140712 松岡聡『たてものの配置学』@ハルカス建築大学 (#harukasu01)
- yurica1019
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コルビュジェを筆頭にヨーロッパの建築家には敷地境界線という概念がかなりあるということがわかる。 一方でアメリカはどうか? ルイスカーンのフィッシャー邸の配置をみてみる。 リビングキューブに対して45度ふるスリーピングキューブ。それにより東に寝室が向く。 #harukasu01
2014-07-12 19:14:19松岡: カーンの場合は敷地の近傍から決めるのではなく、もっと大きなものや方角から決めている。インド経済大学、バングラデシュ国会議事堂でも何か大きな自然の流れを取り入れており、同様のことが言える。 #harukasu01
2014-07-12 19:16:53松岡: 最後にフランクロイドライト。 エーカーズというもの。ひと家族に1エーカーの丸い敷地を与える。 #harukasu01
2014-07-12 19:21:20松岡:カーンは細かな操作ではなく、ある大きな決定の理由があればそれでよかったのではないか。カーンにとって配置は、より大きな世界と繋がるための幾何学的な取り組みだったと考える。 #harukasu01
2014-07-12 19:22:20ライトのオコティラデザートキャンプ。 ライトは30.60.90度という角度で全て決めてしまう。 住む人が仲良くやってくれるであろうというユートピア的発想と幾何学性がとても強い。 #harukasu01
2014-07-12 19:24:37例えばミョンホンリーというアーティスト。 私達はこのアーティストの作品のように立ち上がったものを白い膜の前に、配置図やそれを立ち上がった文脈を抜きにして見てきてしまったのではないかと思う。 建築は周辺との関係性の中で良さがある。 #harukasu01
2014-07-12 19:26:29松岡:ライトの建築はコンパス建築と呼ばれていて30度60度90度で作ってしまう。基準として角度の降ったものに土地が勝手に答えてくれるような建築が意図されてつくられている。すむ人々が仲良くすんでくれるだろうといった、ユートピア的発想と幾何学性をもっている。 #harukasu01
2014-07-12 19:28:14松岡: 配置は、英語で言うとディスポジションという。はなれて、おく、という意味がある。 配置という意味の中には、幾つかの構成物が力関係の大小の中である場所を決めて行く。 #harukasu01
2014-07-12 19:28:52松岡: 多数に作ったスタディ模型をを同じ角度から撮影し重ねると、色が濃い部分と薄い部分が出てくる。濃い部分はそこに何度も何か作ろうとした証である。 #harukasu01
2014-07-12 19:37:06松岡: この試みで感じたのは、設計というのは解答が出るものではないな、ということ。またこれと同じに、作り出した建築の使い方も一概には決めきれず、むしろ変わっていくからいいのではないか?と感じた。 #harukasu01
2014-07-12 19:37:57松岡先生の作品紹介へ。 シルクのカーテンや階段などディティールに変化を少しずつ与えることで場所によって体験の異なる空間になっている。 #harukasu01
2014-07-12 19:43:51『あべのハルカス!日本一高いビルの称号を獲得した歴代ビル達!』 bit.ly/1gyagFJ -NAVERまとめ (建築)
2014-07-23 01:37:23