- SubaruTakeshima
- 1973
- 0
- 1
- 0
着陸時、通信遅延時間を考慮して40分間もつよう、過充電防止回路をオフ。電圧を上げて臨んだが、それでも過放電した。
2010-11-19 12:00:34過充電防止回路でリーク電流が発生、これを充電と誤検知して充電不能になり、過放電するセルが発生。復活を断念した。
2010-11-19 12:02:07本来、リチウム電池はリチウムがグラファイトに入ると充電、出て行くと放電。過放電するしてリチウムが出尽くし、電極の銅まで溶け出してしまった。これが電解液内で析出してブリッジし、短絡したと推測。
2010-11-19 12:05:22カプセルの電池、同じ物を冷凍庫に保存して、ギリギリまで保管。一部を温度加速試験、一部はそのままで、健全性確認。搭載機器がオンになったときの電圧降下で動作電圧を割らないか、ビーコンがどれだけ出せるか確認。
2010-11-19 12:10:37結果的には発見時点で電池は残っていた。持ち帰って解析すると、6時間分の電池残量があったことを確認。電池劣化について大きな知験を得た。
2010-11-19 12:12:31質問、はやぶさ2で変える必要はあるか?変えるというより、当時のものが手に入らない。しかし、既知の化学がよく適用できることがわかったので、代用品の評価に活用できる。
2010-11-19 12:14:11はやぶさのヒートシールドの発見位置誤差100mの件。推定したはやぶさチームもすごいが、オーストラリアの高層大気を予報したのはアメリカ。こういう基礎データは日本にはない。
2010-11-19 13:09:27はやぶさ突入の地上観測。目的はカプセル発見、再突入技術の検証(スペクトル解析)、人工流星としての科学観測、記録映像の4つ。
2010-11-19 14:29:33三角測量で軌道決定。複数箇所で観測すると、ねじれの位置になって収束しない。誤差を重み付けして計算。
2010-11-19 14:30:51WATEC高感度カメラに広角レンズを付け、現地で星座観測して校正。GPSで時刻修正。USBではリアルタイムでないのでシリアル接続。
2010-11-19 14:32:48カプセルはあっさり発見されたので探索では光学観測出番なし。しかし記録映像、スペクトル、音、地震波など取得。
2010-11-19 14:39:22航空機からのはやぶさ観測。NASAのDC-8に同乗した。NASA運用チーム12名、科学チーム26名ぐらい。日米豪独蘭。ドライデンから機体を持ち込んだ。
2010-11-19 14:51:11NASAハイビジョン、ドイツ分光器、豪分光器などが機内に並んだ。本来の目的は、曇りなどで地上観測ができなかった場合に備えたものだったが、実際は地上で見えてしまった。
2010-11-19 14:53:19分光観測で表面温度を測定、が表の理由。裏は、航空機からの観測ノウハウ取得。(それでHTV-Rチームが乗ってんのか!)
2010-11-19 14:55:05はやぶさカプセルの航空機観測の講演。ネットで話題になったキセノンのスペクトル、NASAチームがそのへんの帯域を観測しているはずだが、まだJAXAにデータは届いていない、とのこと。
2010-11-19 15:01:32どうも、川口先生と山崎飛行士の講演の間なので、一般の方が多いようだ。発表と関係ない質問が多い。次は吉川先生からはやぶさ2。
2010-11-19 15:11:10はやぶさ2の意義。1、科学。太陽系と生命の起源探査。2、技術。日本独自の探査技術。3、探査。より深宇宙へ。
2010-11-19 15:13:06はやぶさ2ははやぶさ帰還に合わせて立ち上げた計画ではない。2006年のはやぶさ弾丸発射失敗を受けて、準同型機ミッションを企画。
2010-11-19 15:15:53はやぶさ2は2014年打上げ。2018年到着。はやぶさは3ヶ月滞在だったが短すぎた。今度は1年半。直径数mのクレーターを作り、できれば内部、無理なら周辺の物質を取る。
2010-11-19 15:18:08