若者・空気・対話についてのダイアローグ
- keisukekirita
- 2013
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【最近の若い人論1】最近の若い人は「打たれ弱い」と言われる。確かにそう感じることもあるが,自分もその時代に育ったらそうなっただろうと思うから,鬼の首をとったようにそんなこと言っていてもしょうがないと思う。
2010-12-06 16:31:28【最近の若い人論2】また「褒められて伸びる」というのは世代は関係なく,みんなそうだと思う。「最近の若い人は褒めて育てないとダメだから大変」というけど,あなたもそうですから!(ギター侍風に=死語)。
2010-12-06 16:32:55【最近の若い人論3】ただ叩かれることによって「何くそ!!」と逆に伸びるという成長回路が育っていない,ということはあるかもしれない。過酷な状況ではそうした回路抜きに生き延びることができない。今の若者はそうした回路なしても生き延びることができたというだけなのかもしれない。
2010-12-06 16:33:51【最近の若い人論4】教育法とは関係性の中で相手を育てるための方法である。その相手が変わってしまっているのに,「昔はこれで成功してきた!」という論理を盾につぶしてしまっては意味がない。これは「方法の自己目的化」の典型。本末転倒。
2010-12-06 16:36:13【最近の若い人論5】状況(相手)が変わったら,目的が同じでも適切な教育方法は変わる可能性がある。だから,状況と目的を勘案して有効な教育方法を選択する(これが教育方法選択の基本原理)。なければ新たに考案する。
2010-12-06 16:38:06【最近の若い人論 6】「最近の若い人はもっとどんどん主張できなきゃダメだ」と偉い先生方は口を揃えて言われる。しかし,そういう人に限って“そういう自分がそのようにさせてしまっているのだ”ということに気づいている人は少ない。今頃の若者は繊細で空気を読むのに長けているのだ。
2010-12-06 16:38:50【最近の若い人論7】だから彼らは空気も読まずパワーで押し切るなどという品のない方法はとらない。きちんと空気を読んで主張しないのである。スマートなのである。ここは安心して主張してよい場なのだと心から思ったならば,主張しなさいなどといわなくても,どんどん意見を言ってくれる。
2010-12-06 16:40:24【最近の若い人論8】偉い先生は,自分の前で若者が言った主張は“偉い先生に対するバージョンとして編集された発言である”ということを勘案しておく必要がある。彼らは繊細で打たれ弱い自分を自覚しているから無駄に傷つくことを避ける。先日の研究会でも軽妙に使い分けていた。
2010-12-06 16:44:04【最近の若い人論9】自分の主張を繰り返し冗長に話し続ける上の世代の人達より,限られた時間の中で手短に主張を伝えようとする若い世代の方が,よほど配慮に行き届いておりスマートにみえた。これからはそういう若者達が,そうした特性を活かして時代を切り拓いていくのだろう。
2010-12-06 16:48:28【最近の若い人論10】僕らは彼らから自分達の持っていないしなやかさを学べばよい。それぞれの世代の長所と短所を自覚し,理解した上で,それぞれの特性と多様性を活かして,うまいこと協働できるような仕組みを作っていけたら,よりおもしろい社会になると僕は思う。
2010-12-06 16:50:51うけた(笑)。たしかにそりゃそうだw そんなこと言ってもなんもかわらないしw RT @saijotakeo: 【最近の若い人論1】最近の若い人は「打たれ弱い」と言われる。確かにそう感じることもあるが,自分もその時代に育ったらそうなっただろうと思うから,鬼の首をとったようにそんな…
2010-12-06 16:32:34@saijotakeo ちょっと離れますが、 「ポジティブ・イリュージョン」については、どう思われるのかな、と思いました。思いついたので…。
2010-12-06 16:35:09それが,現実の競争における淘汰にさらされていないので,身の丈に合わない自己像を維持しているということであれば,それはあるかもしれませんね(^_^) RT @artemis_moon 「ポジティブ・イリュージョン」については、どう思われるのかな、と思いました。
2010-12-06 16:54:17僕もそんなに打たれ強くはないですね。というか,戦争時代の軍隊内部のいじめの話とか聞くと,現代社会で生きるどんな人間も打たれ弱いといわざるをえない気もしますよね(笑)RT @yamato RT というか俺だって十分に打たれ弱い。Σはっ!!! 若い証拠か!!(爆)
2010-12-06 16:56:47空気を読んで言いたいことがあっても黙っている,というスキルは実は主張するよりある意味では難しい。もっと凄いスキルは,空気を読んで発言すべきときかそうじゃないかを見計らい,適切なときに的確な形でそれを伝えること。さりげなく実現されるために気づきにくいが達人スキル。
2010-12-06 17:10:30池田先生はお母さんに「清彦,世間では本当のことを言ってはいけません」と云われていたが,「いけね,すっかり忘れていた」と何かの本に書いてあった(笑)ときには,あえて空気を読まないスキルも大事。あまり多用すると長生きできないので,ここぞというときにしておいた方がよいのかもしれない。
2010-12-06 17:16:04空気を読む人は権力者にとって“使い勝手”がよい。リスクが少なく安定感がある。だから重宝される。逆にこれがないと疎まれる。それが解っているから若者は空気を読むスキルを自然に身につけている。
2010-12-06 17:17:52それが理想ですね(笑)。この前の研究会で出来てた「信頼関係を構築するための対話」というのもつながりそうでおもしろいですね。RT @taguchirandy @saijotakeo 空気を読めて、書き換えられるといいね! 空気の文法と応用と作文をマスターしたいものだ(笑)
2010-12-06 17:34:00今日はダイアローグ研究会だった。発表は田口ランディさんのシラードについて。で思ったこと。科学的な偉業はシラード級ノ天才ができるかどうかというものだが,対話は誰でもできる。そしてソノ対話が未来を切り拓くということがある。その可能性と方法について改めて考えよういうのが研究会の趣旨。
2010-12-03 00:32:33しかしシラードは実効性のある「対話」を実現できたかというかという点では必ずしもうまくいかなかった。議論の内容が正しいことと,それが伝わるかどうかは別の話でもある。箱の中身がどんなに素晴らしいモノだったとしても,宛先が書いていなかったり,空けてもらえなければないのと同じ。
2010-12-03 00:35:21対話とは「終わった後に少しでも自分が変わること」。欧米式のディベートを基準にすると,他人を変えられなければ意味はないと思われがちだが,逆説的なことに,対話をして,みんなが少しでも自分が変わったらその目的はおのずと達成されている,というところがあるのが,対話の妙技。
2010-12-03 00:40:16@saijotakeo お疲れ様 次回もエキサイティングなので、新たな、仕組みに挑戦しましょう。90人が参加するにはどうしたらいいかな?
2010-12-03 00:40:32今日は僕がいつもワークショップでやっている6名程度のグループワークを取り入れることになった。みんな生き生きと60分間「対話」をしていた。みんなが満足げな表情をしていて,終わった後に自然に名刺交換などが行われていた。
2010-12-03 00:43:40それぞれの主体性を活かして,みんなで作り上げる,みんなで対話するというスタイルをとれば,90人でも能動的にかかわれるエキサイティングな場になると思います。RT @taguchirandy @saijotakeo 90人が参加するにはどうしたらいいかな?
2010-12-03 01:05:54