デストラップ妖精さん

いぬガオ🐕🦎🧪【シバーウィン】 @thewanko

デストラップ妖精「わなつくったよ！ きょうはじゅっこつくったんだ！ もうそろそろ新しいすみかのためにきらきらがほしいよ～」ドラゴン「ほっほ、いいとも。この前、貴族のお召し物としてもらったこのアメジストをやろう」DT妖精「やったぁ、これでかのじょもよべるぞう！」 #TRPG

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デストラップ妖精は、今日もせっせとダンジョンに罠を仕掛けます。 若造妖精「よし、おとしわなをしかけたぞ、これならきづかれないはずだ、たからばこもおいたし」 老妖精「ほっほ、こんなあ餌ではかからんよ。落とし穴は2つ掘るのじゃ、ひとつはあからさまな、もうひとつは気づかれにくいものを」

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若造妖精「どうして？」 老妖精「冒険者というのは、一つ罠を解除したら安心して歩を進めてしまうものじゃ。やつらの心理をつくもの、わしらの嗜みじゃ」 若造妖精「なるほどー、さすがししょー！」 彼らはデストラップ妖精。今日もせっせと迷宮に罠を張り巡らします。

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デストラップ妖精はたまにモンスターに協力を依頼します。 妖精「じゃー、トロールさん。このスイッチを押されたらその隠し部屋からがばーっとでてきちゃってください」 トロール「おで、わかった。ところで、そのすいっち、おされたら、どうなる」 妖精「このへやのとびら、しまります」

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トロール「しまる。あける、どうしたらいい」 妖精「ぼうけんしゃさんがいなくなるか、トロールさんがまけると、ひらきます」 トロール「おれ、にげる、どうしたらいい」 妖精さん「…では、おねがいしますねー」 すばん、と隠し扉の扉がしまります。 哀れトロール、君に撤退の二文字はない。

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デストラップ妖精は、建築家でもあります。 妖精「この部屋、意味ありげにつくろうかな」 妖精「どうしてだい？」 妖精「冒険者の精神を摩耗させるために、意味ありげで罠が多そうな部屋があると、次の罠がかかりやすくなるんだ」 妖精「なるほどー」 デストラップ妖精は、精神攻撃も得意です。

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原作書くから、誰かデストラップ妖精四コマ書いてほしいと思う犬なのでした。

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デストラップ妖精も、たまに怒られます。 ドラゴン「お前、ちょっと罠をかけすぎだぞ」 妖精「ええー、がんばっていっぱいしかけたのに」 ドラゴン「いいから、半分へらせ」 妖精「はぁーい」 妖精さんはとぼとぼと帰ります。

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そんな時は、迷宮居酒屋で反省会です。 妖精「冒険者が来ないようにってしかけたのにー！」 妖精「ドラゴンさんにも事情があるのでしょう」 妖精「どんな？」 妖精「最近、ドラゴンさん、太ったらしいですよ」 妖精「…ああー」 ドラゴンさんは、全部の罠を耐えてから迷宮からでるのです。

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デストラップ妖精社会は、成果主義ですが、新人には優しいのです。 新人「よろしくです」 歴戦「では、お前にはここを担当してもらおう」 新人「ここはダンジョン入り口？！」 歴戦「そうだ。ここで腕を磨き、早く奥の階層へ来ることだな」 ダンジョン入り口、そこは最も冒険者が通る場所。

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妖精さんは、テストに余念がありません。 「ゴブリンさん、そこから歩いてきて下さい」 「ゴブ」 ゴブリンさんは普通に巨大クモの糸で作られたトラップをまたぎます。 シュカコン！ 間一髪で避けるゴブリンさん 「感圧で体が軽いと発射までタイムラグが」 「殺す気ゴブか」 「え、それが？」

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デストラップ妖精の中には、一つの罠に数世代をかける妖精もいます。 「んで、おまんとこの罠はいつできんだべ？」 「ちょうど召喚魔法陣のフェイズまでできたから、これから魔神召喚魔法の勉強するよ…。これも何世代かかるかな…」 「…おまんの家系だけで学院できそうよな」

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ちなみに、デストラップ妖精が数世代かかる罠は、あまり人がかかりません。 完璧に雇い主の趣味です。

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デストラップ妖精は、勤勉で働き者です。 デストラップを作ることが生きがいなので、当たり前では有ります。 DM「この前、ここの罠で冒険者が引っかかって残りは逃げたので、更新しておくように、明日まで」 妖精たち「がってんしょうちのすけ！」 妖精たちは、今日も徹夜で仕上げます。

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デストラップ妖精組合は、派遣事業にも精力的です。 親方「おう、お前、今日はヴァンパイアさんの館な」 妖精「この時期多いですね」 親方「この時期だからなぁ、カップル冒険者が聖夜パワーでホーリーシットだとよ」 妖精「人生最高の罠を貼ってきます。仲良くあの世に送ってやるます」

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デストラップ妖精さんは死んだ、死にかけの冒険者さんを無駄にはしません。 妖精「えさですよー」 大抵は餌になったり。 妖精「いけにえですよー」 死にかけは生贄になったり。 妖精「カカシ罠つくりますよー」 罠の材料になったりします。 貴重品はダンジョンマスターに献上します。銀蝿禁止。

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今のところ、１ツイートが四コマになる感じで作れてるデストラップ妖精さん

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「あまりに完璧で進みすぎた罠は魔法と区別がつかない」という言葉があり、そんな罠を貼る妖精は、畏敬の念を込めて、ウィザードと呼ばれます。 「あ、あの人は…！」 「数々の冒険者を葬ってきた伝説の罠師…！」 「「ウィザードさんだ！」」 ウィザードさん（は、はずかしい…）

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剣と魔法の世界なのにね

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そろそろ、デストラップ妖精さんにも登場人物がちらほら