発達障害者が常々言われる「社会人なら~できて当然」という言葉への違和感

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ちろえ @forksea2000

発達障害者が常々指摘されるのは、彼らが「社会人なら当然」と考えている業務の進め方からの若干の逸脱である。 この若干の逸脱が、無論相手にもよるが、その感情を逆なでし極めてシビアな反応を呼び起こす率は実際のところかなり高く

2014-10-22 09:07:49
ちろえ @forksea2000

発達障害者の職場上の評価を地の底へ貶めるどころか、 悪意を有する不誠実な造反者との誤解すら生むことは稀ではない。

2014-10-22 09:08:17
ちろえ @forksea2000

この若干の逸脱は、彼らが言う「社会人として当然」の流儀に囚われずとも、その業務の遂行を、むしろ高い効率のものに行うことのできるという 確信の下に、発達障害者が独自のやり方で進めてしまうことで生じるものである。

2014-10-22 09:10:27
ちろえ @forksea2000

これを結果憎まれ、嫌われることになるとわかりつつやってしまうのであれば、 社会人云々はともかく、発達障害者はある種の性悪ということになり 非は発達障害者本人にあるといわれても言い訳はできない。

2014-10-22 09:12:27
ちろえ @forksea2000

ただ、このケースならばまだ発達障害者本人にも、心を入れ替える誠意と引き換えに 良好な人間関係と安定した職業を手に入れるチャンスは存在しうる ことになるので救いはあるのだが

2014-10-22 09:14:09
ちろえ @forksea2000

確信的悪意の関与しない次元で、かつ微妙なライン上にて 無意識のうちに自分のやり方を優先してしまうが発達障害におけるひとつの現象なのである。

2014-10-22 09:16:51
ちろえ @forksea2000

だがそんなものは受け手側にはもちろん関係はなく、「社会人」は決してこれを見逃すことはない。

2014-10-22 09:17:48
ちろえ @forksea2000

発達障害者の振る舞いは大きな不信感を生み、またそれが蓄積し、最終的には解雇という憂き目をみるのである。

2014-10-22 09:19:08
ちろえ @forksea2000

この場合監督者にとって発達障害者は「社会人とよべない、いうなれば公の場にスーツを脱ぎ捨てた下着姿で登場する 類人猿もどき」なわけであって、もはや人間扱いする必要もあるまいというぞんざいな対応が、首の間際ともなるとどうしても目立ってくる。

2014-10-22 09:19:57
ちろえ @forksea2000

実際のところ「社会人として云々」という言い方には、この辺の人の心の弱点を抉るような使い方をされる攻撃方法に思えてならない部分がある。

2014-10-22 09:20:56
ちろえ @forksea2000

人間が社会的動物である以上、その社会性を否定することは、その人間が人間であることを否定し、 一介の猿(といっても猿とてやはり社会性を有する動物であるわけであるから、むしろそれ未満のクラスということになるが) にまで貶める発言なのであって、

2014-10-22 09:24:23
ちろえ @forksea2000

これを受けた当人は相手に対して精神的な部分で手も足も出なくなる。 相手は人間であるが自身は人間でない以上、自己が有する意思、言葉、そのすべてが無力のように感じられ その自分に頼りなさを覚え、

2014-10-22 09:26:22
ちろえ @forksea2000

また「社会人失格」の烙印を押された自身を痛烈に恥 平身低頭で謝罪し、相手側の意図を全肯定せざるを得なくなるのであり この反応を、相手側もまた多かれ少なかれ、少なくとも深層心理上は自覚し利用しているように感ぜられる。

2014-10-22 09:27:26
ちろえ @forksea2000

(健常者とは異なり、人間としての人格を否定された経験しかない発達障害者としては、出口のない絶望にさいなまれたまま呆然とこの言葉を聞き流すのみであるが)

2014-10-22 09:28:31
ちろえ @forksea2000

こうして発達障害者はまたしても人間としての尊厳を完全に喪失したまま無職の暗がりに放りだされ、半死半生で小銭を数える日々に戻るのである

2014-10-22 09:30:44