#艦これ俺設定まとめ2

オトヤ @otoya_

点滴を受けながら書類整理をしていると鎮守府内に警報のサイレンが鳴り響きました 『提督！正面玄関の摩耶だ！』 どうした摩耶、サイレン鳴ってるけど何があった？ 『クソが！やられた、襲撃だ！』 襲撃？相手の人数は？ 『装甲車が5台、そっからぞろぞろでてきてやがる！』 #艦これ俺設定

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『しかも全員艦娘だ！』 は？艦娘？ 『しかも様子がおかしい、弾が飛んできてもお構い無しに突っ込んできやがる』 分かった、援護はもう向かっているはずだからそれまで耐えてくれ。 『早くしてくれよ！』 通信が手荒く切られる 外からは銃撃戦の音が聴こえる #艦これ俺設定

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金剛。 「はいネ」 お前も援護に向かってくれ。 「了解デース、比叡ついてくるネ！」 「はいっ！お姉様！」 ドタバタと執務室から出ていく金剛と比叡 加賀さん、外の装甲車の中に居る奴も確保したい、出来るか？ 「心配要らないわ、それより貴方は自分の心配をしなさい」 #艦これ俺設定

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弾の雨が詰所に降り注ぐ 「マジでクソだな…チビッ子共生きてるか？！」 「チビッ子いうなし！こっちは大丈夫よ」 「しかしこのままじゃすぐに突破されてしまうね」 摩耶の声に暁と響が答える 「はわわそれは不味いのです」 「もう電慌てないの、大丈夫よすぐに応援がくるわ」 #艦これ俺設定

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『こちら天龍、そっちは無事か？』 「天龍か、なんとか全員生きてるぜ」 『じゃあ今からそっち行くからドア開けといてくれ』 「は？ちょっおい！ええい暁、ドア開けれるか」 「ちょっとまって…開けたわよって何か来てる」 「あれは… 天龍だね、提督の愛車に乗ってる」 #艦これ俺設定

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「天龍参上、援護に来たぜ」 「援護って他の連中はどうしてるんだよ」 「敵が正面玄関まで来てたからそっちの相手をしてるぜ」 「ってーと援護はお前だけか」 「あ！よく見たらその盾私の艤装じゃない！なんて事に使うのよ！」 #艦これ俺設定

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「悪いな暁、ちょっと使わせてもらってるぜ」 「もう！人のを勝手に使わないで欲しいわ！」 「今度間宮さんのアイス奢ってやるから機嫌治せよ、な」 「…し、しょうがないわね暁はレディだからそれで許してあげるわ」 「おい喋ってないで手伝え」 #艦これ俺設定

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「じゃあこいつぶっぱなすから援護よろしく」 身体中に巻いた弾倉や手榴弾を外し、背中にしょっていた対戦車ロケット砲を準備する 「よし、援護射撃開始だ！」 摩耶の言葉で暁達四人が一斉に自動小銃で射撃を開始する 「よし、準備完了、いつでも撃てるぜ」 「よし、いくぞ」 #艦これ俺設定

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摩耶が閃光弾を投げ、爆発すると同時に天龍がロケット砲を装甲車に当てる 「よっしゃあ！」 炎上する装甲車を押し退けて装甲車の3台が詰所に突っ込んでくる 「うっそだろ！」 「退避！」 「間に合わないのです！」 #艦これ俺設定

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「バーニングラァーブ！」 「気合い！入れて！いきます！」 2発のロケット弾がそれぞれ別の装甲車に直撃する 「ヘーイ摩耶に天ルー、それに暁達も無事ですカー？」 「金剛！ってなんだその、艤装？みたいのは？」 「夕張チャンが作ってくれたnew weaponデース」 #艦これ俺設定

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背負い型の艤装からはエンジンの駆動音が聞こえ、足にはタイヤの付いたロングブーツを穿いている さらに艤装から伸びた火器が肩と腰からせり出していた 「あともう1台来てたはずなんだかどうなってええええ？！」 見ると比叡が装甲車と押し合いをしていた #艦これ俺設定

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比叡の装備も金剛とほぼ同じであるが火器類が無く、代わりに馬鹿デカイ籠手を付けていた 「比叡ヤッテヤルデス！」 「はい！お姉さま！」 押し合いをしていた比叡が片手を装甲車に殴ってめり込ませる 「いっけぇ！」 気合いの入った声と共に籠手から発射音が鳴り響く #艦これ俺設定

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そのまま装甲車を横倒しにすると激しくスパークしだした 「どうなってんだありゃ」 「内部に高出力電磁場弾を撃ち込んでますネー」 「なんだそりゃ」 「簡単にいえば今あの装甲車の中は超強力な電子レンジになってマース」 「うわっえげつねえ」 #艦これ俺設定

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「あらかた制圧できましたしこれでfinishネー」 「でもあれ」 響が指差す先には先程の突撃に参加しなかった装甲車が方向転換しました 「逃がさないよーってoh shit!弾切れネ！」 「手持ちにあれを止めれる物はもうないぞ！」 #艦これ俺設定

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『心配要らないわ』 無線から加賀の声が聴こえると同時に轟音が鳴り響き、逃げ出した装甲車がスリップして電柱にぶつかって止まった 「wow流石加賀ですネ」 鎮守府の屋上を見ると対物ライフルを肩にしょった加賀がいました 『いいから中に居る奴を確保しなさい』 #艦これ俺設定

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で、こいつが昨日の襲撃の犯人か 目の前に全裸の男が椅子に縛り付けられていた 「この少女を拐かす悪魔め！艦娘を今すぐ開放しろ！」 いきなりずいぶんな言い分です さて、俺の質問に答えるか痛い目にあってから俺の質問に答えるかどっちがいい？ #艦これ俺設定

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「貴様らに言うことなど何もない、地獄に堕ちろ悪魔が」 悪魔が地獄に行ったところで実家に帰るようなもんだと思うがな。 テーブルの上に置かれた釘打ち機で男の手の甲を椅子に縫い付ける、男の声が尋問室にこだまする 「お前ぇ！こんなことをしてただで済むと思うなよ！」 #艦これ俺設定

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ひとつ勘違いしてると思うから言っておくけど、鎮守府の敷地内は治外法権だし害をなしたあらゆる組織をどう処分するかは被害を受けた鎮守府が決めれるんだぜ。 「なんだそれ！アイツはそんなこと一言も…」 ソイツに騙されたってことだろ、何、復讐なら俺がやってやるから…な？ #艦これ俺設定

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「…我々は艦娘開放戦線だ、艦娘が戦争からの開放を望んでいる」 で、あの艦娘達はどこで手に入れた？ 「ある組織から譲り受けた、貴殿方の手伝いがしたいと…ここの艦娘が非人道的な扱いも受けていることもその組織から教えて貰った」 非人道的な扱い？ #艦これ俺設定

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「出撃した艦娘が無惨な姿で帰ってくるのを俺は何度も見たぞ！」 最近は大鯨の素体集めに奥地まで進んでいたから頭や腕がもげて帰ってくることが多かったからな 艦娘はその程度では死なないから安心しろよ。 「その程度…だと？お前は艦娘を何だと思っているんだ！」 #艦これ俺設定

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兵器だろ？対深海棲艦決戦兵器、それが艦娘、海の平和を取り戻す、そのための力だ。 「違う！艦娘は可能性だ、深海棲艦という神が与えたもうた試練を乗り越えるための可能性なんだ！」 なんだ、一緒じゃないか。 「一緒じゃない！貴様らは可能性を暴力で押し潰そうとしている」 #艦これ俺設定

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可能性ね、そんなもんなんざ始めっからねえよ。 深海棲艦は大地を海に沈める為に動いているしそこに感情はない、確固たる意思、むしろ存在証明といっていい。 そしてその深海棲艦をぶっ殺す為に生まれたのが艦娘だよ 「嘘だ！」 #艦これ俺設定

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「提督、失礼します」 扉開くと鳥海が入ってきた どうした鳥海。 「回収した死体の鑑定が終りました、敵の拠点もまもなく判明します」 えっじゃあこのおっさんからの情報は？ 「はっきりと申し上げれば不要です」 だってさ、お前もう用済みだってよ。 #艦これ俺設定

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「ま、待ってくれ！」 何？今さら命乞いか？ 「違う、その子と話がしたい」 鳥海と？ 「君は戦争は好きかい？」 勝手に話始めたぞこいつ、鳥海を見ると会話していいのか判断を求めるようにこっちをチラチラみてる 喋ってやれ。 「戦うのはあんまり得意じゃありませんが」 #艦これ俺設定

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「俺が知りたいのは戦争が好きか嫌いかだよ」 お前が聞きたいのは嫌いと言う単語だろう 「戦争はまあ嫌いです」 「ならば何故君はここにいるのかね？」 「何故と言われましても鎮守府が私の家ですしここ以外に居場所なんてありません」 鳥海はここの工廠で生まれた艦娘の一人だ #艦これ俺設定