ブーブス・バンド海賊版「ブーブス来日！」

ブーブス・バンド・ブートレグ @BSSB_bootleg

「ブロンディ！席を立つな！」あわてて止めようとしたフォクシーだが、振り返った瞬間に一人の男性に眼が釘付けになった。「アンタは……！」一方、ドールハウスは水晶製の髑髏ネックレスを撫でながら首を振り、ぶつぶつと呟いている。「高まりを感じる……危険？……ここは既に神秘の領域に？」 6

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｢アンタは…！……誰よ？｣｢…アウイエー｣男は謎の言葉を呟いていた。日本語だ！その時！｢着陸体勢に入りました…ウーン！…ご搭乗の皆様は……スゴイ！…席に戻ってベルトを…あっ外さないで…ワーッ！………｣とパイロットのアナウンスが聞こえた　7

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「凄い……乱気流だ……おっぱいタービュランス！管制塔聞こえるか!?こいつは……凄い」「アーン！あなたも凄い操縦桿！上がって下がって！」パイロットのアナウンスに混じるブロンディの声！「ムムウー！このじゃじゃ馬め！着陸！着陸体制！管制塔聞こえるか！胴体着陸を試みる！」「アーン！」 8

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ズゴゴゴゴゴ！ワッシュワッシュガガーーー！機体が揺れる！フォクシーの大きなおっぱいが揺れる！（3D）ドールハウスのきれいなおっぱいが揺れる！（3D）ジェーン14のワイルドなおっぱいが揺れる！（3D）だが無事着陸には成功したようだ。乗客たちは拍手と万歳で互いの無事を喜び合う。 9

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機体のシェイクでさすがのジェーン14もフラフラだ。｢ファック…ブロンディの奴、後で財布スッてやる…｣｢呪ってやるわ…｣ドールハウスの目が妖しく輝く。その服がはだけて形の良いオッパイが見えそうだ！（3D）｢さっさといくわよ！｣フォクシーが手早く準備を済ませた。　10

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颯爽とタラップに現れる、我らがブーブスの美しい姿を見よ！ブロンディだけが上半身何も身につけていないが……惜しい！前に立つドールハウスの頭がたわわなおっぱいを隠している！「ん？」青い空の下、空港の全景を見渡したフォクシーが、訝しげに眉をひそめる。「どこよ……ここ？」 11

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カリフォルニアではありえないじっとりと湿った空気。黒髪の人々が物珍しげにブーブスを眺め、ヒソヒソと小声で呟きあっている。「大阪行きの便にご搭乗のお客様は･･･」空港内に流れるアナウンス。ジェーン14が鼻をヒクヒクと動かし「これはショーユの匂いだ」とあきれたように呟いた。 12

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「ショーユ？」フォクシーが首を傾げる。「ソイ・ソースのことよ」とドールハウス。「ってことはここは…ファック！カリフォルニアとジャパンをどうして間違えるのよ！」「私とファックしたせいでパイロットがまちがえちゃったのかな？」いつの間にか後ろにいたブロンディが脳天気に笑う。　13

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「ウープス」フォクシーは頭を抱える。「どうしたの？」「どうしたもこうしたもないわ！帰れないよ！」「なんで？」「あたし達はカラッケツなんだよ！」フォクシーが叫ぶ。「バミューダーの奇跡ね」とドールハウス。「呪いよ」「金がなければ奪えばいい」これはジェーン14。「また強盗する？」 14

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「強盗もいいけれど、ライブだね。ロックンロールができる場所を探す」フォクシーがきっぱりと言った。「おなかもすいたよね！」とブロンディ。ブーブス・バンドのメンバーは揃ってバン（盗品）に乗り込む。だが、残念なことにガソリンメーターはエンプティを示していた。「ファック！？」 15

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「どうするのよ」「やっぱり強盗？」「おなかすいたよ！」口々に言いたてる三人。だが、「みんな！あれを見て！」フォクシーが窓の外を指さす。その先には…「ライブハウスだ！」「ツイてるわね」「かわいい男の子はいるかな！」「いくわよ！」四人はバン（盗品）を押してライブハウスへ向かう！　16

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｢なんだぁお前らは！？ガソリンスタンドならあっちだぞ！｣ライブハウスに向かうと、中から出てきたのは…ワッツ！？ブシェーミじみた風貌の男だ！英語をしゃべっている！｢なんでアンタが日本にいるのよ！｣｢そうだよ！そしてアタシらの邪魔をすんな！｣｢ギャーッ！｣　17

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ジェーン14のパンチを受けて吹っ飛ぶブシェーミじみた男！「痛い！なんで見ず知らずの女の子に殴られないといけないんだ!?」ブシェーミじみた顔が膨れ上がる。「俺は生まれも育ちも東京だ！(両親はデトロイト出身だけどな)」「アッごめん！」ブロンディが蹴りを繰り出したあと謝った。 18

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「別人？」「そうだよ！俺は…」ブシェーミじみた男は言いかけるが「よく似てるんだしブシェーミでいいじゃない！」ブロンディが蹴りを繰り出しつつ言った。「アッごめん！」「そうね…いい？ブシェーミ。あたし達にはカネが必要なんだ。ここで当分ライブをやらせてもらうわ」「エエーッ！？」　19

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KABOOOM！突然の爆発！迫り来る金属片！（４D）（※臭いとか出る）「ワッザファック！？」驚き振り返るブーブス！揺れるオッパイ！（３D）そこにはなんと！　20

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そこには武装車両！さらに大量の兵士が出てきた！急に呼び出されたのかフランクフルトを頬張っている！フランクフルトはドイツの地名だ。そしてドイツはナチスで有名だ。これはもしや……！｢フリーゲン・クラッペ！｣　21

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「おとなしく投降しなさい！」武装車両の向こうでは、ネズミに似た顔の七三分け刑事が拡声器で投降勧告！「ワッツ？」フォクシーは冷静に状況を把握しようとするが、「ノイン！」ナイスバディの女ナチ将校の号令で再び銃撃開始！「ヒィーッ!?」ブシェーミじみた男はライブハウスへ逃げ込む！ 22

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「またナチスか」ジェーン14がうんざりした声を出す。見覚えのある女ナチ将校はデジー・シュタッデルマイヤーだ。「イッヒ、イッヒ！」怒鳴りながら尻を揺らし銃撃を指示、自らもモーゼル拳銃を撃ちまくる！「ノイン！ノイン！ヴォーイストディトアレッテ！」 23

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バン（盗品）を盾に銃弾を受ける四人！「ワーッ！ヒーッ！」叫ぶブシェーミ！「せっかく見つけたライブハウスを無茶苦茶にされちゃたまんないよ！」フォクシーが叫ぶ。ちらりと覗く谷間（３D）。このままでは中の楽器（盗品）も危ない！「ヤっちまうか！」ジェーン１４が立ち上がった…その時！　24

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投げつけられるナポリタン！ドイツと日本は同盟だ！すなわちこのナポリタンは…「我々イタリア人を忘れてこんなところでフェスティバルとは…日本人もナチスも酷いな。ところでそこの綺麗な4人組。ファックしないか？」同盟の復活！　25

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｢ウッせえ！パスタ茹でてろ！｣ジェーン14の丸太のような蹴りが決まる！｢アーッ！アリーヴェデルチーッ！｣他のメンバーも暴れ回り吹き飛ぶイタリア軍団達！しかしこのスキを突かれ、日本の刑事を制圧したドイツ軍はブーブスに気づいて包囲していた！　26

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「性懲りも無く現れたわね、ラッテンギフト」デジーが燃える日本警察車両を背にモーゼル拳銃を構える。「また悪いことしようとしてるのね！」ブロンディが吠える。「ダムネブロンディン！」BLAM！BLAM！バンに着弾！「どこで嗅ぎつけたか知らないけど、今回の計画はじゃまさせノイン！」 27

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そして響き渡るニュルンベルクのマイスタージンガーと共に姿を現したのはスキンヘッドの怪しい将校風の男。知的で誠実、そして何よりナチ的！「フリーセックス……ポルノ……そしてブーブス。アーリア人の優秀な文化を汚す毒物どもめ！」御存知、プロフェッサーＫだ！ 28

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「連行しろ！」プロフェッサーKの命令で、ナチス兵たちが四人を捕縛しにかかる！画面いっぱいに揺れるおっぱい（３D)（スローモーション）！「あの男はどうします？」デジーがうなだれるブシェーミを一瞥する。「放っておけ。修理代にそのバンと楽器でもくれてやるといい」「ミアニヒト！」　29

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不意に漂ってくる謎の臭い。顔を上げるドールハウス（４D）。「みんな…こっち…」「おい突然なんだ！？」ジェーン14は膝に隠されていたカルバリン砲を発射！爆発する車両！「あっちに…呼んでるの…」指し示す先には4本の塔が立つ廃工場！　30