入院生活総括141018

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Wildcat Currency Corp. @GoldMiner2013

明日の退院を控えての激痛と大量の下血。 見慣れてるとはいえ、便器が赤黒く染まるのを見るのはいい気はしない。 本当に退院して大丈夫なのか?という不安と、すでに治療方針として消化器症状ではなく神経症状で幻痛の一種だ、という方向でまとまっていることへの疑念。

2014-10-18 05:52:31
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十年近くこの病気と付き合っているが、正直なところ痛みを感じない瞬間というのは一度もなかった。たしかに癌等で苦しんでおられる方々の痛みにくらべればとるに足らないものだとわかっているし、自分より深刻な病気や病状の方々が自分よりは遥かに前向きで頑張っていらっしゃる姿には勇気づけられる

2014-10-18 05:55:29
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ただこうも四六時中痛みを感じていると感覚が狂ってくるというか、もう時分でも本当に痛いのか我慢が足りないのかわからなくなってくるのだ。 感覚が狂うのであって鈍くなるのではないのが疼痛のつらいところだと思う。 鈍くなってくれればどれだけ助かるか

2014-10-18 05:58:47
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そういうわけで常日頃痛みを感じるときや診察などでそれを申告する必要がある時は、よほどの痛みでない限り「大丈夫です」と答えてきた。 「ちょっとお腹痛い…」→刺すような痛み 「あんまり調子はよくないかな」→ずっしりとした重い痛み(まだマシ) 「全然痛くないよ」→全体的な鈍痛

2014-10-18 06:02:17
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このような具合でなるべく痛みを「疑う」というかどうしようもない痛みを感じるとき以外はそもそも痛みなどないものとして生活してきた。 同じ潰瘍性大腸炎を患っている方々で世界的に活躍している方も、健常なかと変わらぬ激務に従事している方もいらっしゃることは重々承知している。

2014-10-18 06:05:20
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普段からイタイイタイと我慢のない人間のように周囲の人々は思っていることだろうが、まぁ痛いものは痛いのだ。 痛みとの付き合い方を考えよう、とよく言われるが、その痛みそのものが幻、あるいは私自身の詐病である事を示唆された今回の入院は、私の病気との付き合い方を考えさせるものとなった

2014-10-18 06:09:45
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これからは痛みを申告する、という以前に、痛むたびに虚無感と強烈な自己嫌悪に襲われるだろう。 それとどう戦っていくか、向き合っていくかという新しいオブジェクティブが増えてしまった。 だからといってこれを薬理的に解決するという方法はおそらく取れないだろう。

2014-10-18 06:12:47
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もはやそんなものは「甘え」の領域であって、投薬でどうこうする問題ではないからだ。 私はもう痛みや病気に甘えないという道をひとまず進んでみようと思う。 そうしてきたつもりだったのだが、客観的にはまるで我慢が足りなかったことも思い起こせばいくらでもある。

2014-10-18 06:15:48
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長文となってしまったが、もしこれを読んでいる人の中に「慢性的な痛みに悩まされている人」が、私と同じように自分の痛みや症状に疑いや罪悪感を持っている方がいるとしたら 「あなたの痛みはあなたのもの」 という言葉を伝えたい 誰もあなたの痛みを否定出来ない あなただけの痛みなのだから

2014-10-18 06:27:00