あの手のエセ医療ってのは、気が弱ったところに漬け込んでくる(その種をいっぱい撒いている)ので、疲れて疲れて気が弱ってたんだろうな、だから両親がハマったことは仕方がない。馬鹿だったのもあるが、疲れて気が弱ってたんだから。
2014-08-31 01:46:02ただ、そういうもんにハマった親の子であり、その価値観をすり込まれて育っている、ということが、もう気の毒なんだ。たとえ両親からとてつもない愛情を注がれていたとして、それを感じていたとしても、それに応える娘が、ただただ無理をしているの。
2014-08-31 01:47:53普通の人だし、病気にもなったから、嫁が「あなたのせいで癌になった」と夫を詰り、夫が往復ビンタしたというのも、ただの人だから、しゃーねーかなー、と思うんだが、そういう親がいる環境に生まれて育った子が、世の中と相当ズレた(明らかに間違っている)価値観の中で生きていると思うと…。
2014-08-31 01:50:56子供が大人の都合が良いように振舞っているのを「あの子は大人だ」なんて喜びよる大人がおるけども、子供が大人の都合の良いように振舞うのは大人に媚びているだけで、子供は所詮子供なので、無理してるんやで。
2014-08-31 01:53:21崩壊家庭で育って未成年で病父老母の食い扶持を稼ぐ為に坊主になってマトモに子供をやれなかった手前が云うんだから間違いない。
2014-08-31 02:01:05手前は昨晩娘が可哀想なので芦田愛菜が出てくる前に視聴をやめたが、ラストシーンがどうだったか聞いて、気持ち悪くなった。
2014-08-31 09:54:30あの父親が嫁を失ってアルコールに逃げるのは知ってたんよ。この時点で弩ストライクにACになる原因が出てきてるんですが、まぁ、これは良いとしよう。
2014-08-31 09:55:41然しその前に父親が五歳の娘に「お母さんの病気、治るやろか」と訊ねている。これはずっと前に話を聞いて「うわ、この父親、こんなこと聞きよったんか」と吃驚したんだ。これは本来大人が引き受けなければならないことだ。それを五歳の娘に訊ねたのだ。
2014-08-31 09:58:09それで娘が「駄目かも知れんねぇ」と答えている。五歳の娘にこれを云わせたのだ。弱くて情けない父親が五歳の娘に大人を背負わせた瞬間は、将にここだったと手前は思うのだ。
2014-08-31 09:59:04それを、どうもドラマでは肯定的に描いていたようで、手前は気色悪く思った。ラストシーンがその象徴になっているように思える。
2014-08-31 10:01:10アダルト・チルドレンというと、日本では「チルドレンなアダルト」と認識されてしまいがちだが、実際には「アダルトなチルドレン」である。子供にして大人でなければならなかった子供のことです。
2014-08-31 10:05:49この父親は実際に娘のことを「相棒」や「妻」と呼んでいるそうで、娘を娘として扱っておらず、娘もこれに応えてしまっている。
2014-08-31 10:07:28こういう父娘がいる、という話は以前から知っていたので、やべぇなぁ、これを美談として消費する人がいるのか、やだなぁ、と思っていたんだが、脚本家、テレビ局、監督さんが、作るときにそれに気付かない、ということの方が、もっとヤベェ。
2014-08-31 10:11:20あの父親に対する手前の評価はずっと前から決まっていた。「お母さん、治るやろか」と聞いた瞬間、父親は大人である責任を五歳の娘に押し付けた、と。その後のアル中や味噌汁なんて、余談である。
2014-08-31 10:16:30それが判らない人がいるのは、まぁいい。ワカラン人にはワカラン。ただ、それが、大勢が関わって作る「テレビドラマ」になってしまっていることに戦慄する。思想的に均一でない筈の集団が、そういうことを考え得ない、ということが怖い。
2014-08-31 10:18:31だいたいなー、嫁を失って父親が駄目になったんやろ。駄目になる余裕があったわけや。余暇があったんや。娘にはその余暇がなかったんやで。娘が悲しむ時間を父親が奪ってるんやで。
2014-08-31 10:23:04脚本家も監督も、ほんま、何も感じなかったんかいな。娘が父親の妻の肩代わりをしていることに気持ち悪さを覚えんかったんかいな。
2014-08-31 10:28:13