと功太を連行。その後紆余曲折を経て功太は超能力者と表向きには認められ、新たな超能力「名探偵」（ハイロジック）の使い手として、由歌と共に超能力犯罪に立ち向かうことになるのだった……。

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ストーリーはこんな感じで、超能力を題材にした推理モノです。推理モノ、というと少し人を選んでしまいそうですが、その実トリックやなんやはそこまで難解ではありません。真面目に推理するというよりは、事件が解き明かされるときの痛快さ、爽快さを楽しむマンガかなと思います。

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そういうところが万人ウケした理由の一つでもあるのでしょう。また、推理モノ＝状況など説明をするシーンが多くなりますが、そのシーンの処理が上手なので読みやすいんですよね。個性的ながら簡素な絵柄もまた読みやすさの要因がひとつ。

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また、犯罪を起こす側にも解決する側にも、色々な超能力者が登場します。マンガボックスインディーズのリーグ戦総評ではキャラ性の薄さが指摘されていましたが、数多くキャラクターが登場するなかキャラ立ちはなかなかしっかりしていて、僕は読んでいてそこまでキャラ性が薄いとは感じませんでした。

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現在各サイトにて最速第24話まで公開中。1話ごとのボリュームも多く読み応えバツグンですが、前述のように読みやすさは保証しますのできっとすらすら読めちゃうと思います。余談ですが、個人的に第3話の最後から登場する紬木心がかわいくて好きです。余談ですが。