20141221 #NHK スペシャル「メルトダウン File.5 知られざる大量放出」

ほんのこ @shbttsy74

#NHK 3月17日夜、その日の作業中止の報が技術者たちのバスに届く。翌朝から再開と。なぜプールへの放水が優先されたのか？東電本店に設置された、政府・東電事故対策統合本部。事故対応の判断をここが下すことに。プールへの放水は、本部が急遽決定したものだった。

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#NHK 東電では、原発事故の際、対応の優先順位を現場が決めることが前提。本店は物資の支援などの役割。しかし、統合本部が設置された3月15日以降、その役割が逆転。プールを優先する判断の背景には何があったのか。米・原子力規制委員会のチャールズ・カストー氏。

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#NHK カストー氏「日本政府は非常に短い映像を見せてきて、それが水面の反射だと考えていると。しかし、人命がかかっているときは慎重になるべき。我々は水がない、または限りなく少ないと考えたが、そこが日本政府との判断の違いだった」

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#NHK 米は最悪のシナリオを想定。原子炉に加え、4号機のプールでメルトダウンのおそれ。日本政府が指示したより拾い、80km圏内からの避難を呼びかけた。放水の前日、米から日本政府へ強い危機感が伝えられる。カート・キャンベル元国務次官補「今すぐ本国に危機を伝えるべきと言った」

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#NHK 藤崎一郎元駐米大使「すぐ外務省に伝えて、外務省が官邸に伝えていると思う」その後も、電源復旧作業はプールへの放水のたびに中断を繰り返す。その間にも、放射性物質の放出は続く。3月21日、南向きの風に運ばれ、関東一円を汚染。東京の水道水の一部から放射性物質が検出。

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#NHK 3月22日、電源復旧作業が本格的に再開。ポンプ車「キリン」でプールへの安定的な注水ができるようになったため。4月になって、プールに水があるという決定的な証拠が映像で捉えられた。

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#NHK スタジオ「いま原発再稼働へ向けた動きがある中で、今回のことは安全対策にしっかり生かされていくのか？」「安全性を高める取り組みが行われているが、検証は必要だ。また、全国の原発で消防車の配備が広がった。ただ、十分に水が入るのか検証が必要」

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#NHK 事故から3年9ヶ月。原発の周辺では、専門家による汚染の調査が続く。点在するホットスポット。今回わかった大量放出の影響が大きいとみられる。12万人を超す人たちが、いまも故郷に帰れない。過去の教訓に学び、生かしていけるのか。