【アームヘッド】空条彼方、インタビューを受ける
――第二次レインディアーズが発足してから十年経ちましたが、どのような苦労がおありでしたか? A.そうですね……。元々は独立性が強かったとはいえ、一応政府の公的機関でしたから、やはりその活動資金として脛をかじれないのは痛かったですね(笑)あとは、そう、人員補充とか。
2014-12-13 20:01:08――レインディアーズの活動が長引くにつれて世界情勢は寧ろ安定していった傾向が見られますが、それについては? A.寂しい反面、安心しましたね。元々レインディアーズはそういうのを目的とした機関でしたから。むしろ初期は最終反乱後の混乱を纏めるためのプロバガンダ的な意味も強かったので。
2014-12-13 20:04:35――第一次レインディアーズと現在で変化を感じたことなどは? A.根性なしが多くなりました(笑)ある意味では良い事で、第一次は少数精鋭な色が強かったのでどうしても物量作戦や大規模な作戦を展開するのが難しかった面があるんですよ。規律で内輪を縛りすぎてもそれはそれで、というか。
2014-12-13 20:08:48――私が今から記者を辞めて入隊したら如何致しますか? A.歓迎しますよ。ビシバシしごいて差し上げますのでご覚悟を(笑)
2014-12-13 20:10:55――あなたが今注目している人物は? A.経験的な意味なら山田テルミ氏とウィノナ・サニーレタス氏、あとは宝生旬那氏ですね。次世代という意味なら、これから多くの人材を育成する意味でも、ここで名前を上げることは伏せさせて頂きます。
2014-12-13 20:13:15――今後の世界情勢はどうなっていくと思われますか? A.正直なところ、私には検討も付きません。ある程度の予測は可能ですが、これまでも世界は全く予想だにしない変動を見せてきました。私達にできるのは、その世界の中で可能な限り平穏を目指して歩き続けることのみです。
2014-12-13 20:18:23――印象深いエピソード等があれば教えて下さい。 A.昔は良くも悪くも強烈な印象のある人達だらけでしたからね(笑)ひとつ挙げるとすれば、ある日に行ったダンスパーティかしら。恥ずかしがり屋だから何も出来ないでいたのを、当時の同僚にリードされてなんとかステップを踏んだのを覚えています。
2014-12-13 20:22:20――最後に、貴方は人間とアームヘッドの可能性をどうお考えですか? A.抽象的な質問ですね。私なりの解釈で宜しいのでしたら「無軌道」という表現を。何となくですが、どんなことでも可能になる気もしますし、どんなことも成せないような気もするのです。それを決めるのは、結局私達自身なのだと。
2014-12-13 20:27:03以上、レインディアーズ黎明期から活躍する女傑・空条 彼方氏によるインタビューだった。世界の安寧を目指す組織として、変化を経つつも変わらず歩き続ける同組織に取材協力への感謝と更なる活躍を込めたい。 主筆 (潰れていて読めない)
2014-12-13 20:32:08