萩尾望都×山崎直子対談「宇宙・女性・漫画」ツイートまとめ (3ページ目)

レポ⑤対して萩尾さんは淡々と語りつつも、言葉の端々に楽しさが見え隠れしていて微笑ましく、一言も聞き漏らすまいと集中する会場。ひと通りモー様とSFとの関わりが終わると、次は山崎さんの番。写真を多用した彼女の宇宙飛行士への道のりと地球の画像に絶句。月まで3日、火星までは半年だそうな。

2014-07-21 16:43:42

レポ⑥聴講者からの質疑応答。順番バラバラです。月経期間中、女性クルーはどうしているの？→個人の思う通りにコントロールしている。ピルで期間ずらす人もいれば、自然のままにする人も。いろんな人がいる。萩尾先生の参考にしている資料は？→写真集、心理学の本、地球概略史のようなものが多い。

2014-07-21 17:56:24

レポ⑦山崎さんと会ってインスパイアされるようなことは？今後の作品に活かすような？→今までイケメンばかりだったが、美女もいいかもしれない。【マージナル】のように、科学の最先端×古代文明の組み合わせが多いのは何故？→自覚しているパターンだが、現代科学の行き詰まりを救うのは（続く）

2014-07-21 18:06:34

レポ⑧→（続き）原点回帰ではないかという考えが自分の中にずっとあるから。そんな展開が多いのかも。山崎さんはいつ萩尾作品と出会った？→学生時代に。萩尾作品以外にもSFたくさん読んだ。…あと2個くらい質問あったはずだけどメモとってないから忘れた。( ；´Д｀)すみません…。

2014-07-21 18:18:29

レポ⑨印象に残ったのは、萩尾『カリスマ性も強いリーダーシップも無いから、とにかく他人の意見を聴く。全てが受け入れられるわけではないが、受容できない場合にはそのことを、相手にきちんと説明すること。コミュニケーションは大事』／山崎『宇宙が身近になるのは、2030年代以降かもしれない』

2014-07-21 18:27:58

弾道飛行、宇宙エレベーター、Mars One計画、現代科学宇宙展など、色々ググるべき刺激が盛り沢山な対談でした。確かに本来なら中・高校生あたりが聴いたら『宇宙って凄い！』と思うような内容。ジジババな古参ファンが機会を奪っちゃったみたいな罪悪感もありつつ、とても有意義な時間でした。

2014-07-21 18:35:29

あ、⑤と⑥の間に、『女性と漫画』的なテーマがあった。女子大が主催なので、やはり女性の生き方はひとつのハイライトではあるけど、プロフィール公開されている成功者なお二方だからね…。男社会で両方奮闘されたんだろうなってのが言外から滲み出ててさ…ううう。津原泰水は絶対買い続けると誓う私。

2014-07-21 18:44:59

山崎直子「好きな言葉にwonderful (素晴らしい)というのがあって、wonder ( 未知なるもの) がfull(満ち溢れてる)…たくさん余白があって、どう動くかで、また繋がり道が出来てくる。その可能性がまさに素晴らしいことなんじゃないかと。」

2014-07-21 16:41:40

萩尾望都先生「今、成熟社会になってきていて、これからは、より"分かり合える"(というのが重要なことになってくるんじゃないか)(それには、宇宙飛行士が閉鎖空間で気持ちと力を合わせて、ミッションをやり遂げるようなコミュニケーション能力に学ぶところもあるんじゃないか)というのが…」

2014-07-21 16:47:40

山崎直子さん(女性の方が、マルチタスクやコミュニケーション能力が高い傾向にあるので、閉鎖空間の宇宙飛行士というものに向いているんじゃないか？という文脈を受けて) 男性は、大きなミッションに果敢に取り組み、一気呵成に遂行という集中力が凄いという傾向があるように思う。#男女差

2014-07-21 16:52:22

山崎直子さん( 宇宙の画像を見ながら)無意識に地球が足元にあるものと思ってた。目の上に地球があり、水底から青い光を見ているような不思議な感覚だった。この地球のオレンジ色の光は地上の灯りだが、この白い光は雷。ああ、地球は生きている！地球は生き物なんだ！という思いにとらわれた。

2014-07-21 16:58:22

Q. 宇宙人について A. 萩尾望都先生「迷惑な宇宙人は困る…助けてくれる宇宙人がいい。。人間の想像したものは、けっこう現実化されていると思っていて、いると思う。地球以外に生命体がいないとは考えられない。」山崎直子さん「私は、まだ会ったことは無いが、いない理由がない」

2014-07-21 17:03:00

山崎直子さん「アポロ11号が宇宙に第一歩を踏み出して45年の記念日にこういう対談ができるのが嬉しい。私は、この写真に思い出がある。試験で、この写真を見ていない人に、これを1分間で説明しなさいという課題が出て、私はエンジニア出身の理系頭なので、どう一般の方に伝えるか悩んだ。」

2014-07-21 17:10:39

萩尾望都先生「(最先端と古代が交差する作品のマージナルについて聞かれて) 想像が現実の先を行くという面もあるが、古代の永遠の知恵のようなものが大事というか、学ぶところもある気が…」みたいなお話。

2014-07-21 17:15:13

萩尾望都先生「(お話を作るのに、どんな本を読まれているのか) 宇宙の画集というか、科学の写真集みたいな…。あと、心理に関する本とか。『ゾウの時間、ネズミの時間』は面白かった。」「火星移住の話で、メイフラワー号を例にしたコストから考える可能性という話は面白かった」

2014-07-21 17:19:48

今、宇宙に旅行にいこうと思ったら、訓練は3日くらいでいいんだって。飛行機で無重力体験したりするんだよねー。いいなー

2014-07-21 17:35:29

留学には反対されたから、宇宙飛行士のテスト受ける時も反対されるかと思ったら、それははいはいいいわよーって感じだったとか。家族に書いてもらう欄があるんだけど、気軽に書いてくれたって。冗談だと思ってたみたいって（￣▽￣;）

2014-07-21 17:37:46

逆に、萩尾望都先生は、ご両親の理解はなかなか得られなくて。お父様はもう最後まで理解してもらえなかったと。お母様も、つい最近まで理解してなかった。「ゲゲゲの女房」見てようやく「あなた仕事してたのねー」って。それもまたすごい話

2014-07-21 17:40:16