整体通ったら手からラメが出て幽体離脱が治った話

升目 @merongree

今までにした不思議体験書いてく　覚えてる限りのやつ

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子供のころから母がいわゆる霊感強い感じだった。オカルト番組とかやって、お化けの出る家とかいって「この部屋で寝ていたら見たことない顔が覆いかぶさって来たんです」とかコメントしてるひとみて「あ、お母さんと同じ」とかすぐ言うので子供のときすげー怖かった　うちかよ、って

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でも母は私がなんでそんなに怖がるのか理解できないみたいで、私がぎゃーぎゃー言ってもうざい、みたいな感じだった　何がそんなに怖いの？みたいな

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母方の親戚が集まって喋ってるとたまに「誰それが夢枕に立って」みたいな話が定期的に出てくる。みんなそれについて「まあそういうこともあるよね」と故人の思い入れの方を原因に捉えてるらしく、自分の体質だとかそういう風には考えてないみたいだった。

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だから子供のときは「大人ってそういうものなんだ」みたいな、大人は他人が夢枕に立ったりするもので、金縛りにあったりするんだな、と漠然と思ってた。肩コリとか腰痛みたいなもので。

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母は自衛官の妻だったことがあるのだけれど、自衛隊の訓練中に亡くなった人で、なかなかご遺体が見つからないというときに、母の夢に出てきたということもあったみたいだった。片足だけ見つかったか、片足だけが見つからないだったか、どちらか忘れたけれど、そういう状態のとき。

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やっぱり片足がなくて、「何かこちらに向かって言ってるんだけど、ガラス窓を挟んでるみたいに何を言ってるのが聴こえない」っていう夢だったらしく、その夢のあとでご遺体が見つかったっていうのを聴いて、そういうこともあるんだなと思った。

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親戚で割とそういう体質のひとは、なんでか知らないけど（半分怖いからもあるらしいけど）原因とかそういうのを突き詰めないひとが多い。しかもあんまり言語化するのに興味ないらしくて、何だったのって訊いても何でそんなこと気にするの？みたいな反応多い。

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その後母は不動産関係の仕事をしたとき、いわゆる「申告してないけど事故物件だった」というのを見抜いてきたりなどしていた。微妙に仕事に役立ってもいるんだなという感じ。何で分かったのって訊いたら「仏壇の写真みて何か気になった」とかそんなことだった。

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下の妹が母に顔も似ているのだけれど体質的にもその辺近いらしい、ってのを成長するうちに知る。祖父が亡くなった後で「おじいちゃんに会った」とか言うから、どこでって言ったら家の前にいて、あおじいちゃんだって眼があったらぱっと消えていなくなってしまった、とか。

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本人いわく「写真でこちらを見ているひとと眼があっても合わないような感じ」という感じらしい。本人は別にそれを不思議と思ってないようだし、あまり騒ぐと話してくれなくなるので「最近おじいちゃんに会った？」とさりげなく訊いてみたら「あこないだ会ったよ」「チャリ乗ってた」

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まさかチャリに乗ってるとは思わなんだ、だったけど本人いわく「向こうからチャリに乗ってくるひとがいて、あおじいちゃんだと思ったらぱっといなくなった」ということだった。誰の自転車なんだろうってちょっと気になる

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「おねえちゃんの部屋に知らないひとが立ってるのを見たことある」とか言い出したときは怖かった。でも本人はそういうのしらーっと言うんだけど、めちゃめちゃ怖がりで、コナンのアニメでも死体が出てくるのが怖いとかトイレいけないとかいうレベル　感覚が分からないけど

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彼女はカンもよくて、私カンがいいからって自慢するのでじゃーこのトランプの中でスペードの３がどれかを一発で当てたら認めてやるよって言ったら本当に一発で当てたので認めざるを得なかった

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カンがいいついでに彼女は懸賞も当てる。懸賞にせっせと応募してはよく品物が届いてた。Ｔシャツの懸賞とか３着パターンがあったら１着ずつ当たったりしていた。テレビＣＭでやってて「あれこれ全部うちにあるわ」みたいな。

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カンがいいついでに、テレビで競馬中継が流れてるのをみてて「どれが一番になると思う？」って訊いたら「３－６だな、３の倍数」って言って、実際に３－６－９と３着まで３の倍数だったりした

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家族が大体そんな感じで自分は何もなかったので、「自分は遺伝とかまぬがれた」と思ってた。でも二十歳ぐらいのときから何か体質が変わった感じがある。覚えてる最初としては、寝ていて足首を掴んで引きずられる感覚があって、起きたら何もなかったというやつ。

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「眠りかけてガクッとくる」の亜種みたいなもんかと思ったけど、ちょっと不思議なのははっきり足首掴まれてる感覚があって、兄弟がふざけてるのかと思った。あと枕から頭が落ちたので、枕をつかんで引き寄せた覚えもあるけど、起きたら枕がベッドの一番上にあって全く動いてない。

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それからしばしば「足が身体から抜けちゃう」みたいなのがあった。寝ていて頭がキーンとなって起きたら足が身体から抜けて（幽体離脱的な？）、逆さ吊りみたいな感じになってる。あーだから頭が苦しいんだなと思いつつ、その状態をどうしていいのか分からないで苦しい、みたいな。

升目 @merongree

学校で貧血になって医務室で寝ている時に、誰かが入ってきて足を持ち上げてマッサージしてくれたことがあった。誰だったんだろうなと思って、あとから看護師さんが来た時に「さっきは有難うございました」と言っても「？？」みたいな顔　※誰も入ってきていない

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寝ていて布団のなかに手がいっぱい出てきて、あこれ全部手だなって思うときもあった。また寝ていたら誰かが隣に寝ていて、やばいこれ人間じゃないなって思ったら、向こうも向こうでがっと手をつかんできて掴みあいになったり、引っ掻かれたことも。※ただし痕はない

升目 @merongree

寝てたら案の定手がいっぱい出てきて、ベッドから落とされかけた。わあーこれ私のベッドなのにーって思って、何とか怖くなって枕元にあった携帯を探した。携帯で家族か誰かに助けを求めようと思ったんだけど、そしたら携帯掴んだ瞬間、自分の手が勝手に部屋の向こうにガーンと放り投げた。

升目 @merongree

「自分の手なのに自分の意志と関係ない動きをする」ってのが凄い怖かったし、「わああ電話もさせてもらえへん」って思った。それからわーあれアラームついてるのにー電話取りにいかないといけないなーとか思ってるうちに金縛りみたいな状態が溶けた。

升目 @merongree

あ…溶けた…良かった…でも携帯放り投げてあれ取りにいかないといけないのかって寝がえり打ったら顔に携帯がぶつかった。枕元に携帯置いてたけど、何故か「放り投げた」という事実がなかったことになってる。

升目 @merongree

「時間を消す」みたいなの漫画であるけど、あれは実際あるんでないかと思う。こういう金縛りのときに物に触れたり動かしたりしても、朝みてみると何もない、というパターン。思えば最初の枕のときもそうだった。携帯が顔にぶつかったときは「お前投げたやん」って思った。