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08月11日
1945年8月11日01:00(ワシントン時間12:00) バーンズ国務長官らが作成した日本政府に対する回答の草案をトルーマン大統領が了承 #芙蓉録
2014-08-11 01:00:341945年8月11日03:00(ワシントン時間14:00) ホワイトハウスで閣議が始まる。スウェーデン政府より日本政府のポツダム宣言に関する正式回答が来たこと及びバーンズ回答について説明 #芙蓉録
2014-08-11 03:00:341945年8月11日04:45(ワシントン時間15:45) バーンズ回答原案が、ロンドン、重慶、モスクワへ送られる #芙蓉録
2014-08-11 04:45:311945年8月11日05:00 ソ連第56狙撃軍団第165狙撃連隊、南樺太国境を突破。日本第一二五連隊第四中隊第一小隊(小隊長:大國武夫少尉)と交戦開始 #芙蓉録
2014-08-11 05:00:341945年8月11日07:00(モスクワ時間02:00) ソ連外務人民委員部にてモロトフ外相はハリマン米大使に対してバーンズ回答に「連合国最高司令部の代表に複数の候補者」を入れるべきと提案 #芙蓉録
2014-08-11 07:01:21モロトフ外相「マッカーサーとワシレフスキーの二人の最高司令官が存在するのは可能である。」 ハリマン米大使「ソ連政府はこの戦争でたった二日間しか戦っていない。アメリカ人以外の最高司令官などというのは全く考えられない。」 #芙蓉録
2014-08-11 07:05:321945年8月11日15:00 木更津基地にてジェット攻撃機「橘花」の第二回飛行試験を実施。同機は離陸に失敗し、破損 #芙蓉録
2014-08-11 15:01:0808月12日
1945年8月12日00:45 外務省ラジオ室及び同盟通信がサンフランシスコ放送から放送されている連合国回答文(バーンズ回答)を傍受 #芙蓉録
2014-08-12 00:45:311945年8月12日02:00 松本次官、迫水内閣書記官長よりバーンズ回答について知らされる。外務省条約局、バーンズ回答の翻訳に着手 #芙蓉録
2014-08-12 02:05:31連合国回答文(バーンズ回答)外務省訳録 一、降伏の時より天皇及び日本国政府の国家統治の権限は降伏条項の実施の為其の必要と認むる措置を執る連合国最高司令官の制限の下に置かるる(be subject to)ものとする #芙蓉録
2014-08-12 02:10:32二、天皇は、政府・大本営に対しては降伏文書に署名させ、軍隊に対しては戦闘中止・武装解除等を命令すること 三、連合国捕虜・抑留者の移送 四、最終的の日本国の政府の形態はポツダム宣言に遵ひ日本国国民の自由に表明する意志により決定せられるべきものとす #芙蓉録
2014-08-12 02:15:32五、連合国軍隊による保障占領 この第一項における“be subject to”の訳を巡り、再び政治的なは火花を散らす事になります #芙蓉録
2014-08-12 02:20:311945年8月12日05:00 東郷外相私邸にて東郷外相、松本次官、渋沢条約局長、安東政務局長らがバーンズ回答の対応を協議する #芙蓉録
2014-08-12 05:00:381945年8月12日08:30 梅津参謀総長及び豊田軍令部総長、be subject toは「隷属する」であると説明し「敵国の意図が、名実共に無条件降伏を要求し、特に国体の根基たる天皇の尊厳を冒涜」するもので、宣言受諾はするべきでないと天皇に上奏 #芙蓉録
2014-08-12 08:30:341945年8月12日10:00 竹下正彦中佐、陸軍省軍務局の同志らと共に義兄の阿南陸相を訪問。ポツダム宣言受諾阻止と万が一の場合における近衛師団と東部軍使用したクーデター計画への参加を要求するも、阿南陸相はこれを拒絶 #芙蓉録
2014-08-12 10:00:43