続・「キャラクター論」とは何か

例によって思いつくままに。
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It happens sometimes @ElementaryGard

キャラクターの「ハローキティ」が登録されている区分は? | 商標登録、出願を弁理士が格安費用で申請代行 「商標パートナーズ」 trademark-registration.jp/classification…

2014-10-03 05:17:10
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キャラクター論でしばしば(というかほとんどの場合で)見落とされるのが企業キャラクター。不二家のペコちゃんはまだ思い出してもらえるほうですが。1950年登場。敗戦の五年後です。当時は名無しだった。 pic.twitter.com/X8fYlt1XnS

2014-10-03 05:34:00
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そして(じゃーん)ペコちゃんはパクリなのです。これ割と有名なネタらしいのですが私は最近知りました。1949年、アメリカの食品会社のお菓子イラストにこんなのが。 pic.twitter.com/QLlwVZotkP

2014-10-03 05:37:27
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「これはあかんやろ」とトークバラエティ番組で字幕がでそうな域です。 pic.twitter.com/kXHWhpYUyY

2014-10-03 05:40:31
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blog.livedoor.jp/huckleberryfin… いきさつはここが詳しい。どこまで信じていいやら。

2014-10-03 05:45:49
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元ネタのほうは、家族構成まで設定されていたそうです。ハローキティの知られざる始祖かもしれない。それが不二家によってパクリされて、その血がキティ誕生に至った…面白い。

2014-10-03 05:47:25
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手塚の『新宝島』が、敗戦後にGIによってどっさり持ち込まれたコミック・ブックスの、とりわけディズニーコミックスの影響が濃厚という説があります。アメリカ人研究者によるナイスな比較検証です。

2014-10-03 05:51:46
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同じことが企業キャラクター(このことばが日本語に定着するのはもっと後の時代ですが)でも起きていた…暗示的。

2014-10-03 05:52:31
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企業キャラクターの開発を先駆けたのは、意外や意外、金融業界。1959年に近畿地区信用金庫協会で採用されたキャラクター「信ちゃん」をご紹介します。 pic.twitter.com/F5QYxVuTTH

2014-10-03 05:57:22
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これに銀行が追従した。高度経済成長で子どもの小遣いが増え、銀行にとっては無視しがたい潜在顧客に。その開拓のために貯金箱をくばった。そのためにマスコットキャラクターの開発がなされた。

2014-10-03 05:59:53
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これはソフトビニールの時代に入ったことと関係があるそうです。バービー人形の生産受注も1959年からだったかな。当時の日本人スタッフ(女性です)の回想録を読んだことがあります。

2014-10-03 06:01:54
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訂正。これは三菱銀行の「ブーちゃん」でした。1961年。同行は後にディズニーキャラクターを使うようになります。@kumi_kaoru

2014-10-03 06:03:36
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「信ちゃん」はこれでした。1959年。 pic.twitter.com/Xe3Xtep1IJ

2014-10-03 06:05:06
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ボクちゃんにお金を貯めて ~ソフトビニール製キャラクター景品貯金箱~ nipponstyle.jp/column/nttr/co… これが簡潔明瞭なのでおすすめ。

2014-10-03 06:07:37
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ディズニーの日本進出の副産物として、キャラクター・ライセンシングの方法論が日本で「発見」された、とこれまで何度か論じてきました。が、それとはまた違う水脈でも「キャラクター」が発達していったのでないか、と気になっています。

2014-10-03 06:10:21
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昭和30年代にテレビが普及率を伸ばしていった。CMにはアニメーションが多かった。受像機の性能が良くなかったので絵を動かした方が映りが良かったから。それで企業のマスコットキャラクターがたくさんお目見えした。アンクルトリス、桃屋ののり平、ヤン坊マー坊ほか。

2014-10-03 06:15:25
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これらは今でいう商品化はされなかった。国産でそういうのの大当たり先駆けは、やはり鉄腕アトム。1963年。

2014-10-03 06:17:08
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ロボットのおもちゃならもっと前からあった。アトムが画期的だったのは、ロボットのおもちゃではなく「アトム」のおもちゃだったことです。ただの名詞だったのが固有名詞にこそ価値が生まれた。

2014-10-03 06:18:25
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強烈な「キャラクター」だったから。オバQやウルトラマンが後を追った。

2014-10-03 06:19:46
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そうした男の子的な存在が失速して、入れ替わりにひょっこり現れたのがキティ。これをどう歴史に位置づけたらいいか。

2014-10-03 06:20:34
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ツービートという漫才コンビの衝撃を、山藤章二は「フィクションがノンフィクションになった」と論評。youtu.be/9FuLi_UYGbk 「キャラクター」の発見はそれと同じくらいの発想の転換だった?

2014-10-03 06:28:57
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やすしきよし。同じく1979年。youtu.be/h5WZBCDoQSk ツービートの笑いとどう違うかちょっとわかりにくい。しかしながらこのひとたちのはやはりフィクション寄り。

2014-10-03 06:36:06
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お笑い論は二流インテリがやりたがる分野だからあまり深入りしないでおこう。

2014-10-03 06:37:17
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キティ論…うーん何かとても面白い鉱脈にたどり着きかかっている気はするのですが、うまくことばにできないのが歯がゆいです。

2014-10-03 06:38:19