逃げ地図感想ツイート1~30+雑記

2014年6月13日に滋賀県立大学で行なわれたDANWASHITSU 53th「逃げ地図 」‐ 震災が露わにした設計の深層 に参加したその後の個人的な感想ツイート群です。 【注意】まだ途中ですw
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K @kaw0621

行動→オリジナリティ→造形→合意→… と話が移行していったように思えて、そのオリジナリティから造形(作品例)なんかに行き着いたのは、作家主義的な今の特徴だと思う。その前に、オリジナリティを生み出すための必要時間と、まずオリジナリティを扱うかどうかに問題意識を持っていた。

2014-06-15 01:39:50
K @kaw0621

名古屋からの参加でしたが、(話しすぎてしまった事と質問がうまくまとめられなかった事は後悔していますがw)とても勉強になり、ありがとうございました。言えなかった事も多々あるので気持ち良い朝の滋賀県大の製図室から感想ツイートしていきますw #DANWASHITSU

2014-06-15 09:23:33
K @kaw0621

ちなみに昨日のメモ。集中して聞いている事が多く、書き逃してしまった貴重な内容が多々ありますがw、これを参考にして書いていきます。 (間違っている内容やアレなものがあれば削除するので指摘して下さい。) #DANWASHITSU pic.twitter.com/Pz2xmKnzU4

2014-06-15 09:30:13
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K @kaw0621

モクチンの事を話に出していたのは、昨日の座談会での質問で言えなかった「住宅における引き継ぎ」の事につながるので、感想ツイートの方に。。。 たぶん僕はハートフル系な気がする…w

2014-06-15 17:33:32
K @kaw0621

すみません、今感想ツイートが60ツイート越える勢いなので要約している所なのですがww、県大DANWASHITSU関係の方々、もしよろしければ座談会中に撮影していた映像もしくは音声をデータで頂くことは可能でしょうか? よろしくお願いします!!orz #DANWASHITSU

2014-06-19 06:56:03
K @kaw0621

羽鳥さんのRTプレッシャーに耐えられないため、順々にツイートしていこうと思います…(震え声

2014-06-19 23:33:34
K @kaw0621

あとで自分のツイートをトゥギャりますので。。

2014-06-19 23:34:38
K @kaw0621

さてDANWASHITSUでの感想を。大きく分け、敷地境界と空間の話をしたい。質問の際に言ったと思うが、逃げ地図は敷地境界(道路)への再考だと感じた。それに対し、座談会で布野先生が今の僕らにとっての新しい空間とは何か?、C・アレグザンダーの話をされたことについて考えたいと思う。

2014-06-19 23:38:54
K @kaw0621

1.ボーダーレスとは少し違い、新しく境界線を引き、定義づける機会を作るところに逃げ地図の良さがある。建築の性能規定の概念が背景にあり、浸水リスク・逃げ遅れるリスクの可視化が目的にあるものが、これほどの派生系を見せているのにはその「不完全さ」が挙げられるように感じた。

2014-06-19 23:39:46
K @kaw0621

2.不完全さを補完するようアップデートを繰り返している。逃げ地図isマルチプラットフォーム対応w!? サポートは同じ業者だが、その基盤自体は住民の主体性を含め土地に依存している。明治以降の土地本位制の元での政策事業にも似たシステムのように感じたw。

2014-06-19 23:40:37
K @kaw0621

3.これは良い意味での例え!で、図らずしも政策事業に類似したというのは政治的な振る舞いが可能かもしれない。逃げ地図は科学的根拠性を背景に持ち、尚且つ現代日本が踏襲する政治的側面をも持ち得ている(若しくはその間にある)このシステムは今後どのような発展系を示していくのか考えたい。

2014-06-19 23:41:30
K @kaw0621

4.逃げ地図はOSに近い役割だと考えている。カーネルが住民、ユーザランドが専門家というように、絶えずマイナーチェンジを繰り返し、アップデート(更新)し続けている。性能規定という建築の微分化された概念を引き伸ばしたことにより、道(避難経路)の設計が建築物にも影響を及ぼしている。

2014-06-19 23:42:03
K @kaw0621

5.つまり概念を引き伸ばしたことにより、受け皿が大きくなっていったと解釈した。許容できる地図は従来の平面形状のものからGISデータ、立体データとして、高さ方向を持つ地(形)図となった。これによって敷地境界の妥当性、避難塔建設等の建築に対する問題提起を顕在化させた。

2014-06-19 23:43:19
K @kaw0621

6.と同時に危険性も持っているように思う。それは建設すること自体を問うことは、開発・建設によって国から降りる主に地方交付税交付金が減額される可能性があるかもしれないということに結びつく。住民を主体的に扱う今の状況で、今後それは専門家側での一つ一つの調整は可能なのだろうか?

2014-06-19 23:45:56
K @kaw0621

7.建築することに対しての問いかける事よりも重要なのは、リスクの把握による最適解の選択だという事は理解した。また、今建っているモノに対しての問いかけも可能で、それは境界に建てられる塀、建築物が避難可能な(逃げる先が見える)建物なのかを逃げ地図が一つの判断材料にできるということ。

2014-06-19 23:46:27
K @kaw0621

8.行政側が逃げ地図に取り組むようになれば(それは6.に挙げたような理由から説得は時間がかかりそうに思うがw)今までの開発行為自体に疑問をもつことが、地方行政の内部から変革へと変わる可能性を持っている。これは本当にすごいことで、そのような地方・地域を僕は見てみたい!!

2014-06-19 23:47:19
K @kaw0621

9.最低限のコスト・リスクでの風景・文化を守る為の最小限の操作は、慣例的に決められてきたゾーニングによる開発行為のパターン・規模を根本的に疑うことができる。リスクを具体化することで、その妥当性は誰にでも等しいに近い理解度を持てる資料となる。(建設説得時にも有効)

2014-06-19 23:48:16
K @kaw0621

10.費用対効果の可視化、その地区・地域の経済の回りを見直すことにより、慣例化していた風習を打ち破り、更新を行うこと、その更新を行う際に住民が主体性・能動性を持つことに何よりの逃げ地図の価値がある。これなら日本全国(超筋トレ的w)逃げ地図作ってほしいなーと座談会中思っていた(ガチ

2014-06-19 23:49:15
K @kaw0621

11.データについては流石DDLが関わっている。二次会中rhino+ghに変数として経済(お金の回り方かとその時思っていたが、多分羽鳥さんはその先の行政側?を見ていたと思う)があれば良いのにと言っていた事にはBIMとは違うデジタルデザインツールとしての発展型を見ていたのだろうか?

2014-06-20 02:45:50
K @kaw0621

12.できるだけ中性的(ニュートラル)であろうとするような姿勢を逃げ地図のレクチャーを見て思った。道路を扱うという普遍性の中の普遍性、私有地と私有地の間の保有者のいない公共的側面を持つ道路自体を問うのではなく、あくまでそれをどう利用すれば逃げられるのか潜在的欲求を刺激している。

2014-06-20 02:46:33
K @kaw0621

13.まず、逃げるということ自体、人間の中で日常的に行われる行為に疑問を示す人などまずいない。それほど自然に能動的になれる欲求を呼び起こすことに逃げ地図の魅力があると思う。それと同時に日頃使う道を見直すこと、クライアントは誰になるのか?ということを問い続ける必要があると思った。

2014-06-20 02:47:01
K @kaw0621

14.それは逃げ地図自体が建築物計画的手法ではないところにある。つまり地図を作成すること以上に計画的正当性・確実性は保証していないところで、それに対しクライアントをどう位置づけるのか、その置き方によっては危うさも持っている。これは共有していないと難しいところなのかもしれない。

2014-06-20 02:47:50
K @kaw0621

15.道路をメディアとして捉えるところで防災においてデジタルシミュレーションよりアナログシミュレーションが有効というのは中々興味深かった。(これはアンチテーゼと言っていいのか?)先進的情報技術よりも代々受け継がれてきた文化・慣習を持つ地方都市が生き残ってきた歴史にも似ているかもw

2014-06-20 02:48:58
K @kaw0621

16.歴史を引き合いに出すと、アーカイブされた逃げ地図は今は対応できるが更新周期をどうするのかという問題がある。巨大地震後は、よく避難図含め防災が見直されるが、それには一過性のものが異常なほど多い。街の防災HPを見てもH18以降のデータが加えられていない等というのはよくあること。

2014-06-20 02:49:40
K @kaw0621

17.住民の能動性に依存する逃げ地図がどのような更新システムを住民自身が構築していくのか、これからとても重要なことだと思う。次々と様々な地域での逃げ地図データがアーカイブ化されていくこの先、最も考えなくてはならない問題かもしれないと感じた。それほど逃げ地図が廃れる事は惜しすぎる。

2014-06-20 02:50:17