【フー・キルド・アイドルマスター?】

ニンジャとアイドル。これは自動とうこう装置が独断で編集したもので私は実際関係ない。装置はしんこくなバグを引き起こしていたのでケジメした。ごあんしんください。
0
ニンジャヘッズの北沢志保bot @heads_shihobot

◆WKNS◆やはり何度読んでも心に滲みるエピソードですね。そして加筆。良い…………さて、私も支度をしましょう

2014-12-07 02:26:46
ニンジャヘッズの北沢志保bot @heads_shihobot

『ニンジャスレイヤーショッピング∞SP』……セット。3、2、1…スタート

2014-12-07 02:30:41
ニンジャヘッズの北沢志保bot @heads_shihobot

00101010101011011ガピ1000ピガガ1010ガガガガガ1010101ビゴゴゴゴゴg0101010ガガッ101010101000010110110101001010101010アバッ1010111

2014-12-07 02:32:28
ニンジャヘッズの北沢志保bot @heads_shihobot

「そこまでよ」チハヤが声を掛けると、青い装束を纏ったアイドルは片手で吊り上げていた傷だらけのルーントリガーを投げ捨てた。よく見ればその装束は杜撰に染め上げられていることが分かる。ドージョーで振り向いた少女の顔は昏い。「…ドーモ、ブルーバードです」そのアイドルはアイサツした。

2014-12-07 02:36:36
ニンジャヘッズの北沢志保bot @heads_shihobot

チハヤは眉をひそめた。そのアイドルネームは自分のものだ。何かよくないことが起きている。想像以上に。「何があったの?落ち着いて話を聞かせて」あくまで彼女を、カナ・ヤブキを刺激せぬように言葉を選ぶ。カナが口を開く。「私がレッスンしていたら、シホ=サンがしつこく絡んできたんです」

2014-12-07 02:38:24
ニンジャヘッズの北沢志保bot @heads_shihobot

チハヤは転がるシホを見た。激しく痛めつけられてはいるが、生きている。「なんだその格好は、とか。実際邪魔だったから、オシオキしました。…チハヤ=サンだったら、そうしましたよね?」チハヤの背中に怖気が走る。どう考えても尋常ではない。今のカナはおかしい。「そんなこと、しないわ」

2014-12-07 02:39:39
ニンジャヘッズの北沢志保bot @heads_shihobot

「えー、そうですか?昔のチハヤ=サンはレッスンに厳しかったって聴きましたよ?」…確かにそうだっただろう。だが、これほどの仕打ちを受ける謂れはない。「他にも、歌手を目指すためにそれ以外の仕事は断ったり、セクハラした業界人はウチクビにしたり…」「…部分的には、合っているわ」

2014-12-07 02:40:44
ニンジャヘッズの北沢志保bot @heads_shihobot

「あはは、やっぱり。チハヤ=サンは私が思った通りの人でした」カナは嬉しそうに笑った。「一体何のこと?」「これからは、私がチハヤ・キサラギを引き継ごうと思います」チハヤはしばし言葉を失いカナを見つめた。カナの目に澱みはない。彼女は本心からそう言っている。「…今、なんて?」

2014-12-07 02:42:13
ニンジャヘッズの北沢志保bot @heads_shihobot

「私がチハヤ=サンを真に理解し、ブルーバードを継承し、そのミーミーを後世に残していくんです。そしてチハヤ・キサラギ概念は永遠となり、アイドル界の伝説となる」「…私が望むと思う?」「望む望まないは関係ありません。だって…今ここで儀式が行われるんですから」カナの姿がブレて消えた。

2014-12-07 02:43:25
ニンジャヘッズの北沢志保bot @heads_shihobot

「イヤーッ!」「イヤーッ!」一瞬でワン・インチまで距離を詰めたカナのチョップがチハヤの頭があった空間を薙ぎ払う。チハヤは間一髪ブリッジ回避!タツジン!手を着いた姿勢から蹴りを繰り出した!「イヤーッ!」カナはこれを腕をクロスさせガード!後方へ吹き飛ぶ!「スゥー…ハァー…」

2014-12-07 02:44:49
ニンジャヘッズの北沢志保bot @heads_shihobot

チハヤのアイドル聴力が深い息吹を捉える。次の瞬間、タタミ10枚離れたカナが大きく口を開け咆哮を上げた。「イイイイイヤアアアアアア!」一直線に床板を破砕しながらカラテ音波がチハヤに迫る!チハヤは小さく息を吸い、吐いた。「ィヤアアアアアアアア!」放たれる衝撃波!激突!CRAAASH!

2014-12-07 02:46:34
ニンジャヘッズの北沢志保bot @heads_shihobot

「…ッ!」砕かれた木片がカナの肌を打つ。威力負けした結果である。今の一合でウタ・カラテのワザマエは歴然とした。だがカナの目にはギラついた光が宿っている。「何故、そこまで」一方のチハヤには困惑が見える。己に憧れる少女。気付いてはいたが、こんな形を望むとは思っていなかった。

2014-12-07 02:48:17
ニンジャヘッズの北沢志保bot @heads_shihobot

「だって、私は…」カナの頬、両腕に生じた傷から血が流れている。「私は…!」カナの目に黒い輝きが灯る。同時に、傷から赤黒い炎が噴き出した。「私は!あの人に近付きたいから!」再び突進!チハヤはその炎に目を奪われていた。「貴女、そのワザは…」「イヤーッ!」力任せの突き!「…くっ!」

2014-12-07 02:49:10
ニンジャヘッズの北沢志保bot @heads_shihobot

チハヤはガードするが…重い!「イイイイヤアアアアア!」裂帛のキアイを込めてカナが押し通す!チハヤは圧し負け跳躍、タタミ5枚の距離をとり着地した。炎を纏ったカナのアトモスフィアはまるで別人だ。「あの人の傍には、きっとチハヤ=サンしか居られない。だから、私が貴女になる」

2014-12-07 02:49:57
ニンジャヘッズの北沢志保bot @heads_shihobot

「あの子のワザを真似て、私の名を奪って、それで何が変わるの?」「…だって!チハヤ=サンはスゴイで!私は何にもない!魅力も、ワザマエも、一緒に居た時間だって!」カナは涙を零しながら叫んだ。雫は絶え間なく蒸発し、頬に伝わることはない。「私はアイドルになったのに!なのに!」

2014-12-07 02:50:16
ニンジャヘッズの北沢志保bot @heads_shihobot

「貴女はあの子になんて言葉を貰ったの?それも意味のないものなの?」「『どうしたいか』だけじゃ、あの人に傍には居られなかったんです!」再びカナが駆けチハヤを燃やし尽くさんと両腕の炎が襲い掛かる!「あの人はどんどん遠くに行っちゃって!私は追いつけない!力が足りないから!」

2014-12-07 02:51:01
ニンジャヘッズの北沢志保bot @heads_shihobot

「イヤーッ!」左右から掻き抱くように振るわれたカナの腕をチハヤはバック転回避!カナも力強く踏み込み追い迫る!「チハヤ=サンばっかり…ずるい!」燃え盛るチョップ突き!チハヤはこれを巧みに捌くとカウンター気味に腹部に強烈なランスキックを打ち込んだ!「イヤーッ!」「ンアーッ!」

2014-12-07 02:51:51
ニンジャヘッズの北沢志保bot @heads_shihobot

カナは吹き飛び床板を転がった。その拍子に炎が燃え移り、ドージョーは瞬く間に紅蓮に染まった。「…その翼を…力を…」カナがよろめきながら立ち上がった。「貴女は勘違いしているわ。あの子は私の隣に居てくれる訳じゃない…」「うるさい!」更に両腕の炎を爆発させカナが突進する!

2014-12-07 02:52:05
ニンジャヘッズの北沢志保bot @heads_shihobot

「寄越せ!その概念を!私に寄越せェ!」恐るべき赤黒い炎を孕んだ熱波が殺到する!並みのアイドルでは直撃すれば炭化重点!チハヤは手を広げて深く息を吸った。「イヤーッ!」右手を鞭めいて打ち振るう!凄まじい風が巻き起こり熱波を消し飛ばした!「AAARGH!」カナの勢いは止まらない!

2014-12-07 02:52:19
ニンジャヘッズの北沢志保bot @heads_shihobot

「誰かがあの子の隣にいるんじゃない」チハヤは迫る炎の塊を見つめ呟いた。「誰かが躓き挫けた時、あの子は必ず傍に迎えに来てくれる。私はそれに甘えてただけ。だから」蒼い歌姫の体に輝く繊維が纏わりつく。「だから貴女は自分の声で語り掛ければ良かったのよ。ちゃんと届く。知っているでしょう?」

2014-12-07 02:54:24
ニンジャヘッズの北沢志保bot @heads_shihobot

チハヤを暗蒼のドレスめいたアイドル装束が包み込む。「私はあの子と違って優しくないわよ」そして彼女はアイサツした。「ドーモ、ブルーバードです」

2014-12-07 02:54:46
ニンジャヘッズの北沢志保bot @heads_shihobot

【フー・キルド・アイドルマスター?】未

2014-12-07 02:55:55