神撃のバハムート感想まとめ

アニメ『神撃のバハムート GENESIS』について、個人的に気になった他の方のtweet及び自分の感想をまとめています。 □他の今期アニメまとめ ○四月は君の嘘 http://togetter.com/li/733123 続きを読む
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相楽 @sagara1

神と魔という境界の他にも、主要な登場人物たちは各々なんらかの境界をまたいだり越えたりした存在として描かれ、示されている。#バハジェネ

2014-11-12 10:54:18
相楽 @sagara1

ファバロは、市民を偽装しつつ「義賊」を称する盗賊団(この時点で二重性がある)の頭領だった父の跡取りだったが、父と団を失い賞金稼ぎに。 そして、アーミラ(とカイザル)を救うために賞金稼ぎの証であり、その在り方を規定するものである腕輪を自ら壊す(更なる、枠からの逸脱)。#バハジェネ

2014-11-12 10:54:46
相楽 @sagara1

カイザルは裕福で誇りある貴族であり騎士だったが、栄誉も父も身分も財産も、ファバロとの関わりの中で失う。 賞金稼ぎとなり、復讐と正義を求めるが、アーミラに惚れ込みファバロの意外な側面に触れたことでその自己規定も大いに揺らごうとしている。#バハジェネ

2014-11-12 10:55:36
相楽 @sagara1

アーミラを追う悪魔は墮天使(神→魔)のアザゼル、その主たるやはり墮天使のルシフェル。 アザゼルはなにやら、ファバロの父とカイザルの父の一件、盗賊団がカイザルの父たちを襲い、すぐに盗賊団たちも討滅された事件に大きく関わっていることを本人が示唆もしている。 #バハジェネ

2014-11-12 10:58:17
相楽 @sagara1

賞金稼ぎギルドの元締め(?)でありファバロにも妙に親身なバッカスは、追放だか逃亡だかしたのか事情は不明ながら、「神」の世界から離れた「神」であるらしい。#バハジェネ

2014-11-12 10:58:30
相楽 @sagara1

アーミラたちを捕えた騎士団を率いるジャンヌは、一介の農民の娘だったのが啓示を機に、自ら救世の騎士たる役目を選び取った。 で、6話でジャンヌはファバロに、運命は出会うべくして出会い、そしてそこで自らの在り方は選びとっていかれるものだ、と示す。 #バハジェネ

2014-11-12 10:58:41
相楽 @sagara1

一方、そのファバロは、ED歌詞と映像が示しもするように、アーミラにとって。また、カイザルにとっても……良くも悪くも運命(の運び手)であり導きであると共に、彼(ファバロ)への信頼、また彼ら(アーミラ、カイザル)自身の前途への信頼を裏切った存在で。 #バハジェネ

2014-11-12 10:59:54
相楽 @sagara1

ここでファバロの方では、思いがけずそうした役回りになったのが半分(アーミラと出会い呪いをかけられた。望みも予測もせずしてカイザルと家族を破滅させた)。 役を演じている(無垢なアーミラの社会への案内役を。カイザルの生きる目的としての敵役を)のが半分、という感じかな。 #バハジェネ

2014-11-12 11:04:55
相楽 @sagara1

神撃のバハムートの次回、7話は総集編ということで。 そこら辺のことをどういう風にまとめて提示してくるのか、結構興味深いところだな、と思ったりしてる。 #バハジェネ

2014-11-12 11:05:10

episode07「Anatae,Part2:The Storm Rages」

橡の花 @totinohana

『神撃のバハムート』7話。アザゼル率いる魔族の軍勢(下手)とジャンヌが鼓舞する王都防衛軍(上手)の対立の“間”に、拍子抜けのように「落下」してくる(標的のはずの)アーミラと、そこに戦場の大局とは一見異なるかに思える物語(“とうさま、いた”)を読み取るファバロ。(続

2014-11-25 04:00:26
橡の花 @totinohana

続)防衛の“展開”(ベクトル手前)をまるで意に介することなき悪魔の侵攻(ベクトル奥行)という緊迫が続く一方、(ふたつのベクトルのから外れたところで)マイペースな“いつもの”彼ら。ジャンヌがパズズの嵐によって城壁の守りを崩され“宙高く巻き上げられ”、必死と思われた「落下」を幸い(続

2014-11-25 04:07:41
橡の花 @totinohana

続)機転と連携でもって“ようやくその「規模」に見合う大きな(空間)展開が敵を退けた”前線がある一方で、子供を転がすように弄び、隠された因縁をささやき、さらなる“空回り”を笑おうとするアザゼルへ向かって異なる“着地点”をうそぶくファバロの根性に応えるように、彼らしからぬ奔放さで(続

2014-11-25 04:22:17
橡の花 @totinohana

続)落下‐(誤った復讐の旅の)着地点へ長い助走をとるカイザルのアクションの走馬灯的綿密さ(このシーケンスはジャンヌのそれと対照される)が、ふたたびファバロのおかげで拾った命に、いつかのあの“風‐世界”の情景(5話参照)を見せるのである。>神バハ7

2014-11-25 04:33:16
橡の花 @totinohana

そこに、また神話存在として空間を再構成してしまうバハムート(何故アーミラはそこに再会した父と、カイザルたちと同じく“風の情景”を望む、凡庸で幸福な光景をあずかることができないのか…といえば、挿話のモチーフにてらせば「そこにファバロがいないから」である。それほど彼は得難い>神バハ7

2014-11-25 04:42:06
橡の花 @totinohana

実際ジャンヌがアザゼルを退けて、図らずも陽動をになったふたりのことを気にかける場面があるが、あの勝利における(カイザルにあんなことをさせた)ファバロの役割を知ることによって(「落下」の共通項)、おそらくジャンヌも、聖女から解放されるきっかけを得るのだろうと思われる。>神バハ7

2014-11-25 04:49:31
へ~ジック @nainainiinii

まるで劇場の様な物語空間だった。これは総集編も止むを得ない。 #バハジェネ #bahamut_genesis

2014-11-25 06:43:01
へ~ジック @nainainiinii

ファバロとカイザルの「すべて自業自得」の杏子理論、「親父はミスってオッチンダ」という一見突き放したような言葉が友人同士の赦し合いとなり、敵に対しては「お前なんざ道端の石っころよ!」という言葉でプライドを傷つけ父親の仇を取った。熱い。 #バハジェネ #bahamut_genesis

2014-11-25 06:45:36
相楽 @sagara1

神撃のバハムート。先週は総集編だったけど、この7話ではファバロが彼とカイザル、それぞれの父(と家族)を巡る因縁について、嘲笑と共に墮天使アザゼルが示した真相/総括を蹴倒し勝手に振られた配役を拒否しつつ、自分とカイザルとにかっこ良く役を宛て総括を上書きしていく。 #神バハ

2014-11-25 12:16:09
相楽 @sagara1

そこでのファバロの示した配役に一旦従ったカイザルだが、彼もファバロの割り振りを断り、ある種の逃避、思考停止であり今となってはそのまま従ってはファバロへの甘えになってしまう在り方からも抜け出し、彼もまた、彼自身の旅を始める。#神バハ

2014-11-25 12:16:15
相楽 @sagara1

なお、墮天使アザゼルが今やファバロとの会話の中で「悪魔だからな」とすっかり馴染んで自称するのも、6話感想togetter.com/li/735678?page… で提示してみた"境界""越境"、あるいは(その在り方を規定する)"枠"という話の上で面白い。

2014-11-25 12:16:51
相楽 @sagara1

ファバロのアザゼルに対する颯爽たる啖呵やその後の躍動には6話でのジャンヌとの邂逅、その助言も大きく寄与するところがあったかと思う。 一方、7話での勝利の後、そのジャンヌがファバロとカイザルの姿を心に留め、何事か思う風だったのもとても面白い。#神バハ

2014-11-25 12:17:05
相楽 @sagara1

アーミラはこれまで無邪気に初めて出逢う世界を(ファバロの案内で)楽しみつつも一方で親とはぐれた子どもの悲壮を漂わせていたのが、今は思いがけず探していた母でなく父と巡りあい、タガが外れてすっかり愛されている(と疑わない)幼児の歓びを満喫していて。#神バハ

2014-11-25 12:17:17
相楽 @sagara1

2話以上に稚い歓びと欲とを爆発させていたアーミラはなんとも可愛らしかったけど、今後の展開はそう幸せに推移するとも思えず、大変そう。#神バハ

2014-11-25 12:17:26
ぽんず @ponzu_citron

神撃のバハムート7話。アザゼルとの戦いの中、カイザルは闇雲に振り回してきた剣の切先を選び定め、ファバロは厄介モノと見なし続けていた尻尾を己の武器として活用した。運命を選び取れる彼らにとって、アザゼルはもはや仇でも賞金首でもない。#bahamut_genesis

2014-11-28 22:27:27
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