「土佐志民大学 ボクらの未来をデザインする」のレポート

2014年10/12(日)に、高知県で開催された「土佐志民大学 ボクらの未来をデザインする」出演:家入一真×安藤桃子×イケダハヤト3氏によるトークイベントについてのレポートおよび感想。 ツイート作者:@s_tomokazu
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sttts @s_tomokazu

家入:(映画ビジネスの崩壊・実態のないデジタルが今後どのように実態をつくっていくのか、という安藤さんの質問に対して)デジタル化という技術革新によって、コピーされるものは限りなく価格はゼロになる。今後は「体験を買う」という価値が必要になる。 #tsu1012

2014-10-13 09:01:22
sttts @s_tomokazu

家入:ロハス・スローライフという言葉があった。これは本来は生き方のモデルであったが、日本では表層的に消費されてしまった。自分たちの消費が、社会とどのような関わりを持つのか、という想像力が必要。「ウチ」と「ソト」の議論。自分と関係ないものには興味が無い日本人。 #tsu1012

2014-10-13 09:03:52
sttts @s_tomokazu

家入:地下鉄に携帯電話を忘れた。終点まで行ってもその携帯電話はそこにあったという。それを「日本人は他人の物を盗んだりしない善良な民族」というのか「座席に忘れていったであろう携帯電話に(自分のものでないから)誰も興味を持たない民族」と見るのか。 #tsu1012

2014-10-13 09:05:17
sttts @s_tomokazu

イケダハヤト:共通言語が必要。デジタルでは言葉によるつながりが有用。 #tsu1012

2014-10-13 09:06:03
sttts @s_tomokazu

というところで前半が終了。この後は質疑応答をしながらのトークセッションへと続く。 #tsu1012

2014-10-13 09:06:37
sttts @s_tomokazu

質疑応答。「教育について」 #tsu1012

2014-10-13 09:13:41
sttts @s_tomokazu

家入:こういうところなら行きたい、と思えるような学校をつくりたい。戦後社会では必要だった画一的な勉強をするのは現代では無理がある。マスゲームや「前ならえ」なんかにも違和感がある(軍隊の延長だから)先生と生徒が共に学んでいくような私塾を目指している。 #tsu1012

2014-10-13 09:15:23
sttts @s_tomokazu

安藤:最終的には教育だと思っている。子どもたちに何を教えていくか。日本人は昔、老人と子どもを大切にしてきた民族。老人は「死」に近く、子どもは「生」に近い存在。つまり両者は神に近い存在だったから大切にしてきた。老人問題・子どもの問題を一緒に考えることが重要。 #tsu1012

2014-10-13 09:17:00
sttts @s_tomokazu

家入:都知事選では前半はネットで若い人からの意見を拾い上げた。後半はネットの使えない高齢者の話を聞きに巣鴨へ行った。今はシニア向けのタブレット教室をやっている。そこで若い人と高齢者とが繋がる。若い人の中には何かをやりたいけど何をやれば良いのか分からない人も多い。 #tsu1012

2014-10-13 09:20:43
sttts @s_tomokazu

イケダハヤト:高知県の嶺北という地域では小中一貫校という新しい取り組みを行っている。そこでは小学校から英語を教え、タブレットを採用した授業も始まっている。嶺北も県外からの移住組が多い。親の教育レベルも高く、またネットで学ぶこともできる。その点は心配していない。 #tsu1012

2014-10-13 09:28:14
sttts @s_tomokazu

安藤:寺子屋システムについて。高校生・大学生への教育の過程で「ワークエクスペリエンス」がある。学生のうちに働くことを経験する。学生と社会人は違う、ということを学ぶことの大切さ。高知大学地域連携推進センターの取り組みには期待している。 #tsu1012

2014-10-13 09:31:24
sttts @s_tomokazu

高知大学地域連携推進センターの取り組み ckkc.kochi-u.ac.jp #tsu1012

2014-10-13 09:32:36
sttts @s_tomokazu

次の質問「若い人へのアドバイス」 #tsu1012

2014-10-13 09:33:59
sttts @s_tomokazu

家入:基本的には若い人にはアドバイスはしない。場を提供するだけ。よく聞かれるのが「もっと自分らしくありたい」ということ。けれど「自分なんかないんだ」と答える。いま目の前にあることをやることでしか、自分の物語の次のページは描けない。 #tsu1012

2014-10-13 09:40:02
sttts @s_tomokazu

質問「高知でビジネス・起業をするなら」 #tsu1012

2014-10-13 09:40:42
sttts @s_tomokazu

家入:ビジネスには大きく分けて2つあって「その場所でないとできないこと」と「その場所でなくてもできることを(あえて)やる」ということ。僕は前者の方が美しいと思うから、高知だからできることを目指したい。僕はいつも「物語を描け」と言ってます。 #tsu1012

2014-10-13 09:50:30
sttts @s_tomokazu

質問「地方と言っても、市内ではなくもっと郡部でも『創生』は可能か」 #tsu1012

2014-10-13 09:51:22
sttts @s_tomokazu

イケダハヤト:いま土佐町南川で限界集落の問題に取り組んでいる。住民は1人。昔は茶畑とかがあって、集落の人もそこそこの収入を得ていたが、少しずつ人が減って今は集落を維持することが難しい状態であるけど、若い人がひとり移住してきただけで守られる規模。 #tsu1012

2014-10-13 09:54:07
sttts @s_tomokazu

高知県土佐町ホームページ town.tosa.kochi.jp/publics/index/… 地元の人も驚くほど、奇跡のような風景がたくさん残っている地域。 #tsu1012

2014-10-13 09:55:10
sttts @s_tomokazu

家入:ビジネスアイデアを考える時に、身近な人を思い浮かべて、その人を喜ばせることを目指す。その人が喜んでくれると、その人に近い人も喜んでくれて成功したりすることが多い。今の高知で起業するなら、高知に来る人が泊まれる場所や移住できる環境をつくりだすことかな。 #tsu1012

2014-10-13 09:59:59
sttts @s_tomokazu

質問「高知の課題について」 #tsu1012

2014-10-13 10:00:13
sttts @s_tomokazu

安藤:高知県民のスイッチが入ること。高知県民自身が自分たちの地域の良さを分かっていない。自然のある豊かな暮らしが当たり前、ということがどれだけ貴重なことか。高知を楽しんでいる人がいるから、その場所が楽しそうに写る。PRするより、自分たちで楽しんでほしい。 #tsu1012

2014-10-13 10:02:09
sttts @s_tomokazu

イケダハヤト:まだ光が当たってない問題が多いことが課題(セクシャルマイノリティ・犯罪を犯してしまった障害者の出所後の支援等々) #tsu1012

2014-10-13 10:03:43
sttts @s_tomokazu

安藤:光を当てないほうが良いこともある。高知の人が明るいのは、同じだけ闇を持っているからだと思う。例えば障害者が高知では問題にならないのは、それが日常に馴染んでしまっているから。イケダハヤト:安易に名前を付けることで一般化され、問題になることもありますね。 #tsu1012

2014-10-13 10:05:29