隼鷹「夢・・・じゃないよな・・・」 飛鷹「・・・夢、じゃない・・・!私たち、やったんだわ!」 菊月「正規艦隊・・・!嘘のようだ・・・」 島風「やった!やったよ!」 口々に喜びの声を上げる彼女たち。 彼女たちはあの逆境を生き残った。 そして、最後に艦隊として名誉を勝ち取った。
2013-12-26 02:21:12それは単に彼女たちが優れていたというわけではない。 彼女たちの一人が欠いただけで、この結果は大きく変わっていただろう。 全員が居て、全員が友情で結ばれており、そして全員が最後まで諦めなかったからこそ、これは成し遂げられたものだ。 私は彼女たちを見ながら、心の中でそう思うのだった。
2013-12-26 02:24:23金剛「フフーフー、さあて、早速ご飯にするデース!今夜はカレーデース!」 隼鷹「弾薬カレーだー!ひゃっはー!」 彼女達は皆、英雄などではない。 彼女達はみな時代の影に埋もれゆく、名も無き人々なのだ。 嬉しそうに笑う彼女達。それらを見送りながら、私は今回の取材を終える事にした。
2013-12-26 02:27:09沢嶋「あのー、では、私はこの辺で失礼します」 島風「ん?ああ、アンタ居たの。折角だから食べていきなさいよ、弾薬カレー」 沢嶋「あ、いえ。申し訳ありませんが・・・」 島風「えー?まあいいや。色々あったけど、無事に終わったわね・・・。ま、アンタも元気にね」 沢嶋「どうも」
2013-12-26 02:30:13
その後、彼女たち第四艦隊着実に任務をこなし、徐々にその成果が認められていった。 そして彼女たちは誰一人も欠けることなく終戦を迎える。 決して華やかな活躍はしなかったが、彼女たちはその余生を幸せに全うしたという。
2013-12-26 02:33:54沢嶋「以上、コードナンバー864192、アウトします」 (例のテーマと一緒にスタッフロール) (古橋がなんか指回して画面閉じる) 抜錨せよ!カレーおつかい奮闘記 完
2013-12-26 02:36:48