天帝と愉快な六人目たちの征誕祭2014

天帝と愉快な六人目たちbot @akasixmen_bot

黛｢んじゃま、そろそろプレゼントタイムといきますか｣　黒子｢黛さんからですか？｣　黛｢…どっちでもいいけど｣　赤司｢楽しみだ｣　黛｢はい、ドーゾ｣　赤｢ありがとうございます｣

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黒子｢…え？｣　赤司｢え？｣　黒｢開けないんですか｣　赤｢開けてもいいんですか｣　黛｢なぜオレに聞く｣

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赤司｢…これは…本、ですか？｣　黒子｢まさかラノベ｣　黛｢んなワケあるか｣　赤｢この本、欲しいって言ってたの、聞いてたんですか｣　黛｢…まぁな｣　赤｢千尋が気の利いた物をくれるとは思わなかったよ｣　黛｢おい｣　赤｢ありがとう｣　黛｢ん｣

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黒子｢(さっき、ナチュラルに人格が…)｣　赤司｢次は黒子の番かな？｣　黒｢はい、赤司くん、おめでとうございます｣　赤｢黒子には本当に何回おめでとうを言われるんだろうね(笑)ありがとう｣

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黒子｢それと、黛さんにも｣　黛｢は？オレ誕生日じゃないけど｣　黒｢まぁまぁ、2人とも、開けてみてください｣　黛｢…これ｣　赤｢手袋かな？同じデザインの｣　黒｢そしてボクも同じ手袋を買いました、3人お揃いです！｣　黛｢(…なんだろう、あざとい)｣

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赤司｢…このデザインなら普段使いにも良さそうだね｣　黛｢(いやいやいや…この歳でお揃い、とか…)｣　黒子｢黛さん｣　赤｢千尋｣　黛｢な、何だよ｣　黒｢使ってくれないんですか？｣　赤｢テツヤの好意を無駄にしたりしないね？｣　黛｢うっ、ぐ…！｣

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黛｢征誕祭なう、と｣　黒子｢すごいネーミングセンスですよね｣　赤司｢ありがたいし、少しむず痒いな…｣

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赤司｢…そろそろ片付ける頃合いじゃないか｣　黒子｢そうですね、あ、赤司くんは片付けちゃダメです｣　赤｢駄目って｣　黒｢ダメです｣

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黛｢よし、片付けもそこそこに出掛けんぞ｣　赤司｢え、昼より寒いのに｣　黒子｢出掛けましょう、赤司くん｣　赤｢まだ何かあるのかい？｣

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黒子｢もうすぐ…、あ、もう見えますね｣　赤司｢…！｣　黛｢というわけで、赤司とこのイルミネーション通りを抜けて今日のプランは終了だ｣　黒｢黛さん、言い方に雰囲気がないです｣　黛｢知らん｣

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赤司｢…まるで市中引き回しの刑に遭ったような1日だった｣　黒子｢赤司くん、疲れてしまいましたか？｣　赤｢いや、楽しかったからね、疲れなんて気にならないくらいには。…黒子が大量にカイロをくれたおかげで凍えることもなかったし｣

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赤司｢ちょっと、何と言うのかな、普通に、こうして買い物に行ったりイルミネーション見に行ったり、久々だったからね。嬉しかったよ。いい誕生日プレゼントだった｣　黒子｢それは良かったです｣

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赤司｢…ところで、黛さんは？｣　黒子｢ああ、なんかリア充の気に当てられたとか言って休みに行ったみたいです｣　赤｢りあじゅ…？｣

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赤司｢黛さん｣　黛｢…赤司、どーした｣　赤｢いえ、今日はありがとうございました｣

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黛｢礼なら黒子に言えよ、あいつが今日の予定をほとんど立てたんだし｣　赤司｢黒子にはもう何度も御礼を言いましたから。…本当に楽しかったんですよ？｣　黛｢はいはい、おめでとさん。…言っとくけど、今日くらいだからな｣　赤｢と言ってまた付き合ってくれるんでしょう？｣　黛｢気が向いたらな｣