- omochixmochi
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<世界観> ある神話時代の話のこと ハリラオスという冥府の船渡しがいました。 その役職名はカロンといい。神ではないものの冥府に魂を引き渡す大変重要な役割でした。 ハリラオスは不思議な力をもっていました。 彼の瞳を見たものは老いも若きも恋に落ちてしまうのです。
2014-09-24 11:02:05ハリラオスはその力を大変気に入り、仕事もせずに毎日違う誰かと恋におち遊び惚けていました。 そんなある日、とうとう死者の魂が冥府に渡されずに神の国で溢れかえってしまいました。 それに激怒したゼウスとハーデスはハリラオスから船渡の資格をはく奪し、人間界に落としてしまいました。
2014-09-24 11:06:25しかしハリラオスは凝りません。 人間界でも力を悪用して毎日毎日、既婚者であろうが、未婚であろうが、婚約者がいようが、男でいようが、女でいようが手をだし情事を楽しんでいました。 そんなハリラオスの力が通じない女がおりました。 女は神子であり、ハリラオスの力が通じなかったのです
2014-09-24 11:09:07どんなに手をつくしても手に入らない女にハリラオスは躍起になりました。 しかし女はハリラオスに見向きもせず、それどころか侮蔑してきました。 ハリラオスは激怒し、ついに女を無理やり犯しました。 女はもうすぐ神の国へ嫁ぐ予定だったのに穢されてしまったと嘆きました。
2014-09-24 11:14:52女は枯れ果てるまで泣いた後、自決し死者の国へと旅立ちました。 ゼウスは怒り狂い、ハリラオスに呪いをかけました。 「お前は以後女にしか転生できず、転生して20年経ったら同じように犯され苦しみ死ぬがいい」 そしてハリラオスは女にしか転生できず苦しみの輪廻を巡る
2014-09-24 11:21:20転生の記憶
三回目の転生 まだハリラオスとしての記憶がある。不思議な男とあった。こういうのが馬が合うというのだろう。またあんな苦しみの中死にたくない、でも僕は悪くない 八回目の転生 私は私の力によって過去に前世の業をしりました。なんて酷い男だったのでしょう。未来の私、どうか輪廻を断ち切って
2014-09-24 11:34:31十八回目の転生途中の記憶 私は誰なんだろう。あたたかいの、誰かいっしょ。でもそれは流れてしまった。 あなたはどこへ消えたの?私の中に入ってくる
2014-09-24 11:36:18神とゼウスたちについて
カリスマ性≠人格者なわけではないのでゼウスは浮気者だし、ハーデスはネガティブで欝気味 ハリラオスがいなくなった後カロンは引き継がれきちんとお仕事してくれてます
2014-09-24 12:03:01ハリラオスはゼウスの何人目かわからない妾の子供で、それで船渡し…てねーわこいつ。実質お仕事してねーわ そんな感じで人間界からきた神子じゃないんでくそ野郎に生まれちゃいました
2014-09-24 12:04:46