有須田君也+六文字祥子
@mem02_vs
「私の母と、彩の父が出会った時……私と彩も出会いました。 ふふ、どちらかというと当時の彼は、零のような不良少年でした。」
2014-11-15 22:33:47
有須田君也+六文字祥子
@mem02_vs
「私は家族がだいっきらいでした。でもひとりぼっちは寂しかったので、彩のところによく遊びに行っていました。 彩も父親が大嫌いで、ずっとひとりぼっちだったので、私のことを受け入れてくれました。」
2014-11-15 22:34:19
有須田君也+六文字祥子
@mem02_vs
「…私にとってそれまで、ハッキングは本当に只の趣味で、犯罪行為はしたことがありませんでした。単純に楽しかったんです。」
2014-11-15 22:35:25
有須田君也+六文字祥子
@mem02_vs
「ですがその日から、私も犯罪者のお仲間入りをしました。 それ以降、私は……零が、殺人をした痕跡を……カメラ…警察内部の情報…その他あらゆる、事件に繋がる物を操作し… 片っ端から揉み消すようになりました。」
2014-11-15 22:35:57
有須田君也+六文字祥子
@mem02_vs
「ふふふ。私は、私自身を世界で一番愛していますので。他人が死んでも大して興味が無いんです。 …でも、彩にだけは…いなくなってほしくなかった…」
2014-11-15 22:36:33
有須田君也+六文字祥子
@mem02_vs
「……彼を救ったのは、私の母です。母の一言が、何かのきっかけになったようです。詳しくは存じませんが。 それから、零という人格は消え、彩は画家として、幅広い知識や見解を追求するために、真面目に勉強するようになりました。」
2014-11-15 22:37:27
有須田君也+六文字祥子
@mem02_vs
「…彩はずっと、私をとっても大切にしてくれました。でもそれは……私を通して、母を見ていたのでしょう。 それは感謝なのか、尊敬なのか、愛なのか。聞くのも無粋ですので、私は何も言いませんでした。」
2014-11-15 22:38:09