出血性ショックのエホバ患者に輸血を行い救命した1例の論文

エホバ患者と輸血に関する論文は多数ありますが,多くは無輸血による治療が奏功したものばかりであり(実際には死亡例も多いが論文報告されていない),輸血を行った報告は非常に少ないです.今回紹介する論文は非常に特殊な状況下で,輸血による救命を優先した貴重な事例です.
健康 医療 有害宗教 カルト 輸血 救急 エホバの証人 エホバ真理教 エホバ
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⅃ЯAƎ⊿ @DrMagicianEARL
交通事故の被害者で出血性ショックとなったエホバの証人の患者に対して輸血を施行し,救命しえた1例(日本救急医会誌2001;12:59-62) 母親と本人がエホバ信者で輸血拒否,父親は入信しておらず輸血希望.このような状況でどう対応したかが分かる報告.最終的に両親から感謝された.

以下が受傷から救命にいたるまでの経緯です。なお,若干の勘違いがtwitter上で見られたので言及しておくと,この事例は,同意なしで輸血を行ってはいるものの,たとえ死亡しうる可能性が高くとも患者や家族の自由意志を尊重すればよいという単純な話ではありません.輸血を行わなかった場合でも訴訟になりうる話です.

⅃ЯAƎ⊿ @DrMagicianEARL
承前)患者は18歳男性.交通外傷による両下肢裂創と骨盤骨折に伴う出血性ショックで救急搬送.患者はエホバ信者であり輸血を拒否.受傷から2時間後に輸液施行下で搬入,血圧94/38,脈拍124,Ht 23.6%,意識清明.しかし,代用血漿,アルブミン製剤を投与するも血圧が保てなかった
⅃ЯAƎ⊿ @DrMagicianEARL
承前)受傷3時間後,母親とエホバの教会幹部が来院.母親もエホバ信者であり断固輸血拒否.血圧は70/20,Ht 12%に低下し,意識レベルが低下.その後,父親が到着.父親はエホバ信者ではないため輸血を希望した.輸血是非について両親間で協議が始まるが結論が出ずに経過した.
⅃ЯAƎ⊿ @DrMagicianEARL
承前)その後,患者が交通事故の被害者であるとの報が入り,医師達は輸血をしないで死亡した場合に種々の社会的問題が生じうることに気づく.受傷後4時間が経過し,Htは10.8%まで低下.ここで医師は両親,エホバ協会幹部と緊急に会談を行った.
⅃ЯAƎ⊿ @DrMagicianEARL
承前)医師側の説明「もし輸血を行わず死亡した場合,以下の問題が生じうる. 1) 加害者であるトラック運転手が過失傷害で済むはずが過失致死になってしまう. 2) 我々医療機関も十分な医療を行わなかったとして父親または加害者および運送会社から訴えられる可能性がある.
⅃ЯAƎ⊿ @DrMagicianEARL
承前)上記2点に対する解決策がなければ当方としては輸血を行わざるを得ない.」という趣旨を伝えた.これに対する明確な回答は協会側からは得られず,受傷4時間30分後に同意が得られないまま病院の判断で輸血が施行された.大量輸血で血圧は上昇し,その後外科手術等を施行し救命しえた.
⅃ЯAƎ⊿ @DrMagicianEARL
承前)リハビリを経て118日目に退院,元気に社会復帰をとげた.患者本人や両親からは病院のとった処置に対して何ら抗議はなく,むしろ救命できたことに感謝を示しており,現在も良好な関係となっている.
⅃ЯAƎ⊿ @DrMagicianEARL
承前)ちなみに,輸血の必要性について病院側から再三説明するも母親とエホバ幹部からの返答は「とにかく輸血しないで患者をそのまま死なせてほしい」の一点張りだったとのこと.このため病院側は救命のためには同意を得る前に輸血する以外手段はないと判断している.

補足(論文考察からの抜粋)

東大附属病院における,エホバ患者の肝臓切除術の周術期に輸血を行ったケースにおいて平成12年2月29日に最高裁判決が下され,高等裁判所の判決通りに原告(患者)側の主張が認められた.この裁判での論点は,医師と原告の間で「輸血をしない」という合意があっても,輸血以外に救命手段 がない非常事態には輸血をすべきか,という点であったが,これに対して判決文では「輸血を伴う医療行為を拒否するという意思決定をする権利は,人格権の一内容として尊重されなければならない」として,一審判決における「輸血を拒否することは公序良俗に反する」という判断をくつがえした判例がある.

東大附属病院の症例の最高裁判決から解釈すると,「医療機関は,エホバの証人など輸血を拒否する患者に対しては,輸血を必要とする診療を拒否することができる」ことになるが,実際に救命目的で高次医療機関へ転送されてきた患者を,絶対的無輸血が保証できないと云う理由で診療を拒否するのは,人道上も無理である.

救命センターはいうまでもなく患者の救命が最も重要な使命であり,その目的のためには輸血を含む可能な限りの治療を行うことが基本である.よって,もし今後に同様のケースに遭遇した場合もわれわれは輸血をしてでも患者の救命を最優先する方針とし
ている.

なお,本論文の主旨は,輸血を拒否する患者に対し,特殊な状況下において輸血を施行した症例を報告したもので,決して特定の宗教の教義を批判するものではない.

なお,本論文は以下から無料で閲覧できます(PDFファイル).

濱島 高志, 池田 栄人, 上島 康生, ほか.交通事故の被害者で大量出血したエホバの証人の信者に対して輸血を施行した1例.日本救急医学会雑誌 2001; 12: 59-62
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjaam1990/12/2/12_2_59/_pdf

コメント

山極 由磨 @YuumaYamagiwa 2014年12月16日
なるほど、つまり「信仰を貫き、ご子息を死なせるのは結構ですが、その為に運転手が追わずに済む罪を負い、私どもが訴えられるような事態は避けねば成りません、ゆえに輸血します」って事か。
山極 由磨 @YuumaYamagiwa 2014年12月16日
まぁ、母親も結局信仰より子供への愛情を取ったと言う事で、なんとか丸く収まった感はあるな。だが、もし母親が信仰を取り、協会も徹底抗戦の構えを見せたら、状況は違ってたろう。
山極 由磨 @YuumaYamagiwa 2014年12月16日
信仰は命より大事だという考えも厳然として存在しているし、最高裁判決もそう言う考えを支持している。価値観のために死ぬ自由は人間にはある。それを踏み越えてまで救命しなければならないのかといえば果てしなく疑問符だ。
緑川⋈だむ @Dam_midorikawa 2014年12月16日
だまって輸血すればキチガイのカルト信者にはバレないんじゃないの
neologcutter @neologcuter 2014年12月16日
いい話ですよ…僕の知ってるイスラム教徒は酒ばかり飲んでましたが。
枢斬暗屯子@七色魔女アリ04 @suuzanantonko 2014年12月16日
いくら信仰は大事とはいえ、子供は親の私物ではなく独立した一個の別人格なんだよな。子供を見殺しにする事を是とするような信仰なんかいらんわな。
オタ小児科医 @otapediatrician 2014年12月16日
(暴論)輸血がそんなに許されざることで、「輸血されるくらいなら死なせて」というのであれば、まず輸血を受け入れて医者に仕事をさせてくれ。その上で人目につかない所で確実に自殺すればいい。自分は宗教に殉ずることが出来るし、病院が訴えられることも無い。警察に余計な仕事は増えるが、基本WIN-WINになるよね。
オタ小児科医 @otapediatrician 2014年12月16日
もっと幼い小児の救命に際して、両親がそういう宗教的理由で拒否した場合もこのまとめで挙げられた判例を根拠に輸血を強行すれば訴えられて負けるリスクはあるのだろう。対策としてはMedical Neglectとして児童相談所に通告することくらいか?どれだけ有用かは疑問だけど。
ななもえ@Aもーど ずくだそう!ながの @moeko7feelds_a 2014年12月16日
あくまでも信仰は心の安息と幸福実現のための手段の一つであり、目的ではない。ここを履き違えてはならない。
緑川⋈だむ @Dam_midorikawa 2014年12月16日
無視して輸血して「そんなきちがい宗教のことなんか知らなかった」といえば済むんじゃなかろうか
山極 由磨 @YuumaYamagiwa 2014年12月16日
otapediatrician さっき日本医師会のHPを見たんですが、親権の濫用ということで児童相談所と家裁と病院が連携し、輸血して救命できたと言う事例が有るようです。つまり有用みたいですね。それに親権の喪失しなんてなると親が信仰を捨てない限り取消しは出来ないみたいで。
オタ小児科医 @otapediatrician 2014年12月16日
Dam_midorikawa そうしてやりたいと思う人は少なくないでしょうが、判例がある以上そこまで馬鹿正直だと病院ごと馬鹿を見ることになります故
緑川⋈だむ @Dam_midorikawa 2014年12月16日
otapediatrician 判例がダメなら有害宗教の教義を否定できる法律作ろう
オタ小児科医 @otapediatrician 2014年12月16日
YuumaYamagiwa 信教の自由を尊重するにしても、そういう判断がし難い年齢であればやはりそういう対応を取るべきだと考えます。まあ幼児に限らず、本人の意思が確認できない場合はそういう範疇と考えるべきと思いますが。
山極 由磨 @YuumaYamagiwa 2014年12月16日
moeko7feelds_a しかし、世の中には『信仰とは生き方死に方そのものである』と思っている人々も居ますからね。そう言う人たちが我が子の命より信仰を取ったり、信仰のために学校の生徒を皆殺しにしようとする訳で。
山極 由磨 @YuumaYamagiwa 2014年12月16日
otapediatrician 以前から「私に万が一の事があっても輸血はしないでくれ」と意思表示してもらえたら良いんですがね。もし本人の意思確認が成されぬまま輸血をして救命した後「何てことしてくれたんだ!」って成りませんかね?「え!そんな宗教の方だとは知らなかった」で済めばいいですが。
山極 由磨 @YuumaYamagiwa 2014年12月16日
Dam_midorikawa 何が有害な教義に当たるかが難しいですね。毒ガス撒いたりカフェで乱射することを是とする教義なら規制できるかもしれませんが。あと、そんな法案を出せば自民党連立相手が反対するでしょうね。
緑川⋈だむ @Dam_midorikawa 2014年12月16日
YuumaYamagiwa 単に「緊急避難として人命救助のためには信仰を無視できる」っていう法律ならいいんじゃないの
緑川⋈だむ @Dam_midorikawa 2014年12月16日
イスラム教の戒律だって、緊急時には無視していいっていう教義になってるのと同じ
Dr. Roy Ich-Meyer @ichimiyar 2014年12月16日
『とにかく輸血しないで患者をそのまま死なせてほしい」の一点張り』と言うのがまさにカルト。同じく血を食べないユダヤ教徒だって輸血は当然する。
緑川⋈だむ @Dam_midorikawa 2014年12月16日
「良きサマリア人の法」でいいんじゃないかいな。緊急事態において善意で行った医療行為において責任を追求してはならないとすれば、きちがい宗教の信者にゆけつすることもまた問題ない
山極 由磨 @YuumaYamagiwa 2014年12月16日
moeko7feelds_a 本来の信仰って何なんだろう?って思いますよね。
山極 由磨 @YuumaYamagiwa 2014年12月16日
Dam_midorikawa う~ん。正当防衛や緊急避難は自分自身や明らかに助けて欲しがってる人の場合に有効な考え方じゃないでしょうか?法律の専門家では無いんで解りませんが。
緑川⋈だむ @Dam_midorikawa 2014年12月16日
YuumaYamagiwa 「良きサマリア人の法」なら、本人が倒れて意識がない場合も適用されるから無問題。
山極 由磨 @YuumaYamagiwa 2014年12月16日
Dam_midorikawa たしかに「え!この人エホバの証人の信者さんだったの?知らなかったなぁ~、ついつい輸血しちゃったよ。ま『良きサマリア人の法』に従えば私は何の責任も問われませんよね?」なら現状でも通るかも?ただし、本当に知らない場合に限られると思いますが。
緑川⋈だむ @Dam_midorikawa 2014年12月16日
YuumaYamagiwa 「輸血してはならないなんていう頭のおかしい宗教なんか、漫画の中だけの存在だから現実に存在するわけがないと思っていた」でいいんじゃないかな
山極 由磨 @YuumaYamagiwa 2014年12月16日
Dam_midorikawa あと、信仰の自由は憲法に保障された権利ですから、それと『良きサマリア人の法』の概念が勝負して勝てるかどうかが問題ですね。それにしつこい様ですが信仰の自由を制限するような法律は、あの某与党が断固反対するでしょう。
緑川⋈だむ @Dam_midorikawa 2014年12月16日
YuumaYamagiwa 信仰の自由は別に制限してないんじゃないかな。ただ、医者の行動が患者の信仰には束縛されないってだけで、輸血を嫌悪する権利は無くなってないから輸血された後で自殺してもらう分には誰も迷惑しない
山極 由磨 @YuumaYamagiwa 2014年12月16日
Dam_midorikawa そんなことを言ったら、そのお医者さんの家に大量の『目覚めよ!』のバックナンバーが送りつけられますよ。
緑川⋈だむ @Dam_midorikawa 2014年12月16日
YuumaYamagiwa 不法投棄として産業廃棄物処理法違反ですな
山極 由磨 @YuumaYamagiwa 2014年12月17日
Dam_midorikawa アレ、古紙回収にも(色々な理由で)出し辛いですし。
緑川⋈だむ @Dam_midorikawa 2014年12月17日
だいたいこのケースでも輸血した後きちがい宗教の団体も信者も文句言ってないよね。しょせん信仰なんてその程度のもんじゃないの
緑川⋈だむ @Dam_midorikawa 2014年12月17日
アポロは月に行ってない教とかいろいろきちがい宗教あるけど、結局どれも「信者を名乗る人がほんとうにそんな協議をまじめに信じてるか」って言うと、そんな訳があるわけないから単にジョークで信じたフリしてるだけと思えばいいんじゃないかな
山極 由磨 @YuumaYamagiwa 2014年12月17日
Dam_midorikawa この場合、ご主人は信心してないし徹底抗戦するほどのゴリゴリの信者でもなさげだった様なのでこれで済んだ感があります。実際、最高裁まで言って勝訴を勝ち取ったホンマモンも居ますしね。この日本にも我が命より信仰って人は結構居るんですよ。
緑川⋈だむ @Dam_midorikawa 2014年12月17日
YuumaYamagiwa だから、国ぐるみで「そんなおかしな宗教なんか本当は存在していない」っていう法体系をこさえようって事
山極 由磨 @YuumaYamagiwa 2014年12月17日
Dam_midorikawa おかしい宗教を規制する法律を作ろうと思うとおかしい宗教の存在を認定しなきゃ成らないので、結局おかしい宗教を認めちゃうことになり・・・・・・。
緑川⋈だむ @Dam_midorikawa 2014年12月17日
YuumaYamagiwa このケースで言うと「業務上過失障害を業務上過失致死に悪化させて他者に害をなす」という点で明らかに有害宗教なんだよなあ。だから「国ぐるみでそんな宗教は存在していない」と認定せずに無視するしかないかと
緑川⋈だむ @Dam_midorikawa 2014年12月17日
なので、唯一これしか無いかなと思ったのが「そんなきちがい宗教のことなんか知らなかったことにする」なんだが
Aprildiamond(坂山) @Poker_April 2014年12月17日
そんな宗教知らなかった~ はかなり難しいです と言うのは、医療倫理を考える上では非常に知られたトピックであり、それを知らないということは「私たちは医療倫理については考えたこともありません」と明言することになるわけで…
まる @marunokomorebi 2014年12月17日
Dam_midorikawa 確かにそんな宗教知らないと言い張れればいいんですけど、確か現在の医者はこのエホバの事例は医学生の時に習うんじゃなかったかな、だから多分多くの医者が知ってる、かも。
緑川⋈だむ @Dam_midorikawa 2014年12月17日
実際には知ってるだろうけど、国ぐるみで「そんなシューキョーが存在するなんて知らなかった」と口裏合わせてしまえばいいじゃない
まる @marunokomorebi 2014年12月17日
YuumaYamagiwa それと最高裁で勝訴したのは多分、患者側は「輸血しないでも受けられる治療がある」ことを期待して手術したのに緊急事態には輸血が必要であると医師から説明を受けなかったことが問題視されたはず。なので最初から説明をしていたり、あるいは緊急搬送されて来た患者の場合その判例は適用されない可能性があります
緑川⋈だむ @Dam_midorikawa 2014年12月17日
後は、最初に言ったように「だまって輸血してしまってバレなきゃ誰も問題ないじゃない」と。なんなら輸血パックに「人工血液」とテプラ貼って証拠写真撮っておけばいい
DIE @DaiNagao 2014年12月17日
この論文の件と最高裁の判例から注目したいのは、「事故被害者の場合、『輸血を伴う医療行為を拒否するという意思決定をする権利は,人格権の一内容として尊重されなければならない』が許容されるのか?」と言う点かな。件のケースの場合は結果的に患者側が不問にしているから良いモノの、判例の様に訴えられるケースも考えられるワケで、医者と患者以外の第三者が当事者にいる場合の落としどころは議論されるべきだと思う。
緑川⋈だむ @Dam_midorikawa 2014年12月17日
DaiNagao その場合、「治療を拒否して死んでも過失による加害者の側が損害を受けない」事が保証されない限り、当然に人格権の方を否定するしかないんじゃないかいな。他人に害をなす宗教が存在を許されてよいわけがない
⅃ЯAƎ⊿ @DrMagicianEARL 2014年12月17日
@DaiNagao 輸血したら民事訴訟,輸血せず死なせたら刑事訴訟になるのであれば,病院側としては刑事訴訟を避けざるを得ません。
DIE @DaiNagao 2014年12月17日
Dam_midorikawa 「法律上過失致死を問わざるを得ないが、過失致傷扱いとする」と言うように警察・検察・裁判所のコンセンサスが取れていれば問題はなさそうですよね。あと、個人的には可能なんであれば宗教側も信者に「こういうケースはやむを得ない」とアナウンスすべきだとは思います。
つなつな @tunatuna2099 2014年12月17日
宗教は名声を求める事を優先にして一番大事な生命を蔑ろにするからなぁ、死んだら無になるだけなのに。
DIE @DaiNagao 2014年12月17日
DrMagicianEARL 「輸血せず死なせたら刑事訴訟」と言うのは、医師が救命処置を『怠った』場合だと認識していたのですが、まとめにある論文のようなケースにも適用され得るのでしょうか?『2) 我々医療機関も十分な医療を行わなかったとして父親または加害者および運送会社から訴えられる可能性がある』は民事だと捉えてたんですが刑事告訴される恐れでしょうか?どちらかと言うと、加害者の刑事責任を無駄に重くするのを避ける措置だと思ったのですが…。
NTB006 @NTB006 2014年12月17日
なるほど。輸血を拒否する権利を与えるには、死亡しても過失傷害でおさまる法定義と、死亡しても医師や病院を訴える権利の無効化が必要になるのですね。
源八 @gen_pati 2014年12月17日
個人で完結する事柄なら人格権は保証されるべきだけれども、第三者が関わる場合や対象が子供の場合は制限される場合はあって当然。
⅃ЯAƎ⊿ @DrMagicianEARL 2014年12月17日
@DaiNagao なにぶんこのようなケースでの判例がなく難しいですが,父親がエホバ信者ではない点がどこまで効いてくるかです.法律専門家の意見をうかがいたいところではありますが,救命まで一刻の猶予を許さない状況でのリスク回避としてはこういう判断を取らざるを得ないと思います.「最悪でも」民事ですむのですから
nekosencho @Neko_Sencho 2014年12月17日
あんまし考えたこともなかったけど、たしかに加害者側の扱いが、被害者が生きてるか死んでるかでえらく違ってくるよなあ。
nekosencho @Neko_Sencho 2014年12月17日
いやまて、この場合でいうと最初の事故の加害者が傷害の責任、死なせた場合輸血を止めさせた人に死の責任がって気もするな。法的にはどうなるんだ?
緑川⋈だむ @Dam_midorikawa 2014年12月17日
DaiNagao 両方じゃないかな。救命可能なケースで救命しなかった以上、病院の側の責任が問われない訳がないし
緑川⋈だむ @Dam_midorikawa 2014年12月17日
輸血拒否 http://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E8%BC%B8%E8%A1%80%E6%8B%92%E5%90%A6 >エホバの証人は本人の意思によらずに輸血された場合に関しては本人に罪はないとの見解を示している/ つまり無視して輸血すればなにも問題ないんだな
DIE @DaiNagao 2014年12月17日
DrMagicianEARL 仰る通り、現状ではそのご判断で止むを得ないと思います。ただ、判例を基準に論文のケースを推測するなら、(18歳と言う未成年の意思をどう捉えるかが争点になりそうですが)患者が仮に青年だったとすれば、本人の意思も確認できているようですし人格権の尊重が重視されるケースかなと思います。個人的には18歳であれば本人の意思を尊重して良い気がします。
DIE @DaiNagao 2014年12月17日
と言うか「患者の人格権」にフォーカスすると信仰の問題だけじゃなく尊厳死とかもモロに範囲に入ってきそうな話な気がしてきた。
⅃ЯAƎ⊿ @DrMagicianEARL 2014年12月17日
@DaiNagao この場合,両親が来院して協議している際に患者本人が意識がない状態にあることも考慮しなければなりません.さらには交通事故の被害者であること.加害者が過失致死になってしまった場合まで想定する必要があり,この場合,加害者の人生が大きく変わってしまいかねませんから.総合的に考えると患者本人の人格権を最優先とはいかない事例と思われます.
poweeeeerrrrr @poweeeeerrrrr 2014年12月17日
これ、治療による救命が出来たにもかかわらず死亡させた場合、被害者と加害者の問題どころか、下手したら 被害者の生命保険会社、加害者の損害保険会社から保険金不正受給、詐欺(又はそれに類する)訴訟問題にも発展しかねないのではないでしょうか。
DIE @DaiNagao 2014年12月17日
DrMagicianEARL 協議の際に患者本人の意識がなかった点は失念してました。申し訳ないです。で、やはり、この問題の社会的な本質は「治療を望まない患者の人格権をどの程度尊重するか?」だと思います。医師対患者と言う二者間であれば最高裁判例が基準となるのでしょうが、この論文を契機に事件・事故が絡む場合の議論が進むコトを望みます。
オヴJ太郎@E-Mag @Michael2_JP 2014年12月17日
この場合、亡くなった場合もですが、輸血拒否により状態が悪化し、後遺症が残った場合も気になりますね。事故と輸血拒否の責任割合を出すのは、実際は不可能に近いでしょうし。
tstyu @delusuzarla 2014年12月17日
ええと、子供は親の所有物ではありません。よってその子供の生命に危機が迫っている時、それを救命しようとする治療行為に反する両親の宗教上の要望とかは一切無視してかまいません。
⅃ЯAƎ⊿ @DrMagicianEARL 2014年12月17日
「宗教上の要望は無視してよいのでは」という御意見を複数見かけておりますが,最高裁判例がある以上,我々医療従事者はエホバ信者の輸血拒否の要望を完全に無視するという選択肢は原則としてとれません(小児の場合は親権停止という特殊対応が可能な場合もあります)
緑川⋈だむ @Dam_midorikawa 2014年12月17日
DrMagicianEARL だからやはり有害宗教を法律で禁止しようと
⅃ЯAƎ⊿ @DrMagicianEARL 2014年12月17日
@Geda_2 これまで輸血拒否に応じて患者が死亡したケースはいくつも報告がありますが,罪に問われたケースはないはずです.
NTB006 @NTB006 2014年12月17日
輸血拒否で本人が死亡するのはかまわないとしても、過失傷害のはずが過失致死にされたり、医師や病院が訴えられたり、輸血すれば起きなかった後遺症が発生したり。輸血を拒否した人が全責任を負う法制度を整えないと宗教上の理由で輸血を拒否させるのはよほどの好条件かでなければ難しいと言う事でしょう。
イシカワ=サン @GOZEN_R_SAN_2 2014年12月17日
こういう場合敢えて親や本人の要望を無視して輸血を強行してくれた方が内心では感謝してるってパターンもありそう。教義に反することは絶対口が裂けても言えないけど、相手が勝手にやっちゃったんだから仕方ないよねって形だと己の信仰心を納得させやすいようには思う。ただそこまでの責任を医者に背負わせてもいいのかという問題はあるわな
まる @marunokomorebi 2014年12月17日
DrMagicianEARL 普通の病気ならともかく突発的な事故に巻き込まれ搬送されて来た場合は無視していいのでは?
⅃ЯAƎ⊿ @DrMagicianEARL 2014年12月17日
@marunokomorebi たとえば本人が意識がなく,家族との連絡手段もなく,患者本人がエホバ信者で輸血を拒否しているという情報が医療機関に一切入らず確認不能であるならば輸血はするでしょう.しかし,情報が入った場合は残念ながら無視できないのです.
T M @f_15j 2014年12月17日
>1) 加害者であるトラック運転手が過失傷害で済むはずが過失致死になってしまう。 おおう、このパターンは考えた事なかったなぁ。
びんぼっちゃま@インディーズ医療法学者 @binbo_cb1300st 2014年12月17日
過失致死罪と過失致傷罪、加害者にとって法的な違いってあるものなの?最高の量刑は違ってくるようだけど、さすがにこういう事情では量刑で考慮するのでは?
NTB006 @NTB006 2014年12月17日
binbo_cb1300st 法的な問題もありますが、怪我をさせてしまった。と、殺してしまった。では加害者の精神負担も全くかわってくるかと思います。自殺する人が出てもそれほど不思議ではないほどに。
tstyu @delusuzarla 2014年12月17日
子供未成年で意識が無い場合、親の宗教上の要望とやらが救命治療に反する時、まったく無視して問題ありません。
NTB006 @NTB006 2014年12月17日
delusuzarla 無条件で無視できる訳ではないです。未成年者への治療を親権者が拒否した場合には親権を停止して治療する方法が定められています。
しまやとかきゅるぺぽ☆とかいうひと @t_shimaya 2014年12月17日
この場合、母親と幹部にはまず「過失傷害が過失致死になったことによって損害賠償を求められた場合、それを負担致します」という書類にサインさせるようでしょうかね。
山極 由磨 @YuumaYamagiwa 2014年12月17日
t_shimaya 詰まるところ、そう言う事でしょうね。そういう宗旨の人々とトラブルを避けるためには、なるべく全責任を信者さんに負ってもらうように持って行くほか無いと思います。
山極 由磨 @YuumaYamagiwa 2014年12月17日
marunokomorebi 病院の説明が足らなかったのも一因でしょう、ですが、最高裁は判決文で「人格権の一内容として尊重されなければならない」と言ってる訳ですから、医師や病院の『救命第一』というセオリーよりもエホバの証人の『血は忌むべし』の方を優位であると判断したことが根本にあると思います。
barubaru @barubaru14 2014年12月17日
ま、こういうこと続けているから「意識不明で回復の見込みのない老人からチューブ外すと殺人罪になるんじゃないかということで決して外せず医療の負荷が増え、ずるずると家族にも負担を強いる」なんてことになるんですな。本人や家族の希望よりも命の方がが大事なんだから仕方が無い。
水上春奈@サウロンの口P @tarlyon 2014年12月17日
三方一両損じゃないけども誰に損してもらうかの話だよね。信仰を曲げてもらうか(保護者)教義を曲げてもらうか(宗教団体幹部)法律を曲げてもらうか(過失致死や医療過誤に問わないとか)。で、エホバの証人という宗教団体を規制しても意味が無い。親が信者一人の俺真理教の教祖かも知れないから。そうすると、宗教とはかかわりなくこの人は親では無いので意見を聞きませんルールを必要に応じて発動するのがきっと安上がり。
ひとみ @eternal_17teen 2014年12月18日
本人は心穏やかなのかもしれないが、信仰に殉じて周りを巻き込む結果はテロリストと大差無い。
緑川⋈だむ @Dam_midorikawa 2014年12月18日
だから、誰も損しない方法は昔のガン患者同様に「医者が輸血したことを患者や家族に言わない」事なんじゃ無いの。バレなければ誰も傷つかないし、後でバレたとしても本人が戒律を破ったことにはならないみたいだし
くりあ/CLEA-R-NOT-3 @Clearnote_moe 2014年12月18日
エホバの証人の信者も、命が大事と思ってるからこそ、永遠の命を損なう輸血を拒むのだけど、コメント欄にはわかってない人多そうね。現益と 当益の価値観の衝突は、どちらを信じるかの問題で答えなんかない。今回は交通事故の刑事などが絡んで、現行法上の処理としてこうしたという話で、「命が大事」というお題目唱えてたら解決するものじゃない。自覚なさそうだが、それもまた宗教だ。
四式戦闘機 @ki84type4 2014年12月18日
あまり見栄えは良くないかもしれないが、「輸血拒否されると本人はいいとしても周囲に多大な迷惑がかかる」という今回の論法しか無いのかもしれないなあ。本人に明確に輸血を拒否されこのまま死ぬと明示されたらさすがにどうにもなるまいけど。
Localio Projects @LocalioProjects 2014年12月18日
ここまで「エボラ」誤読無し。
NTB006 @NTB006 2014年12月18日
Clearnote_moe 本人の信仰は尊重されるべきだが、他人に悪影響を及ぼす場合には制限されてもやむを得ない。という話なのではないでしょうか? ただし、医療行為を信仰によって拒否する。という人が一定数いる以上、それを想定した形で法を改正すれば解決できる問題も多く法の不備は確実にあるかと思います。さらにただし、過失傷害を過失致死にされた加害者に慰謝料を払う形の法も必要かもしれません。
竹本淳一 池袋ファミリー整体院 @takemotojunichi 2014年12月18日
イエス様がその場におったら、躊躇なく輸血をして命を救ったと思う。エホバの証人こそ、まさにパリサイ人的だよな。
くりあ/CLEA-R-NOT-3 @Clearnote_moe 2014年12月18日
NTB006 そうですよ。根は尊厳死などと同じで、治療拒否と法制度の擦り合わせの話のはずなんです。だから、エホバの証人がカルトだとか、救命こそ最優先であるという類のコメントは、この件の意味と内容を理解してないよねって言ってます。
NTB006 @NTB006 2014年12月18日
Clearnote_moe 最高裁が輸血拒否を認めた判決で法の不備にも強く触れていれば解決した問題かもしれませんね。(触れていたらすいません)医療を拒否する宗教は全く想定されていないのが現行法でしょうから。
心技 体造 @mentalskillbody 2014年12月19日
聖書の頃には今の輸血等の高度な医療技術はありませんでした。当時に存在しないものをイエスが否定できるはずもないので考えるまでもなく輸血禁止は誰かが勝手にでっちあげた後付けですよね?だいたい輸血が駄目なら赤ん坊が母親の胎内で育てられないじゃないですか。あらゆる点で矛盾しています。
緑川⋈だむ @Dam_midorikawa 2014年12月19日
f_15j 友人がエホバ真理教が布教に来て、この論理をぶつけたら回答できなくなって撃退したと聞いた>過失傷害を過失致死にする有害宗教
barubaru @barubaru14 2014年12月20日
加害者が文句言える筋でもないと思うんですがね。人を轢くだけで迷惑すぎるというのに何故そいつのために魂の平安まで奪われないといけないのか。
akiran @akiran32748624 2014年12月20日
未成年の場合は親の親権取り上げるとかの対応もあるんだねぇ http://www.med.or.jp/doctor/member/kiso/d3.html
ma08s@フォロー外からごめんなさい @bygzam_ma08s 2017年10月22日
とあるきっかけで、こちらのまとめに行き着いた。古い記事だけどひと言補足。「黙って輸血してもうたらえんや」は通じない。昔のようなどんぶり勘定は許されない。治療費、入院費の請求の際に、患者、家族には治療内容の明細を渡さなければならないし、そこには当然、「輸血」も記載される。目にした途端に、信心深い人間ならば「マジキチ」化するだろう。「強行治療」の際も、ひと言「同意なき事前通告」は必須。
ぺんたうるす @bythepark163 2018年9月22日
「最終的に両親から感謝」 だよねえ。
ねこ博士 @kazukazu_ex 2018年9月22日
YuumaYamagiwa 我が命なら勝手にすればいいけど、子の命を好き勝手にしようとするならだいぶ話が変わってくる。
緑川⋈だむ @Dam_midorikawa 2018年9月22日
[c3464608] 知らんがな。有害宗教の言うことなんか無視していい
ゲン@㍌㌠ @gen_halshion 2018年9月22日
うちのおかんのカルト宗教カルト左翼嫌いは、元看護師の経験からでしたわ。患者よりも見舞い付き添いのやっかいさの思い出話がおかんの鉄板ネタ(´・ω・`)
G.Foyle @GFoyle1 2018年10月3日
別件でも述べましたが 某教団幹部は 自分が生きるために 骨髄移植を認めております
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