Roommate

きらりん@エイト妄想垢 @akr_087

［ Roommate ］*0 私は、オタクです。 何オタやって？ それは・・・二次元です。 アニメは最高。 理想通りの男性！！！ リアルな男子とは違う！！ 実に神秘的。 そんな私でも、無事に就職できました。 念願の東京です。 そんな私のお話です。

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*1 今日からここが私の新居！ 親に何も言われずにアニメ録画し放題！！ なんて、素敵//// さ。予約、予約♪♪♪ な、何これ！？ めっちゃあるやん！！ はっ！！ 見たかったアニメが！！！ 今までPCでしか見れんかったのに！！ 都会素敵。最強。愛してる。

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*2 一通りの録画が終わり、 ご近所さんに挨拶周り。 両隣と上と下の人。 地元で美味しい！って評判の焼き菓子をもって。 でも、左は空室みたい。 よし。 一つの焼き菓子は私のおやつ。 いざ！隣へ出陣！ ピーンポーン 「はい。」 現れたのは白くて、所謂イケメン。

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*3 私。ポーカーフェイス。 散々騙されてきたやろ。 「隣に引っ越してきました。ご迷惑かけると思いますが、これからよろしくお願いします！これ、どうぞ！！」 よし！言い切った！！ 「ぷっ。」 え？何で？？ 「あははは！自分おもろいな！」 「え？あ。はい？」 関西の人？

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*4 「僕、横山って言います。よろしくな。」 「こちらこそ！」 「自分関西人？」 「そうですね！」 「ほな、またタコぱでもしよか？」 たこ焼き！？大好き！！ 「勿論です！」 「ほな、困ったことあったらおいで？」 「ありがとうございます！」 そんな、こんなで一軒目終了。

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*5 バタン。 突然の訪問者。 隣に誰か来るのは知ってたけども… なに。あの可愛い子。 あれ、すっぴんやんな？ 肌は綺麗やし。 でも、笑うとあどけなくて… ほんま、俺の顔あっかいあっかいで。 最悪や。このこと誰にも言わんとこ。

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*6 そんなこんなで、無事に挨拶回りは終わり！ 上の人も下の人もいい人で良かった！ さ！お菓子食べながらアニメ〜！ ピーンポーン。 は。なに？ これから、うちのお楽しみタイムやん。 「はい。」 「横山ですけど〜。」 ガチャ 「どうされました？」

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*7 「その〜・・・・」 話を聞いてみると、 夜ご飯一緒に行かへん？ って言うお誘い。 昔のことがあるから、 あんまり行きたくないってのが本音やけど・・・・ 「行きましょう！」 お隣さんやし仕方なしに行きますか。 「肉食べに行きましょ！美味しいとこ知ってるねん！」

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*8 って感じで一緒にご飯食べてます。 所謂、なうってやつ。 「あの、テレビとかってなに見られるんですか？」 は！？なにその質問。 え。何て答えよう。 アニメです♥️ ・・・・ あかん。確実に引かれる。 でも、早よ答えな！ あ。 「そんなに見ないですね。」

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*9 ずっと引っかかることがあって、 それが聞きたいがために誘った食事。 僕。一応、関ジャニやん？ アイドルやん？ そやのに、無反応ってどう言うこと？ 見たことあるな〜 って反応ぐらいするやろ！！ そしたら、案の定テレビ見いひんときた。 そりゃしゃーない。

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*10 あの質問からテレビの話題は一切ない。 その代わりに何の音楽聴くか聞かれた。 アニソンです♥️ なんて言えずに、昔はまってた、ロック。 主に邦ロックをあげといた。 うん。友達について行っててよかった。 ありがとう。友達。 「ほな、俺の友達と話合うと思うわ！」

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*11 「そうなんですか！？」 昔はまってただけあって、何か嬉しかった。 友達なんか居ない地で新しい出会い。 新鮮で、新しくて、、、、 嬉しかった。 これはきっと、横山さんのお陰。 話も弾み、ついでにお酒も進む。 挙げ句の果てに潰れる横山。 前言撤回。

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*12 とんでもない男だ！横山！！ 「な〜。泊まり〜よ〜。」 「泊まらんって！！」 「俺、さみしいやん！」 「横山さん。鍵は？」 「ん〜はい。」 ガチャ 「じゃぁ、これで。」 グイ ギュッ あまりにも一瞬で・・・・ 気づいたら彼の腕の中にいて・・・

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*13 「なぁ〜」 重なる額。 彼の瞳の中に映る私。 きっと、私の目にも・・・・ 段々、赤くなるのが分かる。 「えっと、、、離して。」 「嫌や。今からちゅーするねん。」 迫り来る唇。 「い、いや////」 ドカ ゴキ 床に倒れそして、鈍い音・・・

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*14 「いった〜！」 急いで病院に行くと、案の定手首にひび。 「なぁ。」 「ごめんなさい！何でもします！」 とっさに出た言葉。 「ほんまに〜？？」 「勿論です！」 私はこの言葉を痛いほど後悔することになるとは思いもよらなかった。 To be continued

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*15 「食器ここな。」 「はい。」 「冷蔵庫の中は勝手に使って。」 「はい。」 「あとは・・・・あ。はい。」 「はい。・・・え？鍵？」 「鍵ないと入れんやろ。」 「あ。そうですね。」 こんにちは。 ご覧の通り、合鍵もらいました。 遡ると・・・・

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*16 病院の帰りのこと。 「俺、こんな手やしなんも出来ひんやん。」 「そうですね。」 「何でもするんやろ？」 「勿論です！」 「ほなら・・・・ 治るまで俺の世話係な。」 って感じで今に至ってます。 「なぁ。聞いてる？」 「あ。え？聞いてます。」

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*17 「ほな、仕事やし行ってくる。」 「いってらっしゃい！」 やった！！ 家に帰ってアニメを・・・ 「あ。掃除とか頼むわ。」 見れませんね。 「・・・・分かりました。」 早く、終わらせて見るしかない！！

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*18 今日は、確か雑誌の取材が何本か入ってただけか。 はよ、終わるな。 「横！」 「なんやな？」 「お前の家の横って空いてたかいな？」 「こないだ新しい人来たわ。」 「そっか。」 「どないしたん？」 「いやー、ちょっとな。ま！ええわ。」 ヒナ、なんやねん。気になるわ。

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*19 横の隣に引っ越してきた奴。 全く血のつながりはないらしいけど、 親戚って関係らしい。 年に1回で顔合わせる程度やったけど、 妹みたいで可愛がってた。 妹って思ってたのは初めだけで、 大きくなるにつれて、 自然と女として見るようになった。 まぁ、可愛いやつ。

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*20 着いたら連絡しろってゆーてたのに。 ［ 荷物の整理出来たか？ ］ 送信するとすぐにつく既読。 「次、村上さんです！」 「今行きます。」 返事を見ないまま撮影。 終わってみてみても帰ってきてない返事。 「ほな、帰るわ。お疲れ。」 足早に帰っていく横。

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*21 「今日、横山くん早くない？」 俺にとったら横なんかより、返事や。 こうなったら・・・ 「用事ちゃうか？俺も帰るわ。」 家まで行ったろ。 住所はたしか・・・・ あった、あった。 さ。行こか。会いに。

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*22 ガチャ 「ただいま〜・・・って、あれ？」 玄関開けて見ると部屋は真っ暗で。 「あいつ、自分のこと戻ったな。」 何気に晩飯楽しみにしてたのに。 あれ？晩飯頼んだっけ？ ピーンポーン 「あ。横山さん。」 「おい。晩飯は？」 「ありますよ〜。どうぞー。」

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*23 招かれた部屋。 綺麗でいかにも女の子らしい部屋。 「ほな、座って待っててください。」 待ってると運ばれて来る料理。 「はい。カレーです。」 「ありがとう。いただきます。」 案外美味しいカレー。 そして、付け合わせのサラダ。 「全部作ったん？」 「へ？」

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*24 「このポテトサラダも？」 「あー！そうですよ！」 ポテトサラダ。 美味いのは美味いんやけど、 なんか・・・薄い？ 「まずいですか？」 「あ、美味いで！」 「良かったです！」 それから、今後の話し合いで、 晩御飯は彼女の家で それ以外は俺の部屋になった。