#寺山修司原作の進撃の巨人にきっとありがちなこと

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升目 @merongree

「私は、いま何か新しい創造をはじめようとする同時代の若者たちにとって、最大の敵はこの―」人類を守る壁であると思う、とか言って支配者が壁を破壊するところが冒頭 #寺山修司原作の進撃の巨人にきっとありがちなこと

2014-11-10 22:50:43
升目 @merongree

「理想をもった政治ほど、有害なのだ」とかいってどっかでエルヴィンの裏切り #寺山修司原作の進撃の巨人にきっとありがちなこと

2014-11-10 22:51:22
升目 @merongree

「くよくよしないように。たとえば人類は一〇〇〇〇年も前から生きているのです。たとえ絶滅したとしても、この地上に刻んだ歴史は彼らと比べて長い」と上官が何の慰めにもならないことを言う #寺山修司原作の進撃の巨人にきっとありがちなこと

2014-11-10 22:52:55
升目 @merongree

壁の向こうに飛ぼうとして気球をつくって見つかってころされた人が、上がって行く気球を見つめて「しだいに冷たくなっていくぼくを見据えて おまえはゆったりと 夢の重さと釣合いながら 空に浮かんでいる」というナレーション #寺山修司原作の進撃の巨人にきっとありがちなこと

2014-11-10 22:54:40
升目 @merongree

若者のイノベーションを阻害しているからなどと壁を破壊しておいて、さんざん人類の駆逐をやった挙句「さあ、みなさん。これでこの世の不幸は全部ですか?ほかになければ、ふたをしますよ」といって穴をふさぐ上司 #寺山修司原作の進撃の巨人にきっとありがちなこと

2014-11-10 22:55:43
升目 @merongree

私情でチームプレイが出来なくなる兵士には上官からの「どうか、あなたの人生で私たちの台本をよごさないで」というお叱り #寺山修司原作の進撃の巨人にきっとありがちなこと

2014-11-10 22:57:14
升目 @merongree

「うちの父さん酒飲みで うちの母さん博奕打ち あたしはいつも麦畑」という幼年時代の思い出にも「実は王家の子」という伏線がちらり #寺山修司原作の進撃の巨人にきっとありがちなこと

2014-11-10 22:58:20
升目 @merongree

空腹が過ぎて、牛乳の空瓶舐めている猫と取っ組みあっている背後で不幸のように超大型巨人の影が忍び寄る #寺山修司原作の進撃の巨人にきっとありがちなこと

2014-11-10 22:59:14
升目 @merongree

「ぼくは長いあいだ、夢ということを考えていたんです。たとえば、夜、寝て見る夢の中の自分にとっては現実だった。夢の中での労力は、夢の中の自分にとっては現実だった、とね。だから、ほんとに夢を守ろうとしたら…」のところで息絶える兵士 #寺山修司原作の進撃の巨人にきっとありがちなこと

2014-11-10 23:00:19
升目 @merongree

「血は立ったまま眠っている」というのは壁のなかに【ねたばれ】が【ねたばれしたままねむっている】していることの暗喩 #寺山修司原作の進撃の巨人にきっとありがちなこと

2014-11-10 23:01:27
升目 @merongree

どんな兵士も想像力より高くは跳べないので、立体起動装置の使用では日ごろのイメトレが大事 #寺山修司原作の進撃の巨人にきっとありがちなこと

2014-11-10 23:02:29
升目 @merongree

手を傷つけると変身できるんじゃなく「お前生命線短いな」と言われて釘でもって長くしようとして傷つけると #寺山修司原作の進撃の巨人にきっとありがちなこと

2014-11-10 23:04:45
升目 @merongree

世界というのは人類が壁を作ったときに初めて出来たという説 人類は壁を作ることで内側にではなく外側に世界を創造したのだ説 そして闇と同じく世界というのは常に過剰で溢れ出ているものだから、こちらが狭くなるのも仕方ないよね説 #寺山修司原作の進撃の巨人にきっとありがちなこと

2014-11-10 23:07:03
升目 @merongree

母が恐怖のあまり気が違ってしまう季節が、桜が散り始めの頃だったという記憶がダミーで、実際は母が気がくるってしまう様が桜の散る景色のようだと思っただけ #寺山修司原作の進撃の巨人にきっとありがちなこと

2014-11-10 23:08:42
升目 @merongree

「たかが言葉で作った世界を言葉でこわすことがなぜできないのか。引金を引け、言葉は武器だ!」などと、とうとう予算切れのために上官がみなさんに武器として「言葉」を現物支給 #寺山修司原作の進撃の巨人にきっとありがちなこと

2014-11-10 23:10:49
升目 @merongree

「たかが言葉で作った世界を言葉でこわすことがなぜできないのか。引金を引け、言葉は武器だ!」がスローガンだった世代の兵士のみなさんが頑張ったおかげで、巨人からは「言葉」という武器は奪い尽くした。すごい犠牲の上に。 #寺山修司原作の進撃の巨人にきっとありがちなこと

2014-11-10 23:11:58
升目 @merongree

兵士を志願した動機が、「巨人とは何者か派」VS「人類とは何者か派」VS駆逐してやる派で主人公以外まっぷたつ #寺山修司原作の進撃の巨人にきっとありがちなこと

2014-11-10 23:14:19
升目 @merongree

いまの世代の巨人が黙っているのは「言葉は武器」世代の兵士に「さあ言ってみろ、一口で言えば、おまえは誰なのだ?」と知性巨人でもやめてほしいような難題をふっかけられて考え中であるため #寺山修司原作の進撃の巨人にきっとありがちなこと

2014-11-10 23:15:19
升目 @merongree

最終奥義にだけ名前がついていて「メタモルフォーゼ」という名前  #寺山修司原作の進撃の巨人にきっとありがちなこと

2014-11-10 23:15:48
升目 @merongree

「兵士は公務員です税金で働いてます頑張らなければなりません」という意味で「この世界の地下には…電気・ガス・水道のように…兵士たちの血が流れてるんだ…」みたいな上司の台詞  #寺山修司原作の進撃の巨人にきっとありがちなこと

2014-11-10 23:17:54
升目 @merongree

夏の麦わら帽子が転がって追いかけるうちに巨人たちが「僕たちの故郷」と呼ぶ場所までたどり着いてしまって帽子を握り締めて震える  #寺山修司原作の進撃の巨人にきっとありがちなこと

2014-11-10 23:19:40
升目 @merongree

しかも巨人たちの故郷らしき所に入る関所には「起こさないでくださいDon't disturb」という札がかかっていてくじけそうになる  #寺山修司原作の進撃の巨人にきっとありがちなこと

2014-11-10 23:20:28
升目 @merongree

海を見たことがないという子の前で無慈悲にも両手を広げている巨人で次号  #寺山修司原作の進撃の巨人にきっとありがちなこと

2014-11-10 23:22:42