福祉×テクノロジー

工藤啓さんが担当されている東洋大学社会福祉学科の就労支援サービス論の講義をまとめました。 第6回のゲストスピーカーは日本IBM株式会社東京基礎研究所アクセシビリティセンターの小林有里(Yuri Kobayashi)さんです。 文責は全て私に属します。
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INO Koji @Ino_____onI

工藤さんの就労支援サービス論、本日のゲストは日本IBMの小林有里さんです。キーワードは福祉×テクノロジー。#Toyo_Kudo

2014-10-30 10:48:42
工藤啓@認定NPO法人育て上げネット @sodateage_kudo

本日の東洋大学社会福祉学科の授業はゲスト講義。日本IBM株式会社東京基礎研究所アクセシビリティ・センターの小林有里( 小林 有里 (Yuri Kobayashi) )さんに来ていただきました。「福祉×テクノロジー」 #Tokyo_Kudo

2014-10-30 10:49:45
INO Koji @Ino_____onI

Siriのようなアクセシビリティの技術は、実は社会福祉から始まっている。社会福祉はイノベーションの源泉である。#Toyo_Kudo

2014-10-30 10:52:04
工藤啓@認定NPO法人育て上げネット @sodateage_kudo

いままで生まれてきたイノベーションは社会福祉を源泉にして生まれてきたものも多い。 #Toyo_Kudo

2014-10-30 10:52:10
工藤啓@認定NPO法人育て上げネット @sodateage_kudo

1914年に最初の障がいを持つ社員がIBM社に入社した(創業は1911年)。 #Toyo_Kudo

2014-10-30 10:52:58
工藤啓@認定NPO法人育て上げネット @sodateage_kudo

いまの上司は全盲の女性(1985年入社)。彼女自身がアクセシビリティに課題を感じ、そこを何とかしたいと思って切り開いてきた。 #Toyo_Kudo

2014-10-30 10:54:33
INO Koji @Ino_____onI

全盲の女性が点字の辞書を使っていたがとても分厚かった。その経験からデジタル点字や音声Webブラウザ開発に携わっていった。#Toyo_Kudo

2014-10-30 10:56:55
工藤啓@認定NPO法人育て上げネット @sodateage_kudo

全盲ユーザーのためのWebページ読み上げソフトを彼女が開発した(ホームページリーダー、1997年)。日本で開発され、世界11覚悟に対応。Webページのテキスト情報を音声合成で読み上げる。いまでは当たり前だがこれがスタートだった。 #Toyo_Kudo

2014-10-30 10:57:15
INO Koji @Ino_____onI

音声合成技術の進歩。1985年のロボット音声に比べると2014年のVOCALOIDでは大きな進歩がある。いわば研究の成果といえる。#Toyo_Kudo

2014-10-30 11:00:15
INO Koji @Ino_____onI

実世界は情報がリアルタイムなので1.知識から推論する、2,未来を予測する、3,人と対話する、4,五感を学習する考える「コグニティブ・コンピュータ」への挑戦が行われている。#Toyo_Kudo

2014-10-30 11:09:27
INO Koji @Ino_____onI

コグニティブ・コンピュータの技術はWatsonやモデリングシュミレーション、音声対話や画像解析など、着実に実践されている。#Toyo_Kudo

2014-10-30 11:11:10
INO Koji @Ino_____onI

「肩の上のワトソン」として、人工知能が身近になるような研究を進めている。#Toyo_Kudo

2014-10-30 11:13:42
INO Koji @Ino_____onI

クラウドアクセシビリティによるコンピュータ知能の高度化。視覚障がい者の方の「感覚代行」を可能とし、クラウド上に情報も蓄積されていく。#Toyo_Kudo

2014-10-30 11:18:03
INO Koji @Ino_____onI

全盲の方の場合、相手の表情が見えることでよりコミュニケーションがより豊かになる。顔を忘れてもこっそり教えてくれる(笑)#Toyo_Kudo

2014-10-30 11:21:20
INO Koji @Ino_____onI

料理を認識する「ささやきテーブル」。画像を解析して、カロリーを計算して教えてくれる。どこに何を置いたか忘れてしまった時にも応用できるので認知症の方も利用できる。 #Toyo_Kudo

2014-10-30 11:26:11
INO Koji @Ino_____onI

社会福祉におけるイノベーションはITだけではなく、デザイン工学、ビジネスモデルなどの多様なテクノロジーによって支えられている。#Toyo_Kudo

2014-10-30 11:28:13
INO Koji @Ino_____onI

雇用主の最大の不安は「会社に適当な仕事があるか」ということ。IBMでは12人の障がい学生をインターンシップ・プログラムに参加してもらい、クラウド開発体験や在宅勤務などを行った。#Toyo_Kudo

2014-10-30 11:31:36
INO Koji @Ino_____onI

インターンシップ・プログラムで見えてきたのは、多様な人材から「何かを生み出す」ということ。特性に合わせて、最も能力が発揮できる環境を整えることが企業のすべきことなのではないか。 #Toyo_Kudo

2014-10-30 11:35:53
INO Koji @Ino_____onI

コンピュータの前に張り付いたスカイプだけでなく、少しの工夫で何かが変わってくる。テレプレゼンスロボットで行けないところにも行くことができ、共有することができる。福祉×テクノロジーで社会の在り方を変えることができる。#Toyo_Kudo

2014-10-30 11:41:05
INO Koji @Ino_____onI

アクセシビリティ技術は一部の人のためではなく、みんなにとって便利になりうる。音声ロボットも最初は障がい者のためのものであったが、Siriは対象を決めていない。福祉は狭い領域ではない。#Toyo_Kudo

2014-10-30 11:47:17
INO Koji @Ino_____onI

技術の発展によって「人」の領域を脅かす可能性について。技術はあくまで人間のサポート。医療では医者に置き換わるというよりもアシストをする。福祉ではパワースーツのようなものでアシストをする。イメージはは人間の肩に乗っている。#Toyo_Kudo

2014-10-30 11:54:27
INO Koji @Ino_____onI

技術だけでなく、代替テキストのわかりやすさや、Webサイトがどれだけアクセシブルか解析するツールなど、デジタルデバイドの向上には情報提供側が意識することも多く、それにより飛躍的に使いやすさが増す。#Toyo_Kudo

2014-10-30 12:03:53
INO Koji @Ino_____onI

講義終了。福祉とテクノロジーの関わりについて。、一貫して、福祉とテクノロジーは独立した別個のものではなく、持ちつ持たれつという関係を面白い実験動画などを交えて紹介してくださりました。一連のツイートの文責は全て私に属します。#Toyo_Kudo

2014-10-30 12:05:41