研究紹介２９　表出者の意図が異なる「本当」の笑顔と「嘘」の笑顔の形態特徴を持つ表情に対する模倣（Journal of Nonverbal Behavior, 2014）

欺瞞的コミュニケーション研究会(考え中) @D_research_team

前回、本当の笑顔（Duchenne smile）と嘘の笑顔に対する評価の研究を紹介させていただきました（goo.gl/o4Obth）。今回も本当の笑顔と嘘の笑顔に関する研究紹介になります。こちらは表情模倣（facial mimicry）を検討しています。

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嘘の笑顔よりも、本当の笑顔をみたときに表情模倣が強く生じるようです。ただし、参加者は全て女性でした。また、笑顔を表出したときの意図性（自発的・意図的）は表情模倣に影響していませんでした（goo.gl/Nu9GyP）。意図性に関しては後ツイートします。

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詳しく知りたい方は研究フォーラムをご覧ください。 研究紹介２９　表出者の意図が異なる「本当」の笑顔と「嘘」の笑顔の特徴をもつ表情に対する模倣（Journal of Nonverbal Behavior, 2014） goo.gl/Nu9GyP

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以前もツイートしましたが、本当の笑顔は笑うときに目尻が下がります。前回とは違う写真ないかと探したら、こちらのサイト（goo.gl/EwcHho）に非常にわかりやすい写真があるのでアップさせていただきます。 pic.twitter.com/ceXSawQfAI

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笑うときの目尻が下がることを支配している筋肉は自分の意思で動かすことができない筋肉です。しかし、何と本当の笑顔を示す顔を意図的に作れてしまうことが報告されています！ 「本当の笑顔を装うことは可能か？ Emotion, 2009」(goo.gl/O5dCTU)

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ということで、今回の研究では笑顔を表出したときの意図性（自発的・意図的）と、笑顔の形態特徴（本当の笑顔・嘘の笑顔）を区別した刺激を作成し、実験していました。

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興味深かったのは主観評価では笑顔を表出したときの意図性を弁別できているようなのですが、表情模倣では意図性の影響が見られなかったところです。詳細は本文か研究フォーラムをご覧ください（goo.gl/Nu9GyP）。