１日１ずつレベルアップしていたまるゆ　その４

１日１ずつレベルアップしていたまるゆ @maruyu_mogumogu

さてと、カレーを作る準備をしましょうか。今から仕込めば夕方には間に合うでしょう。皆さんたくさん食べる方ですからね。さくさくっとやっちゃいましょう　[Lv12 l]

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木曾さんが様子を見に来ました。そしてまるゆの調理をじっと見つめてました。何か用ですかと尋ねると、いや、うまいなと思ってな。いったいどれだけ繰り返してきたのかちょっと気になっちまったんだ。邪魔して悪かった、また後でな…と去っていきました。私は黙って見送ました　[Lv12 l]

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カレーの匂いが充満する食堂に皆さんが嬉しそうにしながら入ってきます。さあ皆さんたっぷり召し上がってください。たくさん作りましたから、おかわりしてもいいですよ。その言葉に喜びながらカレーをよそっていきます。 この光景…忘れません。素敵な思い出ですから　[Lv12 l]

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大井さんにカレーのレシピを教えてほしいとお願いされました。いいですよ、こんなレシピでよければと、詳しく書いたものを渡しました。大井さんカレー作るの苦手なのかな、そんな感じしないけど…　[Lv13 l]

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さてと…色々と下準備をしないといけませんが、まずなにから…あれ、この日記…そうだ、日記でも書いておこうかな。思い出代わりに…　[Lv13 l]

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さて、こんなものかな。読んだ人はタイムループなんて何それなんて思うかもしれないけど、私という存在がここに居た証を一つくらいは残しておきたいですからね…勝っても負けてもここには居られませんから…　[Lv13 l]

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今日は自主訓練をしましょうか…なるべく人のいないところで、今出せる全力を知っておきたいですし　[Lv14 l]

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ふう、いい汗をかきました。と言っても訓練より訓練後の後始末のほうが大変でしたけど、でもこれなら問題なく戦えそうですね。さて補給をしてっと…相変わらず当番の隼鷹さんは留守ですね。まあ当然か…明日もその調子でお願いしますね…　[Lv14 l]

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さてと、そろそろ準備をしますか。まずは武器の調達ですね…と言ってもここには大した陸戦武器置いてないですから、取りに行かないといけませんね。なるべく足がつかないようにしないと、この鎮守府に迷惑はかけたくないですし　[Lv15 l]

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武器の方は調達できたのであとは補給もかねて資材をちょっと拝借しましょう。おっとそうでした、この机に置いてある隼鷹さんの式神を動けないようにナイフで刺しておかないと…とりあえず申請書を書くふりをして…よしっと。バケツ１個と資材貰っていきますね　[Lv15 l]

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さてと、急いで出発しないと…あれここに隠しておいた武器が無い、どうして…戸惑う私にこっちだと声がかけられる。見ると木曾さんが手招きしていた。あきつ丸から大発を借りてな、こっそりと武器を積んでおいたんだ。水臭いじゃないか、俺にも手伝わせろよ　[Lv15 l]

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そう言いながら案内された桟橋には武器の積まれた大発がありました。それにしも、小銃、重機関銃、迫撃砲、RPGにＣ４爆弾ってどこから持ってきたんだと木曾さんが尋ねてきました。陸軍のあんまり知られたくない施設ですよとだけ答えました　[Lv15 l]

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資材を乗せると、さっそく出発しようと木曾さんが言うのでちょっと待ってくださいと声をかけました。木曾さんも一緒に来るんですか？と尋ねると、当然だ、俺にも責任はあるわけだしなと少し伏し目がちに言いました。どうしよう…そうだ　[Lv15 l]

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わかりました…でもその前に一発殴らせてください。責任を感じてるならいいですよね。それを聞いた木曾さんはわかったいいぜと仁王立ちしました。じゃあ歯を食いしばってくださいね。心の中で謝りながら木曾さんの鳩尾に重い一撃を放ちました　[Lv15 l]

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予想外の衝撃に木曾さんは倒れ伏して苦しんでいます。ごめんなさい木曾さん、この戦いにあなたを連れて行く事は出来ません。私一人で決着をつけないといけないので…しばらく大人しくしててくださいね。そう言い残し私は大発に乗り込み鎮守府を後にしました　[Lv15 l]

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早朝、目的の島に到着し武器を下します。これからこの武器を利用したトラップを島中に張り巡らさないといけません。それに食料を確保してきゅーちゃんの捕獲もしないと…さあ、気合入れていきましょうか　[Lv16 l]

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とりあえず採ってきた果物を置いとけば勝手にきゅーちゃんは来るし、次は罠ですね。交戦地点と相手の動きを思い出しながら、島の奥からやっていきましょうか…　[Lv16 l]

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島の半分くらいに罠を設置して戻ってくると、果物の傍できゅーちゃんが寝ていました周囲には食べカスが一杯散乱しています。相変わらず欲望に忠実ですね。まあこれでも私の意識の欠片なんですけど、小さく無垢な部分でしたから当然か…さてこの子を起こしましょうか　[Lv16 l]

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怪我をしているきゅーちゃんをバケツと資材を使って回復させた後、言い聞かせるように話しました。アイツと戦う事、きゅーちゃんには後で大発に乗って避難してもらう事。そして、もしも私が負けた際には死んでもらうことを…覚悟だけは必要ですからね　[Lv17 l]

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さて、きゅーちゃんには大発に乗ってもらっておいて、この間に残りの罠を仕掛けて武器を設置しましょう。時間はまだありますけど、擬装迷彩も施したいから急ぎましょう。この島を犠牲にしてでもアイツを倒さないとね　[Lv17 l]

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よし、迎撃準備完了っと…今日は早めに休んで明日に備えましょう。もうすぐここにやってくるはずですから、アイツが…　[Lv17 l]

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身体の調子は問題なし…そろそろ武装しますか。運貨筒の中に入れておいたドーランや迷彩服を取り出します。それを身に着けて手榴弾やサブマシンガン、ナイフを装備します。そして小銃を手にして空を見上げました。そろそろ飛行機がやってくるはずです　[Lv18 l]

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しばらくすると上空に飛行機が飛んできました。隼鷹さんの艦載機です。それを確認した私はきゅーちゃんを乗せた大発を発進させます。これなら気付いて木曾さん達に保護してもらえるでしょう。書置きもしましたからもしもの時はトドメも…私は遠ざかっていく大発に背を向けました　[Lv18 l]

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島の奥、反対側で爆音が聞こえました。アイツが来た、地雷に接触したようです。なら…周囲に設置した複数の迫撃砲に弾を入れていきます。榴弾とＶＴ弾混合です。これであいつの足を止めてその間に狙撃ポイントへ向かいましょう。海軍仕込みの陸軍魂見せてあげます！　[Lv18 l]

１日１ずつレベルアップしていたまるゆ @maruyu_mogumogu

狙撃地点に置いておいたスコープ付きの小銃を構える。爆発の煙の中からアイツが姿を現したのを確認すると、ゆっくりと引金を引いた。放たれた弾丸がアイツのフードに当たり火花を散らす。撃たれたアイツはゆっくりとこちらへ向かってきた。おびき寄せるのに成功だ…　[Lv19 l]