再演・刑事が悪を裁くとき

堕悪天使(bot) @dark_angel_bot

「…ほう。 　そいつはまた物騒な話だな。あの野郎ならやりかねないか…。 　して、どんな手を打つつもりだ？」 なんでも、あの男を社長じゃなくするとか…。 そうなれば確かに解決しそうだけど…。

堕悪天使(bot) @dark_angel_bot

「…なるほど。あの七光り野郎を社長の座から引きずり下ろそうってのか。 　ハッハッハッ…！　そいつは傑作だ…！」 …でも、あの男は社長になる前ですら、親と金の力で悪事をもみ消してきた。 今ではそいつが社長、しかも父親は国会議員。その"牙城"を崩すのは…。

堕悪天使(bot) @dark_angel_bot

「…いや、案外なんとかなるかもしれないぞ。 　厳重に見える守りほど、意外とくだらないとこに『隙』があったりするもんだ。 　あの野郎の"牙城"とやらを崩すのは、そこまで骨が折れる話じゃない」 …そうかしら。流石にそれは、あの男を甘く見すぎじゃないの…？

堕悪天使(bot) @dark_angel_bot

「…お前こそ、あの七光り野郎を買いかぶり過ぎじゃないか？ 　所詮は空虚な金と権力にしがみついた"ハリボテ"野郎だ。んなもん吹けば飛ぶんだよ。 　大事なのはその先…奴にトドメを刺す"弾丸"だ」 …"弾丸"？　「トドメ」って言ったらやっぱり、あの男を逮捕するコト？

堕悪天使(bot) @dark_angel_bot

「そうだ。 　その"弾丸"は、一発でいい。小さくてもいい。 　確実に奴を仕留めるだけの"速さ"と"正確さ"があれば…」 …つまり…あの男がまだもみ消していない「罪」を見つけて突きつけろ、ってことね…。

堕悪天使(bot) @dark_angel_bot

「そういうことだ。 　一発の"弾丸"で手負いになった奴は、もう逃げられない。その傷口は塞がるどころか広がり続け、やがて命を奪うだろう…… 　…なんてな。私としたことが気取りすぎたか。ハハッ！」 …よく、わかんないケド…。 とにかく、やるしかないわね。そうと決まれば今日は徹夜よ！

堕悪天使(bot) @dark_angel_bot

「ああ、その意気だ。なら私も付き合おう。 　…時に、アンジュ」 …何？ 「…嬉しいよ。お前の力になれて」 …え？

堕悪天使(bot) @dark_angel_bot

「…さあ！　奴を仕留める"弾丸"探しだ！ 　今夜は見つけるまで寝かさないぞ！」 …そうね！ 槍間…クビ洗って待ってなさい！

ハートビート(bot) @Heartbeat_m_bot

さて、ごはんも食べましたし… 「あの人」に、話をしに行きましょう。

ハートビート(bot) @Heartbeat_m_bot

失礼します。お仕事中にすみません。 「…いえ、お構いなく」

ハートビート(bot) @Heartbeat_m_bot

実はお願いがあるんです。 …かくかくしかじかで… 「…かしこまりました。すぐに手配いたします」

ハートビート(bot) @Heartbeat_m_bot

ほんとですか？　やっぱり頼りになりますね。 …あなたを見ていると、あの人を思い出します。無口なところとか、真面目なところとか…。 「…ご冗談を。私など、彼の足元にも及びません」

ハートビート(bot) @Heartbeat_m_bot

…とにかく、頼みましたよ。 「副工場長」さん。

堕悪天使(bot) @dark_angel_bot

…見つけた…。 「…ん？　どうしたアンジュ」

堕悪天使(bot) @dark_angel_bot

…コレ、見て。明らかに不自然じゃない？ 「…ああ、不自然だな。 　そして上出来だ」

堕悪天使(bot) @dark_angel_bot

コレなら、詰めれば"弾丸"にできるわよね。 あの男を詰ませるだけの…。 「十分だ。あとは撃つべきタイミングを見計らうことだな」

堕悪天使(bot) @dark_angel_bot

「…さて、今日のところはこんなもんだろう。 　私は用事を思い出したから帰るが、お前は？」 ワタシは、この"弾丸"の素を詰めてから帰るわ。 …その、アリガトね。手伝ってくれて。

堕悪天使(bot) @dark_angel_bot

「…フッ。礼なら体で払ってもらおうか。 　 　…なんてな。冗談だ」 …アンタが言うと、冗談に聞こえないんだけど。

堕悪天使(bot) @dark_angel_bot

「とにかく、明日は休みとはいえあまり根を詰めるなよ。じゃあな」 ええ、お疲れ。

堕悪天使(bot) @dark_angel_bot

…正直、まだ楽観なんてできない。 でも今は、ママやルカの言葉を信じるしかないわね。 よし！　もうひとがんばりよ！

紫揚羽(bot) @m_ageha_bot

(ｶﾗｰﾝ ｺﾛｰﾝ) 「…邪魔するぞ」 いらっしゃいませ…あら、「次長」さん。 ご無沙汰じゃない。 「ああ、最近何かと忙しくてな。 　…いつものを、頼む」 ええ。 ザック、次長さんにいつものをお願い。

紫揚羽(bot) @m_ageha_bot

どうぞ。「パッシモ・グレープフルーツ」よ。 「ああ、ありがとな(ｺｸ 　…ふう… 　相変わらず、いい店だな。落ち着いて酒が飲める…」

紫揚羽(bot) @m_ageha_bot

ありがとう。 お仕事、大変そうね。疲れた顔をしているもの。 「…わかるか。まあ大した事はないがな。 　…ところでだ。今日は『情報』を仕入れに来た」

紫揚羽(bot) @m_ageha_bot

情報？　構わないわよ。 何について、知りたいのかしらぁ？ 「…この写真の男について、何か知らないか」

紫揚羽(bot) @m_ageha_bot

彼は…議員のセンセイよね。 うちに来たことはないけれど、噂はよく耳にするわ。 主に、よくない噂をねぇ…。 「…フッ、そうか。 　なら詳しく聞かせてくれないか」 ええ、もちろん。次長さんは常連ですもの。 彼はね……。