軽音部の丸山先輩

りゅりゅか∞妄想 @eighter0mousou

丸山先輩[1] 私には片思いしている人がいる だけど私からはほど遠い相手 イケメンで軽音部で ベースを担当している3年生 丸山隆平先輩

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[2] あ、丸山先輩 朝からすれ違うなんて気分がいい 「おはよう」 『あ、丸、山、先、輩 お、はようございます…』 「ぎこちない挨拶やなぁww」 すれ違い様にしてくれる挨拶 毎日会う訳じゃないから 挨拶されると、とても嬉しい 今日はいい日だな♪ ーーー放課後ーーー

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[3] いつも通り軽音部が部活を しているところまで行って 演奏を聞く 丸山先輩の声にうっとりする でも、そろそろ軽音部も 終わる時間だし帰ろっかな… あ、忘れ物した… 一人忘れ物を取りに戻った すると、たまたま 丸山先輩に会った

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[4] 『あ、丸山先輩…』 声に出てた 「あ、君は………ごめん、 名前も知らへんくて」 『あ、全然大丈夫です』 そうだよね、私はずっと 見てるから知ってるけど 丸山先輩は知るはずないよね…

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[5] 「いつも聞いてくれてありがとう」 『あ、ああ言うの好きなんです』 本当は違うよ？ 先輩を見るためだよ？ 「あ、そっか…」

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[6] 何でそんな悲しそうなの？ 「あ、帰る方向同じやんね？ 一緒に帰らん？」 え？今なんて？一緒に帰らん？ って言ったよね？ 『はい！』 「じゃ、一緒に帰ろ！」 『はい』

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[7] 「ねぇどっかよって行かない？」 『あ、はい！いいですよ？』 やったー！丸山先輩と 放課後デートなんて嬉しすぎる 好きな人なんだから デートでいいよ、ね？

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[8] 「どこ行く？」 『どーします？』 「行きたい所ある？」 『うーん…』 「じゃあ俺の行きたい所 行ってもええ？」 『あ、はい！いいですよ？』 丸山先輩の行きたい所って どこだろう？

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[9] 「ついた！ここやで」 『神社、ですか？』 「ここなぁお参りすると 願いが叶う、 パワースポットなんやで？」 『そうなんですか？』 「うん！さっ、いこ？」 『はい！』 丸山先輩 何をお願いするんだろう？

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[10] カランカラン 鈴をならす ぱんぱん 手を叩く 丸山先輩の彼女になれますように 「何お願いしたん？」 『えっと…秘密です』 「何それ！教えてや、 俺も教えるから！お願い！」 そんな必死に言われたら 断れないじゃん

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[11] 『分かりました！ じゃあ先に丸山先輩の お願い事教えてください！』 「えー？俺の？」 『はい！お願いします！』 なんだろう？ 本当に聞いてもいいのかな？

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[12] 「真剣に聞いてな？」 『はい、分かりました』 ドキドキする 「告白が成功しますように…」 その瞬間涙が溢れてきた 聞かない方が良かった。 丸山先輩好きな人いたんだ。 これで私のお願い 叶わなくなっちゃった…

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[13] 「ちょ、な、何で泣いてるん？」 『いや、何でもないです… すいません。私さき帰ります』 「え？ちょっと待って」 先輩が私の手首を掴み引き止める そして、そのまま先輩の腕の中へ 吸い込まれる

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[14] 「まだ俺、肝心な事 言えてないねん…俺な、 ずっと君のこと好きやってん 付き合って欲しい」 え？どういうこと？ さっきの話は？ 嬉しさのあまり また涙が溢れてくる

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[15] 「これが俺の願いやで？」 『わ、私もです…』 「え？」 『願い事…同じです…』 「本当？じゃあホンマに 願い叶ったん？」 『は、い』 「これからも宜しくね？」 『はい、こちらこそ 宜しくお願いします♡』 「うん♡」 そう言って優しいキスをした

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[16] 「帰ろっか！」 『はい！』 手を繋いで帰った 本当に私は 丸山先輩の彼女になったんだ 今日はやっぱり良い日だった End