美術手帖1月号「建てない建築家とつなぎ直す未来」関連ツイート

2014/12/17発売 書籍&展覧会『3.11以後の建築』、その関連イベント「社会と建築家の新しい関係 〜なぜ今、3.11を語るのか〜」、これらに関するツイートも関連することとして拾っています。
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「1階革命」by 田中元子 @hanamotoko

いっそ3.11は余所に置いといて、ぶっちゃけここ十数年「建てない」んじゃなくて「建てられない」んだって状況をハッキリさせてくれればよかった。

2014-12-24 10:52:29
satoruito / 伊藤暁 @strito

映画「コルビュジエの家」じゃないけど「隣人は選べない」わけで、じゃあその時に隣人とどういう関係を取り持ちましょうか、というのは空間の問題でもあるわけです。僕たちが神山でやってることって、こういう多種多様な人たちの接点をどうやって調整するか、ということなんじゃないかと思ってます。

2014-12-24 10:52:39
satoruito / 伊藤暁 @strito

そこには「こういう関係を構築すべき」というような理念を設定して押付けるのではなく、各々が自由に振る舞いながら、自ずと適切な関係を築けるようなドライな態度で、言うなればインフラを作るように対処していくことが有効なんじゃないかと。(この点については「3.11以後」の図録に書きました)

2014-12-24 10:53:07
satoruito / 伊藤暁 @strito

最近は地域の話になると「コミュニティ」という単語がセットのようについてきますが、個人的にはこの単語は使わない方がいいと思っています。というのも、この言葉ってコントロールが難しく、どうしても妙な同調圧力や排除の論理として暴走しがちだと感じているので。

2014-12-24 10:54:12
satoruito / 伊藤暁 @strito

一歩間違えると「地域のために」「町のために」、お前は自己を犠牲にして振る舞えるのか、という方向に行ってしまい、それは疲弊にしか繋がらない。安易なコミュニティ指向はむしろ地域を殺すのではないかとすら思えてしまいます。

2014-12-24 10:54:40
「1階革命」by 田中元子 @hanamotoko

建てる建てないとか、新築とリノベとか、非常時と日常とか、昔と今とか、自分と他者とか、そーーいう二項対立構造から抜きん出た建築が、きっと未来でも建築って呼び指されていくんだと思う。

2014-12-24 10:55:13
satoruito / 伊藤暁 @strito

そういう同調圧力に陥らないように部分と全体、個人と集団、そして部分同士、個人同士の関係を調整していくために、建築的なアプローチで出来ることはいろいろある。インフラというのは部分と全体をつなぐものなので、インフラ的に構築するというのはその一つの方法ではないかと思っています。

2014-12-24 10:55:18
satoruito / 伊藤暁 @strito

ともあれ、僕としては時には新築だし、時には改修だし、ワークショップもやるし、リサーチだっていいし、建てようが建てまいが、建築としてこの問題にコミットできることは何かを考えて実践してきますよ。

2014-12-24 10:55:43
satoruito / 伊藤暁 @strito

雑多のものの調整の中からしか地域(に限らず)の未来なんて作れない。わかりやすさも重要だけど、安易な単純化には与せずやる方法を模索したいと思ってます。

2014-12-24 10:56:49
satoruito / 伊藤暁 @strito

以上、連投失礼しました!

2014-12-24 10:57:10
羽鳥 達也 Tatsuya Hatori @_HATORI_

イイ!“@strito: 雑多のものの調整の中からしか地域(に限らず)の未来なんて作れない。わかりやすさも重要だけど、安易な単純化には与せずやる方法を模索したいと思ってます。”

2014-12-24 10:58:05
羽鳥 達也 Tatsuya Hatori @_HATORI_

分かりやすさは、最終的にはプレイヤーを増やして才能を集めること以外は、誤解や短絡を生む諸刃の剣だったりする。

2014-12-24 11:02:05
satoruito / 伊藤暁 @strito

コミットメントを増やすことは大事なので、わかりやすいことの効果も承知しています。 RT @_HATORI_ 分かりやすさは、最終的にはプレイヤーを増やして才能を集めること以外は、誤解や短絡を生む諸刃の剣だったりする。

2014-12-24 11:06:04
羽鳥 達也 Tatsuya Hatori @_HATORI_

わかりやすいものが細々とした調整をしていないとは言えないんだけど。微に入り細に入りといった工夫をしつつも、ローコンテクストな分かり易さを併せ持つものを目指すべきではある。

2014-12-24 11:07:08
satoruito / 伊藤暁 @strito

ちょっと語弊があったかな。「わかりやすく、かつ複雑」ってのが目指すところなのかもしれません。まあ自分でもまだ整理できてないのだけど。

2014-12-24 11:10:04
「1階革命」by 田中元子 @hanamotoko

流行りのユルーい文脈に敢えて乗っかるならば、mosakiこそ「建てない建築家」ですよ!

2014-12-24 11:36:48
アーキテクチャーフォト®︎ @archiphoto

[info・注目情報] 美術手帖の建築特集「建てない建築家とつなぎ直す未来」についての、twitter上での建築家たちの発言のまとめ goo.gl/GuXbzG

2014-12-24 11:42:28
Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura

美術手帖の反響、盛り上がっていますね。僕だったら建築の媒体で「描かない美術家の未来」っていう特集をカオスラウンジ、スプツニ子!、チームラボ、泉太郎、名和晃平みたいなラインナップで組んでみたいな。

2014-12-24 12:18:43
siskw @siskw

結局、情報社会で既存システムの肩書きを使ってなんかやってるって話じゃないの?建築家、芸術家という呼称(イメージ)が情報社会において情報を拡散するのに有効的だ、という話で。大切なのは、どう情報社会を活用してるのか、って話なんだけど、既存システムとの接合でいつも時間がなくなる。

2014-12-24 12:28:08
sttts @s_tomokazu

@siskw 僕もこれから読むんですが、同じように既存の肩書き(から想像される仕事の内容)と、実際に活動されてる内容の齟齬、あるいは新しい名称が必要なんだけど、まだない、とかそういう前提からスタートしないと、変な落とし穴にはまってしまうんじゃないかなと。

2014-12-24 12:33:05
Ryuji Fujimura @ryuji_fujimura

あのとき仕掛けられた大風呂敷は少々強引なところもありましたが分野や歴史を横断していたし、社会に問題提起する際どい内容も多かった。それに比べると「建てない建築家の未来」や金沢の「3.11以後の建築」の扱っている作品群はかなり妥当な範囲でセレクトされている感じはする。

2014-12-24 12:36:15
siskw @siskw

@s_tomokazu 雑誌自体が既存システムに乗っかってるので、なかなかどうしてそういう前提を外した議論のは難しいですね。新しい雑誌メディアを立ち上げる方が早そうだなー、とか思います。

2014-12-24 12:37:14
sttts @s_tomokazu

@siskw なるほど。媒体となるものの問題でもあるのですね。

2014-12-24 12:37:58
siskw @siskw

@s_tomokazu 僕たちが実感しているよりも、世の中は強く既視感によって操作されているのかな、と。そして国民性とも関わるのですが、日本では情報と個人が1対1対応しているため「この情報はある分野の人たちに向けた情報だ」という受け取り方の段階がないところに問題がある気がします

2014-12-24 12:42:35
sttts @s_tomokazu

@siskw わかる気がする。ただ、受け手側の問題って難しいよね。受け手側が(良い意味で)勘違いしたり誤解したりすることで前進することもあるし。「建てない建築家」の話に戻すと、この特集もようやくか、っていう気もします。これまでも仕事の領域を拡張してる人たちはたくさんいたでしょうし

2014-12-24 12:48:11
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