メリークリスマス　×　安田章大

りえこ @eighter_rieko83

安田章大 １ 帰宅すると、愛犬がサンタクロースになっとった。 〇〇「フラサンタ♡ かわいいでしょっ？」 「ねぇ～」とか「かわいいよぉ、フラちゃん」とかサンタコスの愛犬とめっちゃ戯れとる。 しまいには「はい、ダンナさん帰ってきたよ」と俺の腕へ。

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安田章大 ２ ダンナさんて…この前までカレシやったのに、レベルアップしとるやん(笑) 〇〇「もうごはんできるけど、 先にお風呂入る？」 安田「んー、オナカぺこぺこ やねーん。」 〇〇「じゃ、ごはんだね♪」

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安田章大 ３ 並べられた食べきれないほどの料理を前に「メリークリスマース♪」と乾杯。 ふとサンタを見ると、おいしそうにケーキ食べとる。 〇〇「ネット見て作ったんだよ？ 犬用ケーキ♪ おいしいのかなぁ？」

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安田章大 ４ 安田「おいしいんやろな？ めっちゃ食べとるもん♪」 それ聞いて満足そうに笑う彼女がかわいくてしゃーない。 そして、サンタはしっかり完食。 でもやっぱり俺は食べきれなくて。 安田「ごめんなぁ？残してもーて。」 〇〇「もーいーってば！」

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安田章大 ５ 〇〇「私が張り切りすぎた だけなんだから！」 笑顔で片付けをする彼女。 そぉかもしれんけど、せっかく作ってくれたのになぁ…。 あー、いくら食ってもオナカいっぱいにならんならえぇのに。 洗いものする彼女の横にいつものように並ぶ。

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安田章大 ６ 〇〇「座ってていいのにぃ。」 いつもこう言うけど、近くにおりたいんやん。 だからお風呂だって一緒に入りたいのに、恥ずかしいってずっと断られとる。 安田「なぁ？今日はえぇやろ？」 〇〇「え？何が？」 安田「お風呂♡」 〇〇「ダメダメダメ！」

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安田章大 ７ 安田「めっちゃ拒否るやーん。」 〇〇「お風呂はホント恥ずかしい！」 安田「クリスマスやのにぃ？」 〇〇「それは関係ないでしょ？」 安田「…ごはん残したからぁ？」 〇〇「もぉホントに怒ってないよ？ わかってるくせにぃ。」

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安田章大 ８ 安田「入浴剤も入れるやん、 見えへんってぇ！ なーなーえぇやろぉ？」 眉間にしわ寄せて、唇尖らせて考える彼女。 〇〇「じゃ…、10分後に 入ってきてくれる…？」 安田「うん！うん！」

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安田章大 ９ 一緒に入れるんやったら、それぐらいの条件のむよぉ！ 「絶対10分後だよ？」って念押しながら彼女がバスルームに消える。 そわそわしながら10分待つ。 怒られんの覚悟で早よ入ろかちょっとだけ悩んだけど、俺マジメやから、結局守っちゃうねんなぁ。 よし、10分経った！

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安田章大 １０ 安田「入るでぇ？」 そっとバスルームの扉を開けると真っ白な入浴剤のお湯に、埋もれるようにちっちゃくなっとる。 恥ずかしそうに口までお湯の中で、こっちを見ようとせん。 安田「もう洗ったん？」 そのままの体勢で首だけ縦に振る。 なんなんもーめっちゃかわえぇ♡

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安田章大 １１ 彼女がのぼせんように、急いで洗って、急いでお湯に浸かる。 向かい合って座ったら、やっとチラッとこっちを見た。 安田「なぁ？見えへんから 恥ずかしくないやろ？」 〇〇「…恥ずかしい…。」 安田「えぇー？」

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安田章大 １２ 安田「もっと恥ずかしいこと、 いっぱいしてるやろぉ♡」 〇〇「もぉー！」 真っ赤になってクルッと後ろ向いちゃう彼女。 でも、これって逆にチャンスー♪ 見えてない彼女にゆっくり手を伸ばして、そのまま抱きしめる。 〇〇「わっ…！」

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安田章大 １３ 安田「イヤなぁん？」 肩に顎乗せて、彼女の顔を覗き込む。 〇〇「わかってるくせにぃ…。」 本日２回目の台詞と、尖った唇。 かわいくてキスしたいのに、その唇に届かない。 しょうがないから肩、それから首にチュッとする。 〇〇「…っ！」

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安田章大 １４ ピクっと反応する彼女に、なんかスイッチ入ってもーた感じ♡ 今度は肩から首に向けて舌を滑らせる。 そしてたどり着いた耳をハムってしたり、舐めてみたり。 ビクッとさっきよりも大きな反応。 知ってるで？ 耳弱いもんな♡ だんだん彼女の体の力が抜けていく。

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安田章大 １５ そしてだんだん俺の体に、もたれかかってきた。 あ、これで届く…。 ちょうど首を横に向けて潤んだ目で俺を見上げる。 安田「もぉ、かわいいなぁ♡」 軽くチュッとキス。 顔を見たら顔赤くして上目遣い。 ハッとして「手ぇ見せてぇ？」と言った。

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安田章大 １６ 安田「うわ、指しわっしわ！ のぼせんうちに出よかぁ？」 〇〇「うん、先出て？」 安田「えぇー？まだあかん？ 恥ずかしい？」 〇〇「だって明るいから…シミとか まで全部見えちゃう…。」

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安田章大 １７ 安田「しみぃ？」 〇〇「アトピーだったから、その 後遺症…体にシミが…」 安田「そんなん気にしんといてぇ？ それは〇〇の個性やろ？」

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安田章大 １８ 安田「 俺そんなんで嫌いに なったりせーへんでぇ？」 〇〇「…しょーた…。」 安田「…一緒にお風呂入るとずっと 仲良しでおれるって聞いたこと あるけど、こゆことかもな？」

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安田章大 １９ 安田「一緒入らんかったら、その コンプレックス、知らんまんま やったかもやん？」 〇〇「んー…。」 安田「また一緒に入ろな？な♡」 〇〇「ん…考えとく(笑)」 安田「えぇーっ？！」

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安田章大 ２０ やっぱり恥ずかしいからっていう彼女を、大きなバスタオルごと抱きしめて改めて愛の告白をした。 「愛してんで♡」 ………MerryX'mas…………♡