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以下、連投。昨夜からの続きナンバーです。RT @IWJ_ch1: 21.6月14日に行われた「岩上安身による小川克郎・名古屋大学名誉教授インタビュー 後半」の模様を、20時からの録画配信にあわせて報告ツイートします。
2014-07-03 23:44:31連投22 RT @IWJ_ch1: 22.小川氏「地球の気温を支配する最大の要因は、やはり太陽です。地球の気温を決めるのがCO2と太陽活動であると定義し、それを合成温度と呼びます。 計算式にかけると、CO2の寄与率、太陽の寄与率がともに0.5になります」
2014-07-03 23:44:56連投23 RT @IWJ_ch1: 23.小川氏「太陽の活動が地球の気温を決めるのには、ディレイ(遅延)があります。6月の下旬に太陽が地球に一番近づきますね。しかし、一番暑いのは7月から8月です。1ヶ月から2ヶ月のディレイがあります」
2014-07-03 23:45:18連投24 RT 24.小川氏「太陽の内部と地球の気温の関係は、まだ学問的に分かっていません。まして、先ほど言ったように非線形現象がありますから、解明するのは難しい。でも、その解明を待っていたら、いつになるか分からないですから (笑)。とりあえずある仮定を設けようと」
2014-07-03 23:46:07連投25 RT @IWJ_ch1: 25.小川氏「IPCCはCO2だけで未来予測をしています。しかし、それには無理があるんじゃないかと。自然現象はもっと複雑じゃないかということです」
2014-07-03 23:46:27連投26 RT @IWJ_ch1: 26.岩上「太陽とCO2の寄与率がそれぞれ0.5というのは、半々だということですよね。このモデルだと、いま起きている現象を、だいたいうまく説明できると」
2014-07-03 23:46:50連投27 RT @IWJ_ch1: 27.小川氏「Global Warming(地球温暖化)派は、地球温暖化はCo2だけが関係あると思っています。他方、Anti-Global Warming派は、地球温暖化とCo2は関係ないと思っている。
2014-07-03 23:47:24連投28 RT @IWJ_ch1: 28.小川氏「0か100になってしまっています。サイエンスとして、それではあまりに不毛です」
2014-07-03 23:47:43連投29 RT 29.小川氏「原理的には、地球の過去の歴史を見る限り、Co2が地球の気温を変えたというのはあまりないと思います。地球の気温の上昇は、太陽とCO2、両者の兼ね合いである、ということです。0か100じゃないんですね。0か100かは科学ではない」
2014-07-03 23:48:32連投30 RT @IWJ_ch1: 30.小川氏「地球の温度が下がっているというのは、別に我々の新たな発見ではありません。米国の学会誌でも、同様のことを言っている方はいます。ただ、それが徹底していないんですね。ヒートアイランド現象を、きちんと除去して いない」
2014-07-03 23:48:58連投31 RT @IWJ_ch1: 31.小川氏「米国などで地球が寒冷化していると言っている人の声が、日本には入ってきていません。これだけ非常に情報が流通している時代に、不思議なんですけれどね。マスコミがどこかで防いでいるんじゃないかと、私は思うんですが」
2014-07-03 23:49:25連投32 RT 32.岩上「日本学術会議で地球温暖化に関するシンポジウムがあり、我々も取 材したのですが、日経の記者が『これまでと違うことを言われても困る』と言っていて、非常に驚きました。地球温暖化ということになったら、その方向に言論を固定してしまうんですね」
2014-07-03 23:49:54連投33 RT @IWJ_ch1: 33.小川氏「それは、各国の政府も同じではないでしょうか。科学者の一部も同じかもしれない。地震予知と同じで、この分野は予算がつきます。そうすると、軌道修正するのは難しい。原発にしても同じことです」
2014-07-03 23:50:19連投34 RT @IWJ_ch1 34.小川氏「3.11の時、それまで書いていた原稿を大幅に書き直しました。エネルギーと環境の面と両方から考えなければいけないと思いました。私は昔、発電所の審査員を6年くらいやり、内部事情がよく分かっていますが、原発をやめることは容易ではない」
2014-07-03 23:51:00連投35 RT @IWJ_ch1: 35.岩上「日本が原発をやめることができないのは、やはり核武装への意思があるからではないか。米国はそのことを認めないというメッセージを明確に出しているように思う」
2014-07-03 23:51:31連投36 RT @IWJ_ch1: 36.小川氏「政府は、石油がなくなった場合のことを考えていると思います。近い将来、石油の価格が暴騰することを計算に入れていると思います。核武装については、私はなんとも言えません。よく分かりません」
2014-07-03 23:52:04連投27 RT @IWJ_ch1: 37.岩上「将来の日本のエネルギー政策はどうなるのでしょうか。先日インタビューした現役の経産官僚の藤和彦さんという方は、サハリンを経由してロシアからパイプラインを引く、という主張をされていました」
2014-07-03 23:53:03連投38 RT @IWJ_ch1: 38.小川氏「石油は採算性のあう、大変な資源でした。その石油の埋蔵量が減っているわけです。ピークは2011年でした。もう、基本的には省エネしかないんですね。原子力は主役にはなれない」
2014-07-03 23:53:31連投39 RT @IWJ_ch1: 39.岩上「ウランのほうが、石油よりも枯渇する可能性があると言われていますよね」。小川氏「日本は核燃料サイクルをやりたがっていますが、これは技術的に非常に難しいのではないでしょうか」
2014-07-03 23:54:08連投40 RT @IWJ_ch1: 40.小川氏「前の自民党政権時、代議士が本当に何も知らないということで、NPOを立ちあげて勉強会を開きました。私は環境とエネルギーの問題をずっと考えてきました」
2014-07-03 23:54:57連投41 RT @IWJ_ch1: 41.小川氏「地球というのは不思議で、石油はイスラム教国の所に集中していますよね。石油がなくなると、石油争奪戦になり、第2次世界大戦より厳しい状況になる。これから20年か30年ぐらい後の話しだと思います。人間はその時にどうなるのか」
2014-07-03 23:55:32連投42 RT @IWJ_ch1: 42.岩上「イラクでISISが台頭し、オバマ大統領が『空爆の可能性を排除しない』と言っています。そういう中で、日本は集団的自衛権行使容認に突き進んでいる」
2014-07-04 00:14:32連投43 RT @IWJ_ch1: 43.小川氏「本当に石油がなくなった時、米国が日本用に取ってある石油を、日本に分けてくれるでしょうか。それは、食糧に関しても言えることです」
2014-07-04 00:14:52連投44 RT 44.これにて、「岩上安身による名古屋大・小川克郎名誉教授インタビュー 後半」の録画配信を終了致します。是非、会員登録いただき、IWJへご支援下さい。会員登録はこちら→ iwj.co.jp/join/ ご視聴ありがとうございました。
2014-07-04 00:15:21