近藤宗平(著)「人は放射線になぜ弱いか 第三版ー少しの放射線心配無用」からのメモ

某宗教学者がボロクソに言っていたので、読んでみました。
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mizuki_kanna07409🐰おーん @kanna07409

人は放射線になぜ弱いか 第3版―少しの放射線は心配無用 (ブルーバックス) [新書] 近藤 宗平 (著) amazon.co.jp/%E4%BA%BA%E3%8… …少しの放射線は心配無用というサブタイトルはちょっと違和感

2014-07-26 19:40:06
mizuki_kanna07409🐰おーん @kanna07409

でも、toshi_tomieさんのブログblog.livedoor.jp/toshi_tomie/ar…で気になったので、図書館で借りてきてみた。 @kanna07409

2014-07-26 19:43:19
mizuki_kanna07409🐰おーん @kanna07409

なお、「人は放射線になぜ弱いか・第三版」は1998年12月20日第1版発行とある。@kanna07409

2014-07-26 19:51:48
mizuki_kanna07409🐰おーん @kanna07409

引用:p245 【子どもの甲状腺腫瘍の事故後の激増の真相】事故後の5〜7年間の調査で、子どもの甲状腺腫瘍患者の発病率が、ベラルーシ、ロシア、ウクライナの高濃度汚染地域で、ポーランド全体の平均発病率の10〜90倍という異常に大きい値になった。(表Ⅳ14) @kanna07409

2014-07-26 20:02:25
mizuki_kanna07409🐰おーん @kanna07409

事故後の患者総数652人のうち3人が死亡している。@kanna07409

2014-07-26 20:06:21
mizuki_kanna07409🐰おーん @kanna07409

ゴメリとブレストでは、事故の翌年の1987年に比べ、事故から5〜7年経った発病率は20倍に増えているが、ロシアではこのような激増は起こっていない。(表Ⅳ15) @kanna07409

2014-07-26 20:09:54
mizuki_kanna07409🐰おーん @kanna07409

甲状腺腫瘍の激増は、放射性ヨウ素による放射線被曝が原因だ、という説が一部の人たちから強調されている。しかし、例えばスウェーデンでは甲状腺疾患の治療のために放射性ヨウ素131が子どもを含む数万人に大量投与され、→@kanna07409

2014-07-26 20:19:25
mizuki_kanna07409🐰おーん @kanna07409

→その追跡調査も精密になされているが、甲状腺腫瘍頻度は増加していないどころか、対照の人の値よりも低い。類似の報告は他にもある。さらには、表Ⅳ14を詳細に調べると、ヨウ素131犯人説は不利になる。→@kanna07409

2014-07-26 20:23:30
mizuki_kanna07409🐰おーん @kanna07409

→なぜなら、ブレストはヨウ素131による甲状腺被曝量はわずか2〜3ラド(注意ードシメトリーの精度は低い)であるのに、甲状腺腫瘍頻度は同程度のミンスクやグロドノの約5倍である。→@kanna07409

2014-07-26 20:28:17
mizuki_kanna07409🐰おーん @kanna07409

→甲状腺被曝量の推定精度がよいのはポーランドで、その値は表Ⅳ14から分かるように、子どもの被曝量の上位5%の平均値はゴメリの子どもの被曝量と同等であるのに、これらの高い甲状腺被曝量の子どもの甲状腺腫瘍発病率の平均値(100万人あたり1人)と等しい。→@kanna07409

2014-07-26 20:33:39
mizuki_kanna07409🐰おーん @kanna07409

→したがって、ゴメリの子どもの甲状腺腫瘍発病率は、同じ被曝量のポーランドの子どもの発病率の約100倍ということになる。→@kanna07409

2014-07-26 20:35:56
mizuki_kanna07409🐰おーん @kanna07409

→図Ⅳ10のヤヴオロウスキーがまとめたデータは次のような結論に導く。→@kanna07409

2014-07-26 20:38:01
mizuki_kanna07409🐰おーん @kanna07409

→(1)ベラルーシでは甲状腺腫の発病率が事故から4、5年後に急に増えて、最近では事故前の22倍から33倍になった。→@kanna07409

2014-07-26 20:42:18
mizuki_kanna07409🐰おーん @kanna07409

→(2)米国でも、甲状腺結節のスクリーニング検診をした結果、検診実施前の発病率の21倍になった。(1)と(2)で発病率の増加比の数値がほぼ等しいことは、偶然とは思われない。→@kanna07409

2014-07-26 20:45:15
mizuki_kanna07409🐰おーん @kanna07409

→ヤヴオロウスキーのいう通り、甲状腺腫の検診熱が当該地域の人達に高まった結果に基づく見かけ上の発病率の増加であると思われる。→@kanna07409

2014-07-26 20:47:08
mizuki_kanna07409🐰おーん @kanna07409

→死体解剖をして甲状腺を調べると数個の腫瘍が見つかることがふつうであると言われている。甲状腺腫瘍は悪性なものはまれてある。したがって、がん検診が有害である場合の証拠がチェルノブイリ事故の調査の影の部分に存在すると思われる。→@kanna07409

2014-07-26 20:50:14
mizuki_kanna07409🐰おーん @kanna07409

→わが国でも医療問題では間違った思い込みが多いようである。(文献Ⅳ19)から、旧ソ連における「検診結果の不十分な自己評価」の実情は、日本でも他山の石としたいものである。→@kanna07409

2014-07-26 20:54:22
mizuki_kanna07409🐰おーん @kanna07409

→文献Ⅳ19 名取春彦「インフォームド・コンセントは患者を救わない」洋泉社(1998) 引用ここまで @kanna07409

2014-07-26 20:58:15
mizuki_kanna07409🐰おーん @kanna07409

近藤宗平(著)「人は放射線になぜ弱いか」の甲状腺腫瘍の部分を引用しましたが、もちろんその後、ヨウ素131が原因だろうということが世界的にも認められたのは周知の事実ですし、色々異論などあるとは思いますが、参考のためそのまま引用しました。以上です。@kanna07409

2014-07-26 21:02:22
酋長仮免厨 @kazooooya

@kanna07409 放射性ヨウ素治療は甲状腺組織を叩き潰すための治療だし、その対象者は甲状腺ガン患者だけだから、国全体の発見率には影響しないと思うな。 ポーランドの安定ヨウ素剤服用により、ガンが少ないのはその効果と言われるけど、被ばく量からその必要もなかったと言われてるよね

2014-07-27 00:14:51
酋長仮免厨 @kazooooya

@kanna07409 ソースはこんなとこ →togetter.com/li/446551 togetter.com/li/446564 ポーランドでも甲状腺ガンスクリーニングをしていたら、発見率は当然増えていただろうし、そのことを無視して、「安定ヨウ素剤が~」の人達には辟易w

2014-07-27 00:21:04