インキュバスバニーと人間虎徹さんまとめ。

ともはるさん(@whim_rhapsody)とかずさん(@kazpico)の三人であらすじを特に決めずに半ば押し付けあうようにして書いたリレー小話をまとめました。
2
ともはる@低浮上気味 @tmhr_tb

悪魔バニーとヒトの虎徹さんで妄想が捗ってしょうがないんだけど、バッドエンド(死別)不可避だから考える度にむちゃくちゃ落ち込む。メリバですら地雷なのに何でこう自分得にすらならないネタを生み出すかなぁ…orz

2014-07-22 19:42:42
_ @sgw_tb

@whim_rhapsody 悪魔バニーと天使虎徹さんで惹かれれば惹かれるほど虎徹さんが衰弱する話とか考えた私よりかは幾分救われそうですよ!!

2014-07-22 20:14:41
ともはる@低浮上気味 @tmhr_tb

@sgw_tb そ、それはなかなかに救いがない……でも弱ってく虎徹さんの姿にもちょっとときめいてしまいますw 相反するものって何であんなに萌えるんでしょうね…!(←前ジャンルで神×堕天使を書いた人)

2014-07-22 21:56:11
_ @sgw_tb

@whim_rhapsody ともはるさんもなかなかハードなお話書いてらっしゃるじゃないですか!!妄想してるとたまにバッドエンドも考えますよね。不思議。あ、でも人間が死んですぐ魔物として生き返って好きになった魔物と末長く幸せに暮らしましたとさ、な話を知ってるのでいけるいける

2014-07-22 22:57:56
ともはる@低浮上気味 @tmhr_tb

@sgw_tb たしかに転生でハッピーエンドっていう話もありますよねー!ただそれでも一時的に離別が必要になるんで、正直それすらもつらいですorz もういっそバニーは悪魔は悪魔でもインキュバスになってもらって明るいR18系で……誰かに書いてもらいたいです…w

2014-07-22 23:09:53
_ @sgw_tb

@whim_rhapsody わあ、すごく明るくなったwww言い出しっぺの法則というやつでぜひともともはるさんに書いて貰わねば!支部でお待ちすればよらしいですかね?それともここで?別離のないハッピーエンドを迎えるには、うーん、どうすればいいかな…

2014-07-22 23:17:01
ともはる@低浮上気味 @tmhr_tb

@sgw_tb 明るい通り越して方向性がおかしいですがw とりあえず、自分の話じゃこれっぽっちも萌えないんで誰かの話or絵で投下されるのを自称兎虎くださいbotとしては待ちたいと思いますwむしろさがわさんが書いてくださるという手もあると思いますよ(正座で両手を差し出しながら待機)

2014-07-23 08:07:34

ここからかずさん(@kazpico02)を巻き込んでのリレー小話スタート。

_ @sgw_tb

@whim_rhapsody 「貴方、一人で暮らしてるんですが?」「まあな。お前誰だ?」「お仕事は力仕事?鍛えてるようですが」「大方な。だから、お前誰だ?」「僕の顔は好みです?」「嫌いじゃない、ってお前なんなんだ勝手に人の家上がり込んで!」「決めました、今日からお世話になります」

2014-07-23 08:30:08
ともはる@低浮上気味 @tmhr_tb

@sgw_tb まるで重さを感じさせない軽い足取りで部屋へと侵入してきたその男は、リビングにあるソファに優雅な仕草で腰を下ろした。長い脚を組み、肘掛けに腕を置く姿は不遜以外の何ものでもないのに、金髪碧眼という豪奢な容姿にはやたらと似合っていて、まるで一枚の絵画のようであった。

2014-07-23 16:08:46
ともはる@低浮上気味 @tmhr_tb

@sgw_tb 「だからお前は一体」何者なんだ、という家主の問いに被せるように、男は口を開く。「僕、食糧を探してるんですよね」「は?」「新鮮で、見た目が良くて、頑丈な。ある程度の無茶に耐えられるようなものを探しているんです。勝手に寄ってくるようなものは弱そうで魅力を感じません」

2014-07-23 16:08:56
かず(・ω・) @kazpico02

@whim_rhapsody 「その点、貴方は理想的だ」男の掌が耳から頬へなぞる様に滑って頤を捉える。いつの間にこんなに近くにいたのか。声も出せず見つめた先には欲を孕んだ緑の瞳に映る自らの姿。思わず閉じた瞼へ吐息が触れる。「ねぇ…味見をしてもいいでしょう…?」

2014-07-24 02:56:38
_ @sgw_tb

@whim_rhapsody 「お前、さっきから、何言ってんの…?腹減ってるのか?」金縛りになったように体が動かない。目の前の男は虎徹の頬にそっと触れた。その手はひんやりと冷たい。「ええ、貴方で満たしてくれませんか」その妖艶な微笑みに視線もそらせず虎徹は震える声で答える。

2014-07-24 21:58:02
_ @sgw_tb

@whim_rhapsody 「 俺…?飯作れってか…?でも今は…材料が…」得体の知れないこの男は小さく笑いながら頬に当てていた指先で唇をゆっくりとなぞった。「可愛い人、まだわからない?でも終わりにしましょう…ねぇ、ベッドはどこですか?」 ともはるさんにバトンタッチー☆

2014-07-24 21:58:39
ともはる@低浮上気味 @tmhr_tb

@kazpico02 「ベッドって…」意図が読めず戸惑いに満ちた声で漏らしたが、しかしその問いに対するいらえはない。真意を汲み取ろうと覗き込んだ相手の瞳は傷ひとつないエメラルドのような輝きをたたえており、その美しさに虎徹は思わず息を飲む。しかし、その一瞬の油断が命取りであった。

2014-07-25 12:19:22
ともはる@低浮上気味 @tmhr_tb

@kazpico02 あざやかな碧から燃えるような赤へ。瞳の色の変化は一瞬のことで、何が起こったのかを認識する前に身体機能に影響が出た。「っ…!?」身体が急激に重さを増す。支えきれずくたりとソファへと沈み込むと、上体にのし掛かった男は口角を上げ一つ笑みをこぼした。

2014-07-25 12:19:37
かず(・ω・) @kazpico02

@whim_rhapsody 「おとなしくして?」まるで小さな子供に言い聞かせるような口調に熱があがる。頬が熱い。何故か自由にならない自らの身体も、男が触れている場所からじわりと何かが侵食してくるようで、落ち着かない。「…なん…だよ、コレ…」「問い掛けばかりですね、貴方」

2014-07-27 14:01:04
かず(・ω・) @kazpico02

@whim_rhapsody 形の良い指先が唇をゆっくりとなぞり、しっとりと濡れた内側に触れて止まる。「せっかく声は出せるのに、つまらないな」声と共に落ちてくる呆れたようなため息にさえ、背筋が震える。「つ…まらなくて…い…」「怖いんですか?そんな怯えた目をして」

2014-07-27 14:02:14
かず(・ω・) @kazpico02

@whim_rhapsody 」遮るように男が発した言葉に頭の中がクリアになる。「…んなわけねーだろ…っ!」突然声を荒げて下から睨みつけてくる虎徹に紅く光る瞳が驚いた様に見開かれ、それがすぐに笑みの形へと変わった。「ああ、本当に」艶めく唇から舌が覗く。「楽しめそうだ」

2014-07-27 14:03:06
かず(・ω・) @kazpico02

@whim_rhapsody 愉し気な男の顔が近づき唇が触れる。柔らかく喰んでくるその動きは指先で触れた場所をなぞっている。口元が緩んだ隙に舌が口腔の奥へ入り込んで舌を絡めとる。一方的に侵されている、そう感じているのに何も考えられず頭も身体も熱くなって、いつの間にか意識を失った。

2014-07-27 14:05:32

そして朝チュンED→

_ @sgw_tb

@whim_rhapsody 「…虎徹さん、この機械煩いので止めてくれませんか?僕、機械には疎くて」「う…ん?目覚まし時計のことか…はっ!?お前!!」「やっと起きてくれた。おはようございます、虎徹さん」「なんで俺の名前知って…!?」「ふふ、今この状況より名前ですか?」「へ?」

2014-08-02 00:00:54
_ @sgw_tb

@whim_rhapsody 「チャームがかかってる間の記憶は思い出せない人と徐々に思い出す人間がいるようですが貴方はどちらですかね?」「な、なんのことだ?」「名前ははね、貴方が教えてくれたんですよ。職業はヒーロー、なんですよね?ヒーローの貴方も見てみたいな」「そんなことまで…」

2014-08-02 00:03:55
_ @sgw_tb

@whim_rhapsody 「僕が知りたいことは全て。鳴きながら答えてくれる虎徹さん、可愛かったな」「はあ!?」「僕達、すごく相性がいいと思うんですけど、そろそろ昨日のこと思い出してきませんか?」

2014-08-02 00:08:10

ここから先はリレーの合間に繰り広げた押し付け合いという名の雑談。