逃げ地図感想ツイート1~30+雑記

2014年6月13日に滋賀県立大学で行なわれたDANWASHITSU 53th「逃げ地図 」‐ 震災が露わにした設計の深層 に参加したその後の個人的な感想ツイート群です。 【注意】まだ途中ですw
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K @kaw0621

18.今までにも逃げ地図に近い防災標識、防災対策は考案され、実施されてきた。事実、逃げ地図の作成を行なった地域をよく観察すると、逃げ地図に似た標識は実在したらしい。ただ見えづらかったw この見えづらさ自体が、防災対策がその場しのぎの消費的政策になっていることの証明に他ならない。

2014-06-20 02:51:21
K @kaw0621

19.国の政策も同様で2013年以降、財務省は全国防災対策費をそれまで1兆円程度と定めていたものを、最大でも約1/3の3000億円程度にとどめている。別に僕は悲観的になりたいわけじゃない、これは事実として受け取める。ただ知らないだけで様々な政策が施行されていると希望を持ちたい。

2014-06-20 02:51:59
K @kaw0621

20.逃げ地図の良さには、その圧倒的キャッチーさを誇る固有のネーミングにもある。実は、数々の防災対策は行政内で考えられ施行されてきたが、従来のデザインに問題があったように思う。それを外部から介入的にwebを含めた防災におけるデザインを問い直すことに成功の秘訣があるのかもしれない。

2014-06-20 02:52:38
K @kaw0621

ので、感想ツイートは10コずつ、自分の中でテーマのようなものを決めて、ツイートしていくことにします。僕ってこんなこと考えてたのか、って発見がいくつもあってとても興味深い。

2014-06-20 20:03:07
K @kaw0621

3日前くらいに書いた自分の文を読み直しては疑ってる。自分の言動ひとつひとつを追い詰めるくらいには疑っていないと、不確定で曖昧なことを自分の口から声を出して言ってしまうのは、なんだか違う気がしている。圧倒的な事実の中にある粗さみたいなものを捉えたい。

2014-06-20 20:13:25
K @kaw0621

@RobotYuuki 逃げ地図HP見た?逃げ地図は根本的に避難所が本当に安全な場なのか過去100年の津波データを参考に新たに避難ポイントを設定する所から作成が始まり…と住民に対しての効果を期待して作られたと思う。災害時でなく日常に使用する地図に防災を組み込む方式だと理解してる。

2014-06-22 01:58:30
K @kaw0621

共通理解だと思っていた根本的な箇所を問われたのでそこが甘いと言えるのか?それとも見当違いか? リアルタイムにアプリケーションをダウンロードして、地図にオーバーレイさせる事は考えてはいたが、根底にあるワークショップを高度化させてしまう。だから僕はその点に関して切り離して考えていた。

2014-06-22 02:06:28
K @kaw0621

@RobotYuuki nigechizuproject.com how to useとhow to makeを見て欲しい。考えましたよりも主体性は住民にあって通れそうだけど整備されてない。費用対効果を考えると大きな防潮堤を作るより道を整備する事が良いと分かるのが目的かと。

2014-06-22 02:28:39
K @kaw0621

しかし、20~30は自分でもかなり過激なこと言ってると分かってはいますが(しかもこのタイミングでw)あえて叫びます。

2014-06-22 12:14:31
K @kaw0621

21.実は感想を書いていてはじめに「敷地境界(道路)」と自分が示した事について今疑ってるw境界と道路は少し性質が違うような気がしていて、境界は相互間、行政側など権利を保有した人によって管理されているものに対し、道路は先に述べたように公共のもの、元々そこにあったものと解釈してみる。

2014-06-22 12:16:06
K @kaw0621

22.道路であっても宅地開発等によって接道義務規定により道は整備されることはあるが、それ以外の多くの現存する道は歴史的に古くから人々が日常的に利用してきた道をそのまま利用している。年月の蓄積量から道が如何に慣習的・公共的な領域(この場合は資産?)として役割を持っているかが伺える。

2014-06-22 12:16:47
K @kaw0621

23.役割としても(道というのは相当な事をしない限り権利者は出てこないがw)ただそこにあるだけで人が生まれてから道を歩く、道で遊ぶというように道が目的となることは少ないが目的地に至るための手段として何十年も「道」を利用・使用してきた。道は人の為の輸送手段、交通の基盤となっている。

2014-06-22 12:17:31
K @kaw0621

24.境界(この場合は敷地境界を指す)は公法によって決められる線で、これが国と国の境であれば国境と呼ばれ、地理的物理的な障害とされる河川、湖、海、山脈によって決められたり、過去の植民地時代に人為的に引かれたもの、その国境自身が今現在も曖昧になっている所が存在している。

2014-06-22 12:18:17
K @kaw0621

25.国境とは、国の主権が適用する範囲全てを指す。つまり行政側の管理下にあると言える。行政の尺度が変われば、州境、省境、県境と呼称も変わる。行政の相互間の暗黙の了解によって代々守られ、異なる国家主権、宗教・文化圏での抗争に発展するようなことの多くは国家と国家との対立が多い。

2014-06-22 12:18:43
K @kaw0621

26.若しくは情報操作によって自国内での抗争が報道されない場合もあるが。ここまで逃げ地図と国家主権の適応範囲などを絡めて自分で自分のハードル上げすぎていますが泥臭くくぐり抜けたいと思いますので、小鹿を見守るような母性的な温かい目で!あと30ツイートほどお付き合いくださいw orz

2014-06-22 12:19:08
K @kaw0621

27.境界自体に場は存在しない。相互間合意によって線が引かれる。そこに公共性はあるのか?そもそも境界線は争いのファクターとなり得る。境界は公益を生まない。両者間の合意でなく法的拘束力が使用される場合もある。境界は曖昧であってはならない(ケースが多い)。そこに豊かさは存在するのか?

2014-06-22 12:19:32
K @kaw0621

28.境界標によって境界の秩序は保たれている。筆界特定制度のように両者間での合意ではなく、法務省から公的判断として下される事や境界損壊罪のようにその境界自体を壊す、秩序を破ること。誰もが境界について詳しくはない。ただ「境界は侵してはならないもの」という暗黙の了解が問題だと考える。

2014-06-22 12:20:12
K @kaw0621

29.これは住民と行政の関係を示しているように思う。これはおかしくはないだろうか、という発見から人は考え、調べる。それはより個人的な自己の範囲が最も能動的に行動する。他者の介入、より大きな共同体となったとき、他人に迷惑をかけてしまうかもしれないという根拠のない不安が生まれる。

2014-06-22 12:20:44
K @kaw0621

30.この連続、繰り返しによって住民と行政との関係が希薄になってしまっているのが「現在」ではないのだろうか?様々な要望に応答する能力が行政側は低下してしまい、マニュアルを作り始める。デモクラティックな社会を目指したが、オートクラティックな社会に向かいつつあるのでは?と考えていた。

2014-06-22 12:21:01
K @kaw0621

着地点としては、個人個人の家、一世帯ごとの最短避難経路を示した逃げ地図を作ることになりそうな気が…

2014-06-24 16:00:08
K @kaw0621

防災対策避難地図を外部委託している例は小さな町だとよくあるが、案の定それだった。大手電力会社ェ… 年度を終えないと動けず、一年周期で担当課が変わるのは役場の機能においてかなりの問題だと思う。蓄積が少ない気がする。

2014-06-24 16:20:48
K @kaw0621

行政側の把握する範囲を大多数なんて不確定な範囲でなく、全員を見て欲しいという願いは空虚かな?

2014-06-24 16:48:34
K @kaw0621

感想ツイートと録音した昨日、今日の行政側との打ち合わせを文字起こしして、ネットにupし、オープンプロセス化しようか悩んでいる。ここは慎重にいくべきところ

2014-06-24 18:19:07
K @kaw0621

避難所までの案内図、案内記号をやたら多く写真を撮った。長い年月の中で更新されていないもの(塗料はげてるとか平成10年作成の案内板とかw)、第一次避難所なのか第二次避難所なのか分からないもの、距離明記されないもの、私有地だけど通れば近道できそうな所、こういう現状が説得力を持ってる。

2014-06-25 21:29:28
K @kaw0621

避難路に倉庫を設置して使用したり、避難案内板の前に自家用車を駐車している事が中々の問題だと思った。写真を撮った後に、住人に呼び掛けて倉庫や車の移動をお願いしました。 良いことをしたのではなくて、もっと根源的な秩序と認識の低下を注意するように言ったのは、間違いだったかなー?

2014-06-25 21:36:07