ドキュメンタリーと観察

想田和弘監督とのやりとり
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想田和弘 @KazuhiroSoda

ドキュメンタリー作家が果たし得る重要な役割のひとつは、目撃者=Witnessになることだ。「そのときにその人が確かにそこにいた」ということを、acknowledge=承認する。逆に言うと、それだけでいいのかもしれない。

2010-11-03 12:13:49
masahiro matsuzawa @masah0613

@kazuhirosoda 先日の特番で、森達也さんと田原総一郎さんが、隠し撮りだけはしない、カメラが入ることによって起こる作用こそ面白い、という要旨のことを話されていて、ドキュメンタリー=ありのまま?という印象が揺さぶられて興味深かったのですが、想田さんはどう思われますか?

2010-11-03 12:40:24
想田和弘 @KazuhiroSoda

カメラを向けることでモードや行動が変わる人と、ほとんど変わらない人がいます。そして、変わると面白い人と、変わらない方が面白い人もいます。僕の場合、その観察と見極めをしながら撮影を進めます。だから一概には言えないですね〜。@masah0613

2010-11-03 12:48:38
masahiro matsuzawa @masah0613

@KazuhiroSoda 映像に限らず、作為や意図、変化こそが面白かったり、純粋な「記録」であることに意味があったり、どちらにしてもその対象に向ける視線・視点に作家性は担保されている訳ですねー。

2010-11-03 13:50:55
想田和弘 @KazuhiroSoda

うまい表現ですね。@masah0613 @KazuhiroSoda 映像に限らず、作為や意図、変化こそが面白かったり、純粋な「記録」であることに意味があったり、どちらにしてもその対象に向ける視線・視点に作家性は担保されている訳ですねー。

2010-11-03 23:05:05