subcultureと日本語のサブカルは違う概念だけど混同する人が現代日本では多いという話を授業ではしている。ここ最近はアニメがサブカル概念に包摂される傾向が急速に高まって90年代的オタクvsサブカル対立が成立しなくなっている。そんな微視的な変化も含むのがサブカル概念のしんどさ
2014-10-04 23:55:45あーこの話、授業でしないといかんのよね>subcultureとサブカルのちがい。 でもここでサブカルのほうを先に話をするとたいへん理解がしづらくなるので、まずはsubcultureについて説明をしてしかるのちに「サブカル」について触れるのが肝要かと。
2014-10-05 00:00:18難しそうですね。正直、僕も良く解りません。1980年代にソノシートで音源出してた人はsubculture、ニコニコ動画で初音ミク使ってカヴァーやってる人はサブカルかも、と思ってます。'80年代で上手だったのが「ほぶらきん」@GoITO subcultureとサブカルのちがい。
2014-10-05 00:08:38ざざっと検索すると元々のサブカルチャーはいわゆるカウンターカルチャー。日本のサブカルはいわゆる90s。アニメはもうサブカルでは無くてメインカルチャーって見られてvsサブカルの具にされてるってことかな?
2014-10-05 00:12:481世代前はギーグ/メインカルチャー/ラガードvsジョックス/サブカル/アーリーアダプターだったんだけど、今本当に実感するのがギーグ/アーリーアダプターでありジョックス/ラガードである事。これ本当にびっくりする
2014-10-05 00:17:43アニメは元々メインカルチャーじゃないけどラガードなものだったのがサブカルイコールアーリーアダプターに寄ってきてるからオタクvsサブカルって構造崩れたってこと?かな?この辺認識いろいろっすなー
2014-10-05 00:24:18日本語のサブカル概念は下位文化や低俗文化というより70年代以降の文化産業のパーソナライゼーションというか文化消費者の「俺とお前は違う」志向に資本がフィットした独特の経緯の帰結から生じている。必然的に「サブカル」へのコミットメントは個人間の内ゲバに行き着く。「俺が一番わかっている」
2014-10-05 00:06:34夏のサブカルチャー論の集中講義で瓜生吉則さんと対談した時「サブカルって特定の場所性と切り離せないよね」と指摘されておお、と思った。それは場所を共有する共同性ではなく、芥川の「蜘蛛の糸」のような「自分だけがこの場所にいる」優越を志向する。受験エリートとサブカルの親和性が高いのは必然
2014-10-05 00:15:18サブカルチャーとは異なる日本語の「サブカル」は差異化を指向する文化的心性へと帰着する。それは社会的上層や下層あるいは政治的立場の左右といった支配的な枠組をも相対化するが、消費主義と承認欲求からは決して自由にはなれない。生活に困らずちやほやされるトリックスターがその夢である
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