【「京都水族館（仮称）」建設に対しての市民意見】＆【今回の水族館問題の経過 by 中島晃弁護士 】 　

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①【「京都水族館（仮称）」建設に対しての市民意見】　「京都水族館（仮称）整備構想」 意見募集（平成20年9月19日～10月21日）http://bit.ly/ar8LwZを実施され→市民意見募集結果 http://bit.ly/bOCtLQでは、249通、467件の意見が寄せられ

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②京都に水族館を作ることの必要性、景観、CO2の大量排出、静かな空間が奪われるおそれ、隣接する小学校への騒音・安全面での影響、イルカショーは動物愛護・教育の観点から問題、排水の処理、交通渋滞やアクセス、ごみや悪臭といった懸念。設置を疑問視する意見が多数を占めていました。

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③2010年（平成22年）6月28日 京都弁護士会が提出された「『（仮称）京都水族館』設置許可処分に関する意見書」http://bit.ly/bW19ceには、市民意見の詳細な内容が記されています。平成21年7月13日から8月10日までの期間にも意見募集を行い、　　　

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④市民等から186通の意見書が提出されましたが、「賛成意見は3通のみ（条件付き含む）」であり、賛否不明を除き9割以上は反対意見であったことが明らかになっています。反対の理由として、1位：CO2の排出などの自然環境や周辺住民の住環境等環境破壊を理由とするものがもっとも多く、　　

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⑤2位：市民の貴重な緑地・公共空間、災害時の避難地域としての役割、3位：内陸であること、以下動物保護の必要性や京都の伝統、文化、歴史の保護の必要性★、収益面、交通問題と多岐に亘っており、平成20年、21年と2度の意見募集における市民意見の懸念事項はほとんど払拭されていない。

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⑥ところが、京都市は平成21年度意見募集の結果を公表すること自体行っていないことが指摘されています。　平成21年12月9日都市計画局が門川市長に宛て提出された「まちづくり消防委員会要求資料」http://bit.ly/9zIY3e「開発構想に関する見解書」に、オリックス不動産、

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⑦JR西日本が…市民意見（平成21年7月13日から8月10日消印有効を期限）に対する見解をまとめることが義務付けられているとし掲載されていますが、このHPは一般市民が容易に検索することは難しいでしょう。　そして、翌日の12月10日には、　

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⑧京都市が「梅小路公園の再整備に関する京都市の考え方についてhttp://bit.ly/cSlnnE」を事業者に対してだけではなく、京都市に対する意見も含まれていたとし「見解書」とは別に発表。平成17年12月からオリックス不動産から水族館整備構想の打診があったことや、第三者委員会

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⑨「京都水族館（仮称）整備構想検討委員会（森本幸裕委員長以下6名の学識経験者にて構成）」（2008年7月14日にオリックス不動産が正式に「（仮称）京都水族館整備構想」を京都市に提案され→2日後の7月16日に門川市長が記者会見にて、提案を受けたこと提案内容を公表）が9月3日から開催

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⑩され公園施設の設置許可の妥当性について諮問を行い、2008年12月24日に「設置許可は妥当」との答申を受領したことや、＜梅小路公園再整備の方向性＞基本理念とし、『多様な「いのちの輝き・つながり」を学ぶ都心のオアシスの充実』等を謳われています。　

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⑪【今回の水族館問題の経過】 by 中島晃弁護士 　　　　2005年12月　オリックス不動産、京都市に水族館建設の意向を提示

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⑫2007年2月　当時の門川教育長、新江ノ島水族館を視察（オリックス不動産が神奈川県で経営されている水族館）

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⑬2008年1月　門川市長候補、マニフェストに「体験型の大型集客観光施設を誘致」を掲げる

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⑭2008年7月14日　オリックス不動産、水族館整備構想の提案発表　

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⑮2008年12月12日　「まちづくり市民会議」、水族館問題に関する公開質問書提出（09年1月28日　京都市の回答書）

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⑯2008年12月24日　第三者委員会（「構想検討委員会」森本幸裕委員長）、条件付きで「設置は妥当」との答申

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⑰2009年2月18日　「いきもの多様性研究所」など、環境団体が連盟で、梅小路公園地区の活用に関する提案書提出　---（以下省略）---

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⑱水族館計画が門川市長が市長になられる前の教育長時代から視察をされていたり…市民の9割が反対意見だったにもかかわらず、市民へ計画の詳細が説明されることもなく、『2010年5月14日　京都市、梅小路公園に水族館設置許可』されたり…と市民意見を全く反映されない不安や、

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⑲2008年市長選においての報道等　http://neo-city.sblo.jp/ & http://bit.ly/aopAlz　、さらに11月21日の建設企業に関する報道http://bit.ly/aXrUSN…と疑問が募ります。経緯→http://bit.ly/9NOuCT

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⑳★平安時代後期に平清盛ゆかりに西八条邸があった場所で遺構の全的な発掘調査の必要性が指摘され、梅小路公園の整備にあたって地下遺構を、保存する見地から、従来の地盤面の上に新たに2mの盛土がされ、盛土のうえに植栽され公園として整備され1995年に開園。　

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⑳続）★文化財保護法にもとづく埋蔵文化財の発掘調査を実施する必要があるのに、何故か本格的な発掘調査が行われないままに、ごく小規模の試掘がなされたのみで、水族館の新築工事がなされる計画になっていると、「建築確認処分の違法性」を中島晃弁護士がご指摘されています。