- greennomarimo
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辺りに舞う埃と古本の匂い、そして散乱するハードカバー。「大丈夫ですか?」「なんとか。そっちは?」「平気ですよ。男ですから」学ランに付いた埃を払い落とした彼が、私の上から身を起こす。「…で、どうします?」どうしてこんな事になったのか、話は数分前に遡る。 @nigro_dekunu
2014-12-15 23:57:05せりちゃん(@curren_delusion )より木吉鉄平 縁側で茶をすすってどら焼き食って、日向ぼっこしながらのんびりするのが夢だなぁ、なんて言う人の夢は、こんなところにはないと知っている。 #リプが来たキャラごとに今思いついたor書く予定なんてひとつもない小説の一文を書く
2014-12-15 23:57:52ヒスイさん(@hnkn0119 )より降旗光樹 告白しよう、その気持ちがあるだけ、君は勇敢だ。 #リプが来たキャラごとに今思いついたor書く予定なんてひとつもない小説の一文を書く
2014-12-16 00:01:18一華ちゃん(@1_kaaaat )より青峰大輝 結局のところ、彼はいつまでたっても大ちゃんのままなのだ。 #リプが来たキャラごとに今思いついたor書く予定なんてひとつもない小説の一文を書く
2014-12-16 00:04:07叶わない恋だけど、君が好き。それはどんなに否定しても変えられようもない事実。けれど、さすがにこれは堪える。「…油断してると痛い目みますよ」君は黄瀬君の彼女なのだから、無防備に僕の名前を呼んで隣で転た寝なんてしないで。さらりと前髪を払い、触れた唇は僕だけの秘密。「好きです」 #1夢
2014-12-16 00:04:58來さん(@dish_eden )より早川充洋 落ち着いて、しゃべってみよう?優しく語りかけて微笑むその人が好きで、喋る練習や苦手な早口言葉を頑張っていた日々が、古ぼけた写真の中にまだ残っていた。 #リプが来たキャラごとに今思いついたor書く予定なんてひとつもない小説の一文を書く
2014-12-16 00:16:38石榴石(@zakuro4987 )より赤司征十郎 立ち止まることは罪ではないと、教えてくれたのは彼女だった。 #リプが来たキャラごとに今思いついたor書く予定なんてひとつもない小説の一文を書く
2014-12-16 00:44:10青峰と彼女の最後。「お前と付き合うんじゃなかったわ」寒空の下で、彼の背中は遠くなっていく。なのに、なんで、「なんで、なみだ、」ぴたりと止まる足が、こちらを向いた。俯く彼は、口の端を上げながら、「離れられるからに、決まってんだろ、」その涙は、それが嘘だと語っていた、#黒バスマイナス
2014-12-16 01:08:09後日、「…あぁ、やっぱり別れたんですか、青峰君と」青峰くんは、なやんでなやんで彼女と別れることを決めたけど、「相当、辛かったと思いますけどね」自分は彼女にとって障害物だと考えて、二度と関係が戻らないように、数々の暴言を彼女に吐いて。でも、愛していて。ふたりの内心は、ぼろぼろ。
2014-12-16 01:15:08彼女は、「やめて、そんなこと言わないで、」今までを疑うほど、悲劇的に。ぽっかりと、何かを奪われるような喪失感を胸に。青峰は、「俺だってこんなこと言いたくねぇ、でもお前の邪魔になんなら別れた方が良いに決まってんだろ。悪りぃ、」罪悪感と、大きな痛みに耐えて、作った顔で涙を流しながら。
2014-12-16 01:23:57