長崎市さるく推進課長・股張さん講演

木下斉 / 「まちづくり幻想」日台韓中で発売中! @shoutengai

股張さん「今年は龍馬伝ブームであるが、それ以前から2006年にさるく博をやっており、蓄積がある。平成2年628万人がピークだったが、その後減少。特に団体旅行の減少が直撃。」 #nagasaki

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股張さん「やはり観光スタイルの変化の影響は、元々観光地であった長崎としては大きかった。そのため、団体客から個人型、物見遊山から体験型、男性主体から女性中心、観光と生活の分離から観光まちづくり、紙媒体からICTという変化に対応する必要があった。」 #nagasaki

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股張さん「さるく博の時はマップだけで回ったが、現在説明板を市内に153基設置した。また、内容も充実させていき「学さるく」など講座形式のものも実現している。今後は単にまち歩きではなく、こういう+講座という形に力を入れていきたい。」 #nagasaki

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股張さん「まち歩きがうるさいといったクレームがほとんどなく、むしろこうしたほうがよいという改善提案が寄せられる。昔から異国の交流を受け入れてきた歴史背景もある。また物理的にもコンパクトなまちとなっており、参加しやすい」 #nagasaki

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股張さん「さるくは、2006年度グッドデザイン賞、2007年に本イベント大賞地域振興部門賞。ガイドの印象はよかったが99.4%。悪かったというのは0.1%程度。リピート数が高く、5回以上43.9%。1回だけは35.6%。ガイドは総勢450人。」 #nagasaki

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股張さん「ガイドが多いので、オーダー型さるくにも対応できる。また、さるくが始まってからまちに興味を持つ人、ガイドのプライド、まちがきれいになっていった。参加型による裾野の広い効果が生まれた。」 #nagasaki

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股張さん「2006年のさるく博はあくまでスタート。翌年は参加者は減少したが、それからが勝負ということで、11月をまち歩き月間として企画を集中させた。例えば市長と歩く、アナウンサーと歩くといった企画。その後幕末をテーマにするなど、テーマ性をもったさるくを投入」 #nagasaki

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股張さん「まちなか龍馬館は来年継続することで検討。これから龍馬伝が台湾でも放送開始、韓国、中国など海外で放映されるのを期待し、取り組む。宿泊施設の稼働率は既に4.6%増、経済効果は県210億円、市137億円予想となっているが、これを超える予定」 #nagasaki

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股張さん「また、今後は食を前面に出した企画を検討。これまではちゃんぽん、皿うどんとかだけでなく、魚もうまい。長崎各地との連動企画を推進する」 #nagasaki

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股張さん「また来年は、さるく5周年ということで全コースリニューアル。これまで手薄だったナイトツアーも積極的に企画していく。少し固定化してきてしまっているさるく企画者の幅を拡大するため、民間事業者をwebで公募するなど考えている。」 #nagasaki

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股張さん「全国展開に向けて日本まち歩きフォーラムを開催する。子どもガイド育成、観光ホスピタリティカレッジも開催する。」 #nagasaki

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股張さん「初期の頃は地元でも反対などがあった。けれども、賛同できる人だけに絞り込んでガイドなど協力者を集めた。そのうち徐々に賛同者が増加していった」 #nagasaki