巧妙化したbotによるハッシュタグ汚染 2014/10/06

2014/10/06早朝
突如としてSEGAのドル箱アーケードゲーム「Borderbreak」の公式ハッシュタグが荒らされる。
（すでに連動スマホゲームのキャンペーンで自動投稿が連続する時期はあったが、ここまで露骨なのは初）

ユーザの反応

これに対する、今のところ最後の公式Tweet

俺氏気づく

この時点では、アプリ認証の自動投稿によるハッシュタグ汚染で、「投稿してる中の人はスマホゲーのユーザの人、投稿者に悪意はなくてSEGAのシステム設計が悪い」と自分は予断している。これは間違いだった。
（余談として、アーケードゲームの「Borderbreak」と、スマホゲーの「ボーダーブレイク mobile －疾風のガンフロント－」は、前者がリアルタイムネット対戦ロボットTPS、後者がポチポチカード集めゲーで、内容的にもユーザ的にも完全に別もの気味の印象。自分もスマホゲーの方はやってない。）

ちなみに書いている新タグ分離は下記のような経緯による。
稼働数年が経ち、若年層ユーザによる自動化Tweet、いわゆる「【定期】」と「○○のネタbot」の量に中身ありTweetが流され気味だったので、公式がハッシュタグを移動させた。
現在でも #borderbreak タグを見れば雰囲気はわかる。

2014年春ごろの#borderbreakタグについてのアーカイブ

閑話休題

ぐぐりんぐ開始

スパム投稿のリンクを踏むと、SEGAのページではなく、amazonのKindleアプリキャンペーンページに飛ぶことを確認。

スパム投稿してるアカウントの投稿TLを眺めていると、同様にパズドラ、チェインクロニクルなどのゲームアプリのリンク先として、同じAmazonのキャンペーンページが指定されていることがわかった。

ただ、#パズドラ も #チェンクロ もこれより前に汚染されまくってて宣伝botが日常になっているので、実害は気づきにくかったものと思われる。

よって

ところが

この時点で、まだ自分はスパムを投げているアカウントの中身は人間だと思っている。悪質な認証アプリをインストールしたなどの理由で、自動投稿されているのに気づいていない、普通の人だ、と。