【21】アニウッド大通り+α

おすすめ漫画その【21】、「アニウッド大通り」、その【22】、「犯罪交渉人 峯岸英太郎」の紹介ツイートをまとめました。
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このマンガがにごい? @Nirgoyee_comic

【21】 作品名:アニウッド大通り 作者:記伊孝 形態:Kindle版の個人出版、および星海社コミックスより単行本発刊 リンク:urx2.nu/f3FT(作者公式サイト)

2014-12-10 02:43:08
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こちらは商業誌に掲載されている作品ではなく、始まりはKindleでの個人出版でした。Kindleでの配信を継続しながらもじわじわと話題を呼び、最近、星海社コミックスより紙媒体でも単行本化されるというちょっと変わった経歴をもつ作品です。

2014-12-10 02:53:16
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アニメ監督の父、看護師の母、長男の樹貴、妹の園。「アニメーション」をテーマに綴られる、ひと家族のお話です。昭和後期という時代背景もあって、アニメ版「三丁目の夕日」なんて表現されたりもしますね。

2014-12-10 02:59:55
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大きくテーマというか見どころというかは、三つ挙げられると思うんです。ひとつは父・通称おとたんを通して描かれる「アニメを作るということ」。もうひとつは、一家の住む団地などにも象徴された「昭和ノスタルジー」。そして長男、樹貴の「少年時代」。

2014-12-10 03:12:33
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テーマというよりは「印象的な要素」かな。他にも色々な要素にスポットは当たるんですが、核というか力を入れている主題はこのあたりなのかなあと思います。

2014-12-10 03:15:48
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個人的には樹貴がどんな風に成長していくのかというのが楽しみですね。樹貴はおとたんの影響から絵を描くのが得意で、やがて父の職業を追いかけるようになるのだろうと予想できますが、そんななか樹貴は何を思って創作するのか、そしておとたんは父として、背中を追われる身として息子に何を残すのか。

2014-12-10 03:24:04
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そのあたりに楽しみを見いだせるのは、おそらくおとたんが単純にクリエイターとして魅力的だから、またその息子たる樹貴にも才能の片鱗を感じるからなのですが、これは記伊先生がクリエイターのなんたるかをしっかり理解しているからで、そして先生自身も純粋なクリエイターであるからなんでしょうね。

2014-12-10 03:29:51
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そうそう、単行本のほうには「巨匠と過ごす夏」という短編が集力されています。これはかの宮﨑駿・高畑勲が開講した、アニメーションの演出について学ぶ「東小金井村塾」に在籍していた記伊先生の体験に基づくルポ漫画なのですが、これが本作品を描くひとつのきっかけになったそうです。

2014-12-10 03:37:15
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これがまた面白いんです!体験記もそうですがなによりやっぱり宮﨑駿氏の人となりがまた面白い。知れば知るほどすごい人なんですよね。おとたんという人物がまたクリエイターとして面白いのも、宮崎さんのような生粋のクリエイター、そしてその姿勢に生で触れたことが影響しているんでしょう。

2014-12-10 03:41:58
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アニウッド大通りは現在Kindle版が6巻まで、星海社コミックスからの単行本は2巻までが発売中。電子書籍に敷居の高さ、手の出しにくさを感じる人も是非、単行本のほうからでも読んでほしい作品です。

2014-12-10 03:47:19
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そうそう、もうひとつ。記伊先生といえば、初連載作である「犯罪交渉人 峯岸英太郎」全5巻が、絶版となったマンガ・ラノベ作品を無料公開している「絶版マンガ図書館」というサイトで全編公開されています。アニウッドとはまた違った作風ですが、読み応えバッチリの名作でこちらもオススメです。

2014-12-10 03:50:50
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【22】 作品名:犯罪交渉人 峯岸英太郎 作者:記伊孝 掲載:別冊ヤングマガジン リンク:urx2.nu/f3II(絶版マンガ図書館、全話無料配信)

2014-12-10 03:52:58