渡邊芳之先生 ynabe39 の「人に嫌な思いをさせても悪気がなければ罪一等を減ずる,という常識が廃止されたんですよ。 別の言い方をすれば「情状酌量の廃止」でもある。」
千の風になって。
北海道帯広市 · twilog.org/ynabe39
渡邊 芳之(わたなべ よしゆき、1962年4月22日 - )は日本の心理学者。帯広畜産大学人間科学研究部門(人文社会・体育学分野)教授。博士(心理学・東京国際大学)。 佐藤達哉、尾見康博との共同研究を中心に心理学論、心理学史、人格心理学や血液型性格分類の批判的検討などの分野に論文・著作を持つ。趣味はレコード蒐集。
http://ja.wikipedia.org/wiki/渡邊芳之
渡邊 芳之 -帯広畜産大学-
http://www.obihiro.ac.jp/ichiran/watanabe_yoshiyuki.html
慰安婦問題についての小文を「書かされている」。で、思うのだが、この問題は「実態がどうであろうと、被害者が強制だと感じれば強制なのだ」という議論に行き着くのではないだろうか。ジェンダー問題が絡んでいる以上、そこにセクハラ等と同じロジックが援用される事は避けられない様な気がする。
2014-09-10 10:22:29セクハラ等の議論の特徴は、そもそもの「セクハラ」の解釈権が「被害者」に任されている事で、このロジックがわかると、(善し悪しは全く別にして)一見極めて粗雑に見える韓国の慰安婦問題や徴用工問題に関わる運動団体の主張がよくわかる。この辺が、多分日本国内ではよく理解されていない。
2014-09-10 10:25:20承前)しかしながら、注意しなければならないのは、これは必ずしも韓国だけの状況ではなく、先に挙げたセクハラ問題に典型的に見られる様に、国際社会における「人権」を巡る議論の多くにおいて、このような傾向を見る事ができる。大きく見れば「人権」が「近代的法治」を凌駕していく過程かも。
2014-09-10 10:32:17まったくそうで,「ハラスメント」の概念が導入されたことがどんなに大変なことで,それによってどれだけ大きな社会変化が起きているかということを実感的に理解できている人は少ない。
2014-09-10 11:06:05「実態がどうであろうと,受け手がハラスメントと感じればハラスメントなのだ」「実態がどうであろうと,受け手がいじめと感じればいじめなのだ」ということに世界がなったことがまだわかってないで甘く考えている人が多い。
2014-09-10 11:12:40「ハラスメント対策推進」みたいな人に「それって大変なことだよ,簡単な話ではないよ」ということは繰り返し言ってきたのだけど,推進している人も自分が推進していることの重大さがわかってない感じ。
2014-09-10 11:15:12自分自身はこの「ハラスメントの概念」には「ほんとにそれでいいの?ほんとにこれからぜんぶそれでやっていけるの?」という違和感というか不安というかがどうしても捨てきれない。
2014-09-10 11:18:45世知辛い世の中です。わざとじゃなかったら許す世の中の方が生き易い。 “@ynabe39: 人に嫌な思いをさせても悪気がなければ罪一等を減ずる,という常識が廃止されたんですよ。”
2014-09-10 11:20:48もちろんそれがジェンダーや差別,強者と弱者の非対称に絡んだ問題の解決のために必要というのはわかっているつもりだけれども,それが他のことにもどんどん広がっていったらどうなるのか,特定の領域だけに適用範囲を限ることができるのか。
2014-09-10 11:21:01「差別のほとんどはわざとではない」ということなんですよね。 “@teasound: 世知辛い世の中です。わざとじゃなかったら許す世の中の方が生き易い。
2014-09-10 11:21:47