#架空職業 記録22
確かに三節棍は忍者をとらえた。避ける余裕などなかったはず。だがその体はまるで霞のように消えてしまったのだ。 まるで手品のような……もしかして忍術?──いや、これは…… 姿が消えた、それだけじゃない。 『この世から消えた』!? #架空職業
2014-09-09 16:41:51メイは体勢を立て直すと意識を集中する。三節棍を構えたまま、何かを──おそらくは忍者の出方を待っている。 「っ! 」 影が現れたのはメイの真横。振るった武器は再びそれを取り逃し、忍者は再び消えたと思った刹那、メイのすぐ目の前に現れた! 「きゃあっ!」 #架空職業
2014-09-09 16:43:15「メイさん!」 「っく……!動かないでときお様!」 近づこうとしたときおをメイが制する。 「そこにいてくれないと護れない……!」 ふっとばされ、苦痛の表情を浮かべながら、メイはそれでも立ち上がる。そこへゆっくりと忍者が近付く。 #架空職業
2014-09-09 16:44:50『……どうやら『監視屋ときお』は戦えない状態のようだな』 忍者はときおを一瞥した後、再びメイへと視線を戻す。 「アンタなんて私で充分よ」 『なぜそこまでする』 #架空職業
2014-09-09 16:46:51「アンタにはわかんないわよ」 ヒュ、と三節棍が風を切る。 「私の事も。──ときお様の事も」 『己の誇りのために戦うと?残念だがお前は私の技を見きれん』 「うるさいわね」 #架空職業
2014-09-09 16:48:20「ときお様はね、アンタなんかと違うの。山奥の里なんかでネチネチ忍者修行ばっかやってたようなアンタなんかと」 『……』 「ときお様は──ずっとずっと、もっと深い想いを──考えも及ばないような尊いものを──抱えて、生きているのよ」 #架空職業
2014-09-09 16:50:04メイはまっすぐに前を見つめている。ときおは思い出していた。 ──そうだ、あの時も。あの、ビルの屋上で 「だから私は護りたい。ときお様の過去も今も……」 彼女はしっかりと前を向いて 「これからの、未来も」 自分の目の前で 「私は護り屋メイ」 #架空職業
2014-09-09 16:51:06@TOS あの忍者にツッコミたいと思う自分がいる…ジー(・_・| #架空職業 カラス「あんな堂々と忍装束を来ている忍者なんていない」
2014-09-09 22:18:42@TOS 今日はみんなで久々に集まって飲んだ。ただ飲みすぎて午前0時以降の記憶がない……。なんで全員半裸なんだ? #架空職業 カラス「……うぅ。気持ち悪い(--;)」
2014-09-10 03:07:01#架空職業 のとぅぎゃ行ってみたら鴉魔さんからツッコミ来ててフイタwww あの忍者はそれこそテレビも無い様な山奥の里にいた、という設定で、帝都どころか現在の常識も得ていないという設定なんです。帝都に他に忍者がいるとしたら、逆にあの服は着ないでしょうね。
2014-09-10 23:45:52住宅街でいきなりドンパチ始めてしまったのもそういう理由です。こういう『常識がまるでない忍者』という設定にしてあるのもちゃんと理由あるんです。というか、この設定にしないと成り立たなくなるものがあるので…… #架空職業
2014-09-10 23:48:37