「その欲しいものを作ったら、あなたは満足しますか?」

清水文化先生(@Fumika_Shimizu)のメモをまとめました。
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清水文化@Kindle版気象精霊記発売中 @Fumika_Shimizu

テレビ番組が求める人材とは? news.biglobe.ne.jp/topics/enterta… 並んだ顔ぶれを見た瞬間、すぐチャンネルを変えてるなあ。そして見るものがなくてずっとCSを見ている。 で、この記事を見て、ツイートしようと書き溜めたまま使ってない古いメモを思い出したので、ついでに垂れ流すw

2014-07-23 12:00:10
清水文化@Kindle版気象精霊記発売中 @Fumika_Shimizu

いくつかのメーカーやら飲食店やらが顧客の意見を聞いて新商品を開発するようになった。これは一見すると消費者目線だが、実態は企業の衰退だなあ。 客が潜在需要はある。でも回答できるのは『既製品を高スペックにしたもの』でしかない。それで出てくる新製品はほとんど劣化再生産。

2014-07-23 12:00:16
清水文化@Kindle版気象精霊記発売中 @Fumika_Shimizu

これはちょっと考えれば分かる。消費者は専門家じゃない。だから、その消費者に意見を求めても、すでにある知識の中で最高のものを答えるのが関の山。ここに新しいものが何もないのは火を見るより明らか。その新しいものを提供するのが作る側の存在意義なんだけど……。

2014-07-23 12:00:23
清水文化@Kindle版気象精霊記発売中 @Fumika_Shimizu

まあ、携帯電話のように昔から誰もが「あったら便利」というニーズはあるけど、技術的に実現困難なものは別。企業がすぐに実現できるニーズに手を出すと、マクロ経済的には雇用の創出ではなく潰し合いになる。だいたいは異業種コラボによる市場の喰い合いだもんね。

2014-07-23 12:00:30
清水文化@Kindle版気象精霊記発売中 @Fumika_Shimizu

それに故スティーブ・ジョブズは言ってました。「その欲しいものを作ったら、あなたは満足しますか?」。実際に客は「欲しい」と言ったものが出てきても満足せず、むしろ「またか」「いい加減にしろ」になることが多い。だって、ほとんどの人は自分の本当に欲しいものが分かってないから。

2014-07-23 12:00:37
清水文化@Kindle版気象精霊記発売中 @Fumika_Shimizu

文学の世界でもあるね。ファンタジーは子どものもので大人向けなんか書いて売れるはずがないと思われてた時代、トルーキンは「指輪物語」を出して大成功した。そしてファンタジーは高尚という時代にローリングは平易な「ハリーポッター」を書いて大成功。消費者の欲しい要らないは本音じゃない。

2014-07-23 12:00:44
清水文化@Kindle版気象精霊記発売中 @Fumika_Shimizu

結局、作る側が自分の作りたいものを世に出して、市場に問うしかないんだろうね? コンピューターゲームだって、最初は技術者のお遊びだった。そこに大きな市場が出来るとは、60年前には誰も気づいてなかっただろうね。 でも、企業側の言い訳は金がない。冒険したくない。責任を取りたくない。

2014-07-23 12:00:54